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ハウルの動く城のソフィーがうざいと嫌われているのは優れた映画だから

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こちらの記事は、このような方に対して書いています。

ジブリ映画「ハウルの動く城」は、主人公ソフィーの成長を軸にしたラブストーリーです。

公開されて20年以上経っていますが、未だに根強い人気のある作品。

そんな映画「ハウルの動く城」の主人公ソフィーですが、「うざい」と一部の方に嫌われているようです(調査しましたが、ごく少数意見でした)。

ソフィーがうざいと嫌われている理由
  • 嘘をつく
  • ネガティブな発言が多い
  • 自己肯定感が低い
  • 図々しい
  • 声が苦手
  • 余計な事ばかりする

このような理由により、ハウルの動く城の主人公ソフィーは、うざいと一部の方に嫌われているようです(あくまでも100人にも満たない少数意見です)。

しかし、ソフィーがうざいと嫌われるのは、キャラクター設定や映像(キャラクター)の演技、倍賞千恵子さんの演技力など、映画「ハウルの動く城」が優れた作品である証拠でしょう。

なぜなら観客(あるいは視聴者)の感情を引き出しているからです。

多分、ソフィーをうざいと思われた方は、映画「ハウルの動く城」の世界に没入し、好きな登場人物に感情移入したのでしょう。

例えばカルシファーに感情移入したとします。

そして、その方がソフィーによって可哀想な立場になるカルシファーを見たとしたら、いかがでしょう?

きっと、その方は「ソフィーは余計な事ばかりする」とイライラするのではないでしょうか?

このように映画「ハウルの城」は、観客(あるいは)の感情――たとえ「うざい」とか「嫌い」という負の感情でも――を引き出すという点において、非常に優れた作品だと言えるという訳です。

そのような訳で、こちらの記事では「ハウルの動く城のソフィーがうざいと嫌われているのは優れた映画だから」と題して、ハウルの動く城を掘り下げて紹介します。

記事の内容
  • ハウルの動く城のソフィーがうざいと言われる理由
  • ソフィーが嫌われるのはハウルの動く城が優れている証拠
  • ハウルの動く城のソフィーは性格
  • ハウルの動く城はソフィーの成長物語

ハウルの動く城のソフィーがうざいと嫌われている6つの理由

ソフィーがうざいと嫌われている理由は、次の通りです。
  • 嘘をつく
  • ネガティブな発言が多い
  • 自己肯定感が低い
  • 図々しい
  • 声が苦手
  • 余計な事ばかりする

このような理由により、ハウルの動く城の主人公ソフィーは、うざいと一部の方に嫌われています(あくまでも100人にも満たない少数意見です)。

嘘をつく

ハウルの動く城の主人公ソフィーは、噓をつくため、一部の方にうざいと嫌われているようです。

劇中でソフィーは、自分のことを「魔女」と言ったり、サリマンに会いに来たのに「就職活動」と言ったりします。

このようにハウルの動く城の主人公のソフィーは噓をつくため、一部の方にうざいと嫌われているようです。

確かに平気で嘘をつく人は信用もできませんし、本当に怖い存在ですよね。嫌いになるのも当然かもしれません。

ただしソフィーの嘘は、人を陥れたり危害を加えるものではありません。

ソフィーが噓をつくのには、理由があると考えられます。

例えば荒地の魔女に嘘をついたのは、自分を守るためではないでしょうか?

ソフィーの立場になって考えてみて下さい。

自分に危害を加える人間に本心や事実を伝えるでしょうか? 荒地の魔女は自分に呪いをかけた張本人です。これ以上、危害を加えられたくないため、ソフィー嘘をつくのは当然でしょう。

また女の子に対するソフィーの魔女発言に関しては、子供の夢を壊したくない気持ちや否定することによって傷つけたくないという気遣いではないでしょうか?

