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良いこと悪いこと第2話の考察【ネタバレ注意】

本ページにはプロモーションが含まれています

 

  • 良いこと悪いことを考察したい
  • 良いこと悪いことの考察を読みたい
  • 良いこと悪いことの犯人を当てたい
  • 良いこと悪いことを楽しみたい

こちらの記事は、このような方に対して書いています。

本ブログの筆者も、「良いこと悪いこと」を視聴しています。

ドラマ「良いこと悪いこと」は、同級生の不審〇で始まるノンストップミステリーです。

ところで、ネット上では早くもドラマ「良いこと悪いこと」の犯人や森のくまさんの替え歌について様々な考察で溢れています。

そのような訳で、こちらの記事ではドラマ「良いこと悪いこと」第2話の考察(※ネタバレ注意)を紹介します。

記事の内容
  • 良いこと悪いこと第2話の考察
  • 良いこと悪いこと第2話で判明したこと
  • 良いこと悪いこと第2話で起きた事件

ネタバレになるおそれがあるため、こちらの記事はドラマ「良いこと悪いこと」第2話の視聴後にご覧下さい。

余談ですが、こちらの記事で紹介している内容は本ブログの筆者の妄想ではありません。こちらの記事で紹介している内容は、第2話(と第3話予告)で語られた事実を基に考察を積み重ねたものです。

そして、こちらの記事はAIに作らせたものではありません。すべて本ブログの筆者が執筆したものです。

余談ですが、下記のリンク先「良いこと悪いこと犯人は誰なのか予想考察【ネタバレ注意】」ではドラマ「良いこと悪いこと」で起きた1つ1つの事件に焦点を当てて、連続見立て▢人の犯人に迫っています。

詳しく知りたい方は、下記のリンク先「良いこと悪いこと犯人は誰なのか予想考察【ネタバレ注意】」をご覧下さい。

miscellaneous-blogs.com

――という訳で、こちらの記事によってドラマ「良いこと悪いこと」を楽しんでいただければ幸いです。

なお動画やブログで、本記事の内容を引用や参考資料として紹介される場合、必ず筆者に連絡の上、筆者の著作物であることを必ず明示して下さい。

万一、筆者に無断で記事の内容を紹介した場合、法的手段を執らせていただきます。

目次

良いこと悪いこと2話のメタ考察

ネット上にはドラマ「良いこと悪いこと」第2話に関して、一連の事件の犯人や動機などの考察で溢れかえっています(かく言う本ブログも、その中の1つなのですが)。

流石にそればかりでは面白くないので、この節ではドラマ「良いこと悪いこと」第2話を違う視点で考察することにしました。

  • 考察1:脚本のすごさ
  • 考察2:叙述トリック
  • 考察3:数字の暗号

これらについて、ドラマ「良いこと悪いこと」第2話を違う視点で考察します。

一見、こちらのメタ考察は劇中で起きている見立て▢人に関係ないと思われるかもしれませんが、大きく関わっています。

――――という訳で事件に関係ある考察を知りたい方は、こちらの記事の「良いこと悪いこと第2話の考察【ネタバレ注意】」をご覧下さい。

「良いこと悪いこと第2話の考察【ネタバレ注意】」では、第2話で判明した事実を基に様々なことを考察しています。

そのため、ドラマ「良いこと悪いこと」の考察が捗るはずです。ぜひご覧下さい。

第2話の考察1:脚本のすごさ

良いこと悪いこと第2話の脚本は、1つだけ神の視点の台詞があるものの総じて高クオリティだと感じました(もちろん、第1話も素晴らしい脚本です)。

その理由は3つあります。

  • 理由1:言葉選びの上手さ
  • 理由2:緻密さと巧妙さ
  • 理由3:曲による心情表現

これらの理由により、良いこと悪いこと第1話と第2話の脚本は総じて高クオリティだと感じました。

理由1:言葉選びの上手さ

良いこと悪いこと第2話の脚本のすごい点は、言葉選びの上手なことです(もちろん、第1話も言葉選びが上手です)。

例えばクラブでの園子と東雲、松井のやり取りは、あまりにも上手すぎて鳥肌がたったくらいでした。

▼クラブにおける3人のやり取り

登場人物名 セリフ
東雲 何でついてきたの?
園子 ん? 悪者をほっておけないから
松井 さすが。そうっすよね
東雲 バカ! 冗談で言ってんのよ
松井 えっ、そうなんですか?
東雲 まあ、いいけど

すごくないですか?

