- 「パラレル夫婦」は面白いの?
- 「パラレル夫婦」の犯人は誰?
- 「パラレル夫婦」の犯人を考察したい
- 「パラレル夫婦」の犯人を知りたい
本記事は、このような方に対して書いています。
本ブログの筆者も、「パラレル夫婦」の犯人が気になりました。
多分、「パラレル夫婦」の犯人は、服部大洋だと思います(本記事の考察は当たっていました。考察通り、犯人は服部大洋でした)。
メタ考察をしても、劇中で明かされた事実を基に推理しても、服部大洋が犯人になりました。
少なくとも「パラレル夫婦」第4話の「なつめ」を襲撃した犯人は、服部大洋で間違いないでしょう。
そのような訳で、こちらの記事では、ドラマ「パラレル夫婦」の犯人の考察を紹介します。
- 「パラレル夫婦」の犯人は服部大洋【結果:当り】
- 「パラレル夫婦」の犯人のメタ考察
- 「パラレル夫婦」の犯人の推理
- 「パラレル夫婦」の犯人は服部大洋【結果:当り】
本記事によって、ドラマ「パラレル夫婦」を楽しんでいただければ幸いです。
ところで、「パラレル夫婦」第1話から最終話(第12話)までの感想を読みたい方は、下記のリンク先「『パラレル夫婦』第1話から最終話(第12話)までの感想【ネタバレ注意!】」をご覧下さい。
なお動画やブログで、本記事の内容を引用や参考資料として紹介される場合、必ず筆者に連絡の上、筆者の著作物であることを必ず明示して下さい。
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- まとめ
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「パラレル夫婦」の犯人は服部大洋【結果:当り】
「パラレル夫婦」事件編の犯人は、服部大洋だと考察しました。
その理由は、下記の通りです。
- プライベート時、なつめと幹太が接触したのは服部大洋だけである
- なつめと幹太を襲う動機がある
- 出勤前に、なつめと幹太を見張る負担が少ない
- なつめと幹太の出勤時刻を把握しやすい
- なつめと幹太の帰宅時刻を把握しやすい
- なつめと幹太を職場から尾行する必要はない
- 尾行を気づかれるというリスクはない
- ヒールを履いたなつめと同じ身長になるのは、服部大洋である
- なつめを襲撃した際、服部大洋にはアリバイがない
上記の理由により、「パラレル夫婦」事件編の犯人は、服部大洋になります。
もしも服部大洋でない場合、彼の家族――――妻あるいは息子が犯人だと