マルクルに対しての魔女発言は、ふざけることによって子供(に見える)彼の(緊張している)気持ちを和らげたのかもしれません。

いずれにしても魔女発言に関して、ソフィーは魔女なので噓ではなく事実なのですが。

ネガティブな発言が多い

ハウルの動く城の主人公ソフィーは、ネガティブな発言が多いという理由で、一部の方にうざいと嫌われているようです。

劇中で、ソフィーは次のような発言をします。

「大丈夫よ。ハウルは美人しか狙わないもの。」

「あたしなんか美しかったことなんて一度もないわ!! こんなとこ、もういやっ!」

「あたしきれいでもないし、掃除くらいしかできないから……」

ソフィーは、このようなネガティブ発言をします。

そのため、一部の方から「自分の周りにいたら嫌だ。」とか「一緒にいても楽しくなさそう。」と言われているようです。

確かに周囲にネガティブ発言の多い人がいたら、一緒にいても楽しくありませんよね。

このようにハウルの動く城の主人公ソフィーは ネガティブ発言が多いという理由により、一部の方にうざいと嫌われているようです。

しかしソフィーの台詞を全て確認したところ、ネガティブ発言は言われるほど多くありませんでした。むしろ少ないくらいです。

ソフィーの弁護になりますが、先述の「あたしなんか美しかったことなんて一度もないわ!! こんなとこ、もういやっ!」に関して、自分より美しいハウルが美しくなければ、この世の終わりのように言えば、誰でも感情を露わにするでしょう。

またソフィーは、自らの容姿にコンプレックスを抱いています。その上、呪いによって老婆にされました。

気丈に振る舞っているソフィーですが、おそらく不安や悔しさなどの気持ちでいっぱいだと思います(老けたら、見た目なんて気にしなくていいという考えもありますが)。

それが、ハウルの発言で爆発しても不思議ではありません。

ソフィーの「こんなとこ、もういやっ!」というのも、ある意味ではポジティブ発言だと言えるでしょう。

自己肯定感が低い

ハウルの動く城の主人公ソフィーは、自己肯定感が低いため、一部の方にうざいと嫌われているようです。

実を言うと、ソフィーは後ろ向きで卑屈な性格です。

また自らの容姿にコンプレックスを抱いており、先述のようなネガティブ発言をすることもあります。

そのため、ごく一部の方から「卑屈っぽくて見ていてつまらない」とか「充分可愛いのになんでこんなに自分を醜いと思うの?」と言われているようです。

確かに美人が「自分は綺麗じゃない」と謙遜している様子を見ても、「いやいや、自分では綺麗だと思っているでしょう?」と思う時がありますよね。

それが酷い場合、うんざりする気持ちも分からないでもないかも。

このようにハウルの動く城の主人公ソフィーは自己肯定感が低いため、一部の方にうざいと嫌われているようです。

ただ先述の通り、ソフィーは自らの容姿にコンプレックスを抱いています。

しかし彼女は、しょっちゅうネガティブ発言をする訳でも、悲観的な気持ちで行動する訳でもありません。

図々しい

ハウルの動く城の主人公ソフィーは図々しいため、一部の方にうざいと嫌われているようです。

劇中で、ソフィーはカブ頭のかかし「カブ」にハウルの動く城を連れてくるように言ったり、ハウルの動く城に居座ったりします。

そんなソフィーの様子より、ごく一部の方は「図々しい」と感じ、うざいと嫌悪感を抱かれていてるようです。

確かにソフィーの様子を図々しく感じられるかもしれませんね。

しかしソフィーの立場になって考えてみると、獣や魔女が闊歩する荒野で野宿をするのはメチャクチャ怖いと思いました。

それにハウルの動く城を連れてくるように言ったのは、ソフィーは本気で言っている訳ではありません。

またハウルの城に居座る際、対価として洗濯や掃除をしています。

このように映画を冷静に見ると、そんなにソフィーは図々しくないのです。

声が苦手

ハウルの動く城の主人公ソフィーは、声が苦手という理由により、一部の方にうざいと嫌われているようです。

ソフィー役は、俳優の倍賞千恵子さん。倍賞千恵子さんは、映画公開時63歳でした。

そのため、ごく一部の方から「18歳のソフィーの声を倍賞千恵子さんが、演じるのは無理がある」とか「声が苦手」と言われているようです。

確かに役者と登場人物の年齢に差があると、そのように思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

このようにハウルの動く城の主人公ソフィーは声が苦手という理由により、一部の方にうざいと嫌われているようです。

その一方では、倍賞千恵子さんの演技や声を賛美する方は圧倒的に多いようです。

ところで、宮崎駿監督は制作段階で倍賞千恵子さんに直接「ソフィーには、人生を経験してきた人にしか出せない声が必要なんです」と伝えたそうです。

また宮崎駿監督は、「倍賞さんはキャラクターに人間らしい深みを与えることができる」と評価しており、彼女の声が映画全体の雰囲気を決定づける重要な要素だったと語っています。