園子の「悪者をほっておけないから」は、笑美と違法薬物グループの元締めの両方にかかっているんですよね。

だから園子の事情を知らない松井には「違法薬物の元締めである城之内を野放しにできない」と聞こえ、そうではない東雲にはいじめの原因を作った笑美を皮肉っている――――つまり冗談に聞こえるようになっています。

その上、このやり取りは物語上の登場人物の役割をキッチリ表現できており、脚本のお手本と言っても過言ではないクオリティなのです。

▼クラブにおける3人の役割

登場人物名 役割
園子 クラブのシークエンスにおける主人公
東雲 クラブのシークエンスにおける主人公のバディ
バディは主人公を立てたり、視聴者の代弁をする役割
松井 クラブのシークエンスにおけるウエットブランケット
ウエットブランケットはバディ役を立てる役割

このやり取りのように、ドラマ「良いこと悪いこと」第2話では上手いと思える台詞が随所にあります。

そのため、良いこと悪いこと第2話の脚本はすごいという訳です。

ちなみに、この3人のやり取りと松井がお寿司をねだる場面は本作の真相を解く間接的なヒントになっています

理由2:緻密さと巧妙さ

良いこと悪いこと第2話の脚本のすごい点は、緻密さと巧妙です(もちろん、第1話も素晴らしい脚本です)。

実を言うと(第1話と)第2話には、見立て▢人の犯人を特定できる描写がいくつもあります。

その様は、まるで笑美を▢害する犯人のように大胆です。

しかし、その判断を鈍らせられるくらい他の登場人物数人にも犯行が可能であると思わされる描写もあります。

しかも、いずれの該当者も「少し頑張れば」見立て▢人を実行できる余地があり、動機に関しても「実はサイコパスでした」みたいな取って付けたようなお粗末なものではありません。

このように(第1話と)第2話の脚本は緻密に計算のもと、視聴者が真相を誤認するように巧妙に作られています。

そのため、良いこと悪いこと第2話の脚本はすごいという訳です。

余談ですが、この脚本の緻密さと巧妙さを考えると、視聴者の反応によってドラマ「良い事悪いこと」の結末や一連の事件の犯人が変わるかもしれません。

理由3:曲による心情表現

良いこと悪いこと第2話の脚本のすごい点は、曲による心情表現です(もちろん、第1話も素晴らしい脚本です)。

本作の第2話では、笑美の心情の変化をモーニング娘の「I WISH」で表しています。

ご存知の通り、登場人物の心情をBGMで表すのは、映画やドラマなどで昔からよく使われる手法です。

ところが本作の場合、登場人物である笑美に「I WISH」を2回歌わせて心情の変化を表しています。

本ブログの筆者は、約45年以上もの間に数えきれないほどの映像作品を観てきましたが、本作第2話のように同じ楽曲を2回歌わせて登場人物の心の変化を表している作品をあまり見たことがありません。

しかも1回目の歌唱と2回の歌唱の違いによって、笑美の心情の変化が手に取るように分かるは本当に素晴らしいと思いました。

結論

良いこと悪いこと第2話の脚本は、1つだけ神の視点の台詞があるものの総じて高クオリティだと感じました(もちろん、第1話も素晴らしい脚本です)。

その理由は3つあります。

  • 理由1:言葉選びの上手さ
  • 理由2:緻密さと巧妙さ
  • 理由3:曲による心情表現

これらの理由の相乗効果によって欠点を帳消しにするだけでなく、良いこと悪いこと第2話の脚本を総じて高クオリティだと感じました(秀作以上であることは間違いないはずです)。

ところで、スペシャルインタビューによって、第1話放送前の時点で「良い事悪いこと」の脚本は第9話以降完成していないことが明かされています。

つまり、事と次第によっては「良い事悪いこと」の結末や一連の事件の犯人が変更される可能性があるのです。

これは昨今のドラマ制作事情、そして緻密かつ巧妙な第1第と2話の脚本を考えると有り得る話です。

このような可能性もあり得るので、犯人を特定するのではなく候補者を選出する程度にとどめておいた方が良いかもしれません。

その方が、怒りや心的ダメージは少なくなると思うので。

第2話の考察2:叙述トリック

ドラマ「良いこと悪いこと」は、叙述トリックを使っていると考えられます。

その根拠は(第1話と)第2話の脚本です。

先述の通り第2話のクラブでは、園子の台詞によって東雲と松井解釈が異なりました。

このように視聴者(あるいは読者)の先入観や思い込みを利用し、一部の描写をわざと伏せたり曖昧にぼかしたりすることで、作者が視聴者(あるいは読者)に対してミスリードを仕掛けるトリックのことを叙述トリックと言います。

この叙述トリックを使った表現が、ドラマ「良いこと悪いこと」の随所に使われています。

今思えばドラマのタイトルの「い」と「こ」より、推測できる「見方によって物事の見え方が変わる」というメッセージは、ドラマ「良いこと悪いこと」に叙述トリックが使われているヒントだったのかもしれませんね。

余談ですが、ドラマタイトルの考察を詳しく知りたい方は、下記のリンク先「良いこと悪いこと第1話の考察【ネタバレ注意】」をご覧下さい。

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それはさておき、この叙述トリックは非常に厄介なものなのです。

先述の通り、叙述トリックは視聴者(あるいは読者)を意図的にミスリードさせるために使われるものです。

つまり叙述トリックに気付かなければ、ドンドンあらぬ方向にミスリードされてしまうのです。

たとえ叙述トリックに気付いたとしても、作品を注意深く視聴したり読み進めたりしなければ真相に辿り着けません。

要するに叙述トリックを暴くには、かなり神経を使うのです。

どおりで他のミステリードラマと違って、犯人予想の結果が割れるはずです。

しかも、この叙述トリックを上手く使えば、万一結末や犯人を変えることになったとしても取って付けたようなことにはなりません

だから制作陣は、したり顔で後出しじゃんけんできる――――我々視聴者は連続見立て▢人の真相を暴きにくくなるという訳です。

いやあ、参りましたね。

第2話の考察3:数字の暗号

良いこと悪いこと公式サイトのキービジュアルは、13人の出演者の画像で作られています。

ところで、その13人は写真を持っているのですが、どうやら写真の日付の部分は暗号になっているようです。

▼各出演者の写真の数字

出演者名 写真の数字
剛力彩芽 2004 10 6
工藤阿須加 2004 10 44
松井玲奈 2004 10 33
水川かたまり 2004 10 5
深川麻衣 2004 10 4
森本慎太郎 2004 10 55
戸塚純貴 2004 10 5
新木優子 04 10 66666"
間宮祥太朗 2004 10 5
木村昴 2004 10 4
藤間爽子 200410 888
稲葉友 1024 10 118
森優作 2004 10 000

このように写真の日付の部分は暗号になっています。

暗号の解読方法は下記の通りです。

  1. 出演者を五十音順に並べ替える
  2. 日の数字をトグル入力する
  3. 文字を控える
  4. 出来上がった文章を読む

上記が、暗号の解読方法です。

しかし、この手順では完璧に暗号を解読できません(それでも文章を理解できます)。

深川さんは「た」になりますし、稲葉さんに関してはトグル入力すらできないのです。

そのため、この2名については暗号をトグル入力できるように数字に変換する作業が必要になります。

2つの暗号の変換方法は下記の通りです。

▼2つの暗号の変換方法

出演者名 変換方法
深川麻衣 2つのグループに属すため2を1回
または20-04-10-4=2なので2を1回
稲葉友

「1024 10」より2^10が連想され数学を用いることが分かる
118 =1^2+6^2+9^2=3^2+3^2+10^2なので2を3回

上記の手順で取得した2文字と残りの11文字を使えば、完璧に暗号を解読できます。

ちなみに正解は「ぼくたちはなかよしななにん」です。

ところで、レトロスナック「イマクニ」のコースターを同じ方法で解読できます。

コースターには円周を含めて3つの円があり、これをゼロに置き換えると「000」、つまり「ん」になります。

次に「IMAKUNI」の終わりに「ん」を加え、「IM」と「AKUNIん」を切り離すと「IM AKUNIん」に。
果たして、これは偶然なのでしょうか? それとも――――