つまり倍賞千恵子さんは、映画「ハウルの動く城」にとって必要不可欠だったという訳です。

本ブログの筆者も、宮崎駿監督と同じくソフィー役は倍賞千恵子さん以外にありえないと思います。

それに映画「ハウルの動く城」は、実写映画ではありません。

登場人物の声を年配の方が演じても構わないのです。それがダメなら「サザエさん」や「ルフィ」の声も――――

余計な事ばかりする

ハウルの動く城の主人公ソフィーは、余計なことばかりするため、一部の方にうざいと嫌われているようです。

劇中で、ソフィーは家のドアを何回も開け閉めしたり、勝手に大掃除をしたりします。

そのおかげでハウル達に迷惑をかけていました。

物語の終盤では、皆を危険に晒すという始末。

そんなソフィーの数々の行動より、一部の方から「余計なことばかりする」とか「迷惑なのでは?」と言われているようです。

確かにソフィーの行動を見て、そのように思うかもしれませんね。

このような理由により、余計なことばかりするため、一部の方にうざいと嫌われているようです。

ソフィーは老婆の姿が多いので、彼女の年齢が18歳であることを忘れがちになります。

そうなんです。まだソフィーは18歳なんですよね。

近年、成人年齢は18歳に引き下げられました。しかし世間一般的に18歳と言えば、まだまだ未熟で失敗の多い年齢です。

そのように考えると、ソフィーという登場人物が上手く表現されているのではないでしょうか?

ソフィーが嫌われるのはハウルの動く城が優れている証拠

ソフィーがうざいと嫌われるのは、キャラクター設定や映像(キャラクター)の演技、倍賞千恵子さんの演技力など、映画「ハウルの動く城」が優れた作品である証拠でしょう。

なぜなら観客(あるいは視聴者)の感情を引き出している――心を動かしているので、これも感動の一種――からです。

多分、ソフィーをうざいと思われた方は、映画「ハウルの動く城」の世界に没入し、好きな登場人物に感情移入したのでしょう。

例えばカルシファーに感情移入したとします。

そして、その方がソフィーによって可哀想な立場になるカルシファーを見たとしたら、いかがでしょう?

きっと、その方は「カルシファーが可哀想。何でソフィーは余計な事ばかりするんだ」とイライラするのではないでしょうか?

このように映画「ハウルの城」は、観客(あるいは)の感情――たとえ「うざい」とか「嫌い」という負の感情でも――を引き出すという点において、非常に優れた作品だと言えるという訳です。

ハウルの動く城のソフィーの性格

物語序盤におけるソフィーの性格は、次の通りです。

  • 自分の容姿にコンプレックスを抱いている
  • あかがね色の髪に自信をもてない
  • 長男や長女は出世できないという迷信にとらわれている
  • 自分で自分のことを決められない
  • 些細なことでビクビクする
  • 心を閉ざしている
  • 後ろ向き
  • 大胆

物語序盤のソフィーの性格は、このように設定されています。

余談ですが、これらの性格は劇中――映像や台詞――で説明されています。そのため、原作やジブリの資料を読む必要はありません。

大胆を除き、ソフィーの性格は物語の進行とともに変わります。

ハウルの動く城はソフィーの成長物語

ハウルの動く城は、「後ろ向きな性格のソフィーが、呪いによって老婆になったことをきっかけに、ハウルと行動を共にすることによって、前向きな性格になる」物語です。

それをハウルとのメロドラマ――ラブストーリーとして語られています。

そのため物語の序盤のソフィーは、自己肯定感が低くネガティブ発言をします。

そんなソフィーですから、ハウルに好かれるなんて微塵も思っていません。

ところが物語が進むにつれて、ソフィーの性格は前向きになり、物語終盤にはハウルに好意を伝えられるようになります。

まとめ

こちらの記事では、「ハウルの動く城のソフィーがうざいと嫌われているのは優れた映画だから」と題して、ハウルの動く城を掘り下げて紹介しました。

記事の要約
  • うざいと感じるのは心を動かされているため
  • ソフィーが嫌われるのはハウルの動く城が優れている証拠
  • 物語序盤のソフィーは後ろ向きな性格
  • ハウルの動く城は後ろ向きのソフィーが前向きになる物語

こちらの記事が、映画「ハウルの動く城」を楽しむきっかけになれば幸いです。

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