ところで、ポスタービジュアルの暗号の解読方法について詳しく知りたい方は、下記のリンク先「良いこと悪いことポスタービジュアルの暗号解読方法完全版!」をご覧下さい。

下記のリンク先「良いこと悪いことポスタービジュアルの暗号解読方法完全版!」をご覧いただくと、本ブログの筆者が「どのようにして」ポスタービジュアルの暗号を完全に解読したのかも分かります。

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考察材料:良いこと悪いこと第2話で判明したこと

「良いこと悪いこと」第2話で明かされた情報は下記の通りです(順不同)。

  • 園子は転校生だった
  • 笑美は園子のザ・ドッグを盗んだ
  • 笑美は園子を陥れた
  • 高木は園子に謝罪を要求した
  • 笑美は園子のザ・ドッグを捨てた
  • 桜井は重傷である
  • 笑美は園子に対して悪いと思っていない
  • 小山は帰国していた
  • 6人組全員の夢が明らかになった
  • 笑美の彼氏は違法薬物の元締めである
  • 2つの事件を警察は事故と判断している
  • 高木と園子は笑美に接触した
  • 高木は小山と再会した
  • 笑美は彼氏の所持する違法薬物を見た
  • 東雲と松井は違法薬物を取材している
  • 松井が園子に寿司をねだる
  • 替え歌は、小山が作ったものだった
  • 事件について小山は桜井から聞いていた
  • 笑美は園子に違法薬物の証拠を渡した
  • 替え歌の順番で事件が起きている
  • 笑美が襲われた

上記が、「良いこと悪いこと」第2話で明かされた情報です。

他にも「良いこと悪いこと」第2話で明かされた情報はありますが、全てを記載していません。悪しからずご了承下さい。

良いこと悪いこと第2話の考察【ネタバレ注意】

先述の、良いこと悪いこと第2話で明らかになった情報を基に下記について考察します(順不同)。

  • 2話の考察1:いじめの経緯
  • 2話の考察2:笑美▢害の理由
  • 2話の考察3:小山の帰国理由
  • 2話の考察4:事故にする警察上層部
  • 2話の考察5:鈍感な園子
  • 2話の考察6:詰めの甘い園子
  • 2話の考察7:宇都見の正体
  • 2話の考察8:松井さん
  • 2話の考察9:違法薬物事件
  • 2話の考察10:替え歌の順番
  • 2話の考察11:笑美の▢害
  • 2話の考察12:標的の所在の知り方
  • 2話の考察13:標的の夢を知る人物
  • 2話の考察14:園子に連絡した高木

上記について、こちらの節で考察します。それぞれの考察について詳しく知りたい方は、該当する見出しの内容をご覧下さい(読みたい時に読みたい部分を読んで下さい)。

2話の考察1:いじめの経緯

園子がいじめられるまでの経緯をまとめてみました。

  1. 園子が鷹里小6年1組に転校する
  2. 園子は笑美の後ろの席になる
  3. 園子は笑美のザ・ドッグに気付く
  4. 笑美は園子のザ・ドッグを認知する
  5. 笑美は園子にザ・ドッグを外してと言う
  6. 笑美は園子のザ・ドッグを盗む
  7. 園子はザ・ドッグが無いことに気付く
  8. 園子は笑美の机内のザ・ドッグに気付く
  9. 園子は笑美にザ・ドッグを返してと言う
  10. 笑美は園子にドロボー扱いされたと騒ぐ
  11. 高木は園子に謝罪を要求する
  12. 園子は笑美に謝罪する
  13. 笑美は園子のザ・ドッグを捨てる
  14. 笑美は園子をドロボーと笑いものにする
  15. 園子はペンケースを探す
  16. 園子は倉庫に入る
  17. 倉庫の扉は開いたままである
  18. 園子は倉庫でペンケースを見つける
  19. ボブカットの女子が倉庫の扉を閉める
  20. 園子は閉じ込められ助けを求める
  21. 武田が倉庫の異変に気づく
  22. 6人組は倉庫内に園子がいることを知る
  23. 高木は倉庫の扉を蹴る
  24. 6人組は倉庫の扉を叩いて騒ぐ
  25. 園子のあだ名が「どの子」になる
  26. 園子は6人組にいじめられるようになる

このような経緯で、園子はキングたちにいじめられるようになったと考えられます。

この経緯よりキングが倉庫の扉を蹴ったのは、笑美をドロボー扱いした園子を快く思ってなかったことも推測できます。

2話の考察2:笑美▢害の理由

良いこと悪いこと第2話で、笑美が▢害されました。

仮に笑美の▢害理由が、園子のいじめを原因とする怨恨でないとします。

この場合、なぜ犯人は彼女を▢害したと思われますか?

例えばレトロスナック「イマクニ」で、絵になぞらえて連続見立て▢人が起きていることを犯人が知ったからでしょうか?

それとも笑美が彼氏の城之内の悪事を知ったため、犯人によって▢害されたのでしょうか?

これらは、考えられる可能性に過ぎず確証もありません。

しかし第3話以降で城之内が〇亡した場合、後者の可能性は高くなります。

それとは逆に、小山が「イマクニ」に行った後に▢害された場合、前者の可能性は高くなります。

つまり笑美の▢害された理由は、連続見立て▢人事件の動機を知る上で重要なことなのです。

あなたは、この件をどのように思われますか?

2話の考察3:小山の帰国理由

良いこと悪いことの公式サイトに、掲載されている第3話のストーリーによると、小山の帰国理由は新規事業のPRです(もしかすると第3話で別の理由が明かされるかもしれません)。

ところで小山の帰国を基に推理すれば、22年過ぎた今になって連続見立て▢人の始まった理由を説明することができます。

良いこと悪いことの劇中で起きている連続見立て▢人の標的は、園子をいじめていた高木ら6人組でしたよね?

ところが、小山はアメリカで暮らしているため、犯人は彼を▢害できません

そのため、犯人は22年間連続見立て▢人を実行できなかったという訳です。

裏を返せば、小山の帰国を知った犯人は、ようやく連続見立て▢人を実行できるということになります。

このように考えると、22年過ぎた今になって連続見立て▢人が始まった理由を説明できます。

しかし、この推理は完璧ではありません。

なぜなら犯人が渡米すれば済む話だからです。

犯人が渡米し小山を▢害すれば、連続見立て▢人は成立するので22年間も待つ必要がありません。

だから、この推理は完璧ではないのです。

そんな穴のある「この推理」ですが、別の可能性も示しています。

しかも、その可能性は「いくつ」もあります。

例えば小山が帰国せず犯人が渡米できない場合、犯人は小山を▢害できませんよね?

この場合、犯人は連続見立て▢人を実行できない――――つまり、この▢人計画は破綻しているのです。

それならば、犯人は何をするのでしょうか? また連続見立て▢人は、本当に6人全員を▢害する計画なのでしょうか?

2話の考察4:事故にする警察上層部

良いこと悪いこと第2話で、武田と桜井の事件を警察の上層部が事故扱いしようとしていることが判明しました。

この件について、ネット上では「小山、あるいは権力者が圧力をかけている」と言われているようです。

確かに一理あります。

ただ、良いこと悪いことの劇中では不法薬物事件も起きており、反社会的勢力が関係しているようです。

このことを考えると、警察上層部は武田と桜井の事件を解決することによって、それらよりも規模の大きい事件を解決できないため、彼ら2人の事件を事故として処理しようとしているのではないでしょうか?

2話の考察5:鈍感な園子

良いこと悪いこと第2話では、松井の思惑を察せない園子が描かれました。

これは探偵役としては、とても致命的な欠点です。

また鈍感な園子が描かれたことにより、彼女が犯人の思惑に騙されていると考えられます。

本作において園子は、主人公のバディ役――――我々視聴者の代弁者です(だから彼女が見立て▢人に関して推理を披露しているのです)。

つまり、我々視聴者も犯人の思惑に騙されていると考えた方が良いでしょう。

2話の考察6:詰めの甘い園子

良いこと悪いこと第2話では、園子の詰めの甘さが描かれました。

笑美がザ・ドッグを盗んだ証拠を得ながらも、園子は笑美の策略にまんまと引っかかり、自分の立場を悪くしています。

このことより、彼女の推理も詰めが甘いと考えられるのです。

つまり園子の推理を信じ過ぎると、我々視聴者は肝心なところで誤った判断をする恐れがあるということです。

そのため、彼女の推理を鵜吞みにしない方が良さそうです。

ところで、この読みが当たっているなら園子は犯人によって窮地に追いやられるかもしれません。

例えば連続見立て▢人の犯人に仕立て上げられるとか。

2話の考察7:宇都見の正体

「しがない公務員」と本人が言っていることより、宇都見の正体は警察官だと考えられます。

もちろん、「しがない公務員」だけで警察官だと決めつけるのは良くありません。

しかし、ドラマ「良いこと悪いこと」では、連続見立て▢人以外に違法薬物事件も起きています。

このことを併せて考えると、宇都見が「イマクニ」に毎日のように半年も通っているのは捜査である可能性もあり得る話です。

そのため、宇都見の正体は警察官だと考えても良いのではないでしょうか?

2話の考察8:松井さん

松井は園子と東雲のどちらに好意を抱いているんでしょうね。

第2話開始11分57秒から12分15秒までの松井の面持ちを見る限り、彼が好きな相手は東雲だと考えられます。

一方、お寿司をねだる際の松井の表情には何の感情も窺えません。

つまり、全く意識をしていない園子だから寿司をねだれるという訳です。

裏を返せば、松井は好意を抱いている東雲をデートに誘えないのです。

そのため、松井は園子を出に使って東雲を誘うとしたのではないでしょうか?

だから園子に「しのに、おごってもらいなさいよ」と言われた際、彼は「そこは察してくださいよ」と言ったのです。

それにしても、この一連のやり取りは、園子が鈍感であるとやドラマ「良いこと悪いこと」に叙述トリックが使われている可能性を見出せる良いものでした。

2話の考察9:違法薬物事件

良いこと悪いこと第2話では、違法薬物事件について描かれました。

ただ第2話で明らかになったのは、違法薬物の元締めは笑美の彼氏であることだけです。

それ以外のこと――――薬物の仕入れ先や反社会的勢力との関係などは判明していません。それ以前に、違法薬物事件は解決していません。

果たして、違法薬物事件には「どのような背景」があるのでしょうか(第1話と第2話より、ある程度は想像つきますが)?

※2025年10月23日追記
もしかすると、第3話で海に浮かんでいるのは、違法薬物の元締めの城之内かもしれないですね。

2話の考察10:替え歌の順番

良いこと悪いこと第2話より、森のくまさんの替え歌に「あだ名」が登場する順番で事件が起きていることが判明しました。

まあ、この件については第1話視聴後に本ブログでも記事「良いこと悪いことの森のくまさん替え歌【登場順は狙われる順番?】」で言及していますし、ネット上でも順番通りに▢害されるという考察で溢れています。

つまり替え歌の順番については、誰でも予想できる程度のものだということです。

だから第2話で替え歌の順番が明かされても全然目新しさがない――――と言うよりも、視聴者の予想通りに事が運び過ぎているように思いました。

ところで下記のリンク先「良いこと悪いことの森のくまさん替え歌【登場順は狙われる順番?】」では、森のくまさんの替え歌について様々な考察をしています。

例えば森のくまさんの替え歌を知らなくても、あだ名の登場する順番通りに▢害できるという考察もあります。

替え歌の考察について詳しく知りたい方は、下記のリンク先「良いこと悪いことの森のくまさん替え歌【登場順は狙われる順番?】」をご覧下さい。

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2話の考察11:笑美の▢害

第2話の終盤で、犯人によって笑美は▢害されました。

あまりにも唐突の出来事だったので、驚かれた方は多いでしょうね。

それにしても笑美の▢害は、武田の時よりも場当たり的な印象が否めませんね。

なぜなら堂々と▢害が行われたからです。

笑美の▢害現場は決して人通りが多いとは言えませんが、多くの店が軒を連ねており「そこそこ」明るい場所です。

いくら事故に見せかけるとしても、そのような場所で▢害するのは控えるのではないでしょうか(これは、大勢の人が集まるクラブでも同じことが言えます)?

一応、犯人は黒い傘を差し、路上駐車中の車の陰に隠れて犯行に及んでいます。

しかし、それでも大胆な犯行です(それでも予めクラブに忍び込み、スポットライトに細工をして、笑美を事故に見せかけて▢害するよりもリスクは少なく安全です)。

それでは、なぜ犯人は「あの場所」で笑美を▢害したのでしょう?

多分、「あの時」、「あの場所」が犯人にとって都合良かったのだと考えられます。

先述の通り、笑美の▢害された場所は明るく人目のつきやすい場所です。

ところが、道には路上駐車している車によって、犯行を目撃されるおそれを軽減できます。

また、笑美は歩みを止めていました。

しかも笑美は傘を差し「みんなの夢」を見ており、彼女に気取られず犯行に及ぶことが可能です。

このように考えると、場当たり的だった笑美の▢害の印象が変わります。

――――笑美の▢害現場に「ビッグエコー」の看板があったことや笑美が「黄色い傘」を差して歩みを止めていたことより、もしかすると笑美は「犯人」と「あの場所」で待ち合わせしていたのかもしれませんね。

いやあ、まさかねえ。

ところで、笑美▢害について詳しい考察を読みたい方は、下記のリンク先「良いこと悪いことのニコちゃん事件の考察:ネタバレ注意」をご覧下さい。

下記のリンク先「良いこと悪いことのニコちゃん事件の考察:ネタバレ注意」では、笑美▢害より連続見立て▢人の犯人を絞り込んでいます。ぜひご覧下さい。

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※2025年10月23日追記

やはりクラブで▢害するよりも、あの場所で▢害する方が犯人にとってリスクが少なかったのかもしれません

つまり、クラブで事件を起こすことにより、警察がクラブを調べられることを犯人は恐れたのではないでしょうか?

だから、6人組の夢の絵で一番再現しやすいスポットライトによる見立て▢人を犯人は実行できなかったのかもしれません。

ううむ、考え過ぎでしょうか?

2話の考察12:標的の所在の知り方

第2話では、笑美の前に犯人が現れます。

ところで、犯人は笑美の居場所を「どのようにして」知ったのでしょう?

一見、犯人が笑美を尾行していたように思えます。

ところが、犯人は笑美の進行方向から現れました。

そのため、犯人が笑美を尾行していたとは考えにくいのです。

「尾行していたけど、笑美の進行方向に回り込んだじゃない?」

一理あります。

しかし、笑美が歩いてきた道では雨が降っていませんでしたよね?

ところが、笑美の前に現れた犯人は既に傘を差していました。

このことより、犯人の現れた方向から笑美に向かって雨雲は移動していたと考えられます。

つまり犯人の現れた方向では既に雨が降っていたため、彼(あるいは彼女)は傘を差していた――――犯人は笑美を尾行していなかったと考えられるという訳です(ただ、尾行中に傘を取得した可能性もあります)。

そして、犯人は笑美の居場所を「どのようにして」知ったのかという疑問に至るのです。

いいえ、笑美だけではありません。

犯人は、武田や桜井、そして笑美の居場所を「どのようにして」知ったのでしょうか?

裏を返せば、標的である彼らの居場所を知り得た人物こそ、連続見立て▢人の犯人ということになります。

そして第1話と第2話で与えられた情報より、犯人に該当する人物は2人しかいません。

それはピーとピーで、武田の▢害方法よりピーということになります。

まだ確定ではありませんが、第3話で頭の良い小山が▢害された場合ピーが犯人である可能性は濃厚になります。

2話の考察13:標的の夢を知る人物

見立て▢人の犯人がタイムカプセルを掘り起こしていないと仮定した場合、第2話終了時点で標的全員の「みんなの夢」を知る人物は下記の通りです。

  • 猿橋園子
  • 高木将
  • 小山隆弘

上記が、見立て▢人の犯人がタイムカプセルを掘り起こしていないと仮定した場合の第2話終了時点で標的全員の「みんなの夢」を知る人物です。

しかし、小山はタイムカプセル掘りに参加していませんでした。

そのため、武田と桜井の夢を知らなかったので小山を除外します。

そうなると、第2話終了時点で標的全員の「みんなの夢」を知る人物は「園子」と「高木」の2人になります。

つまり、園子と高木のいずれかが見立て▢人の犯人になるという訳です。

ただ見立て▢人の犯人が、武田と桜井の夢を▢害現場で知った可能性もあります。

この場合、笑美の夢を知り得た人物を犯人候補に加える必要があります。

笑美の夢を知り得た人物は、下記の通りです。

  • 今國一成
  • 宇都見啓
  • 丸藤萌歌

上記が、笑美の夢を知り得た人物です。

要するに、見立て▢人の犯人がタイムカプセルを掘り起こしていないと仮定し、見立て▢人の犯人が武田と桜井の夢を▢害現場で知ったとすると、園子と高木、そして今國、宇都見、丸藤の5名が見立て▢人の犯人候補になるという訳です。

2話の考察14:園子に連絡した高木

良いこと悪いこと第2話の終盤、高木は替え歌の順番通りに、見立て▢人が行われていることに気づきました。そして次に狙われる人物が、笑美だと確信した彼は園子に連絡します。

それを見て「あれ、何で笑美に連絡しないの?」と思われたかもしれません。

確かに一理あります。

実を言うと第2話では、高木が笑美の連絡先を知っているのかどうか曖昧な表現になっています。

▼第2話での笑美に関する高木の行動

時間 内容
開始9分14秒 高木は繋がっている人物たちを介し、狙われている3人に連絡を取ると言う
開始12分35秒 笑美と連絡がつき、彼女に絵を届けることになったことを高木は園子に報告している
開始29分27秒 高木は笑美の働く店に行っている
「いや、電話で言おうかとも思ったんだけど」と高木は言っている
開始42分50秒 高木は替え歌の順番通りに仲間が被害を受けていることに気付く
開始42分52秒 高木は園子に電話をする
そして高木は「笑美を捜す」よう園子に指示をする
開始43分09秒 高木は、上着をとり自宅を飛び出しつつ電話を切る

そのため、この件に関し人によって解釈が変わるのです。

上記の一覧の通り、高木は笑美に電話連絡しようとしていたことをほのめかしています。

しかし初めて笑美に連絡する際、繋がっている人物たちも彼女の連絡先を知らず、高木は彼女の店に連絡あるいは訪問したのかもしれません(第2話開始6分15秒に、高木は笑美の勤め先を園子から聞いています)。

そのため第2話開始29分27秒の時点で、高木は彼女の電話番号を知らなかった可能性もあるのです。

一方、高木が笑美の電話番号を知っていた場合、彼の犯人説が浮上します。

つまり園子との通話を切った後、笑美に電話連絡し居場所を聞き出せば、高木は笑美を▢害できるのです。

けれども、この手段の場合電話に通話記録が残ってしまい、よほど上手く電話で会話しない限り高木は犯人として疑われてしまいます。

また高木が犯人だとしても、替え歌の順番に気付いた途端に慌てて笑美を捜し▢す必要はありません(高木の滞在、あるいは▢害日程が関係している可能性も考えられますが)。

この理由を説明できない限り、高木犯人説を推すのは難しいでしょう(羽立が替え歌を覚えていた場合、笑美と小山の▢害順番が入れ替わることによって事件の動機を知られるおそれがあるのかもしれません)。

しかし慌てて笑美を▢害する理由が見つかった時、これまで見て来たもの全てが一変するので心の準備をしておいて下さい。

※2025年10月29日追記

先述の「替え歌の順番に気付い途端に高木が慌てた」理由を説明します。

高木は替え歌の順番通りに、仲間が▢害されていることに気付いたのではありません

ボードに貼られたニコちゃんの夢を見て、高木は彼女の▢害方法を思いついたのです。

そしてニコちゃんを放っておくと、いつ彼女が秘密を漏洩するか分かりません。

そのため、急いでニコちゃんを▢害しに行ったという訳です。

その一方で自分が犯人だと思われないため、高木はニコちゃんに連絡するよりも先に園子に電話したのです。

要するに、ニコちゃんが高木に秘密を知っていることを言わなければ▢害されずに済んだという結論に至ります。

裏を返せば、これが武田の▢害された理由と桜井の生存している理由です。

余談ですが、小山の▢害未遂は別の人物による犯行です。

これは、武田▢害からニコちゃん▢害まで急ピッチで事件が起きていたのに、ニコちゃん▢害以降7日も間があったことより分かります(たぶん高木は「▢害せず小山に危害を加える方法」を見つけられなかった、もしくは小山に危害を加えるのを躊躇っていたのでしょう)。

そして高木の肩にガラス片が落ちたことより、別の人物は彼を▢害するつもりがなかったことも分かります(ガラスを落とした犯人の動機は、事件を起こすことだと考えられます)。これが、小山の生存している理由です。

まとめ

本記事では、「良いこと悪いこと」第2話の考察を紹介しました。

記事の要約
  • 良いこと悪いこと第2話の考察
  • 良いこと悪いこと第2話で判明したこと
  • 良いこと悪いこと第2話で起きた事件

なお本記事が、「良いこと悪いこと」を楽しむきっかけになれば幸いです。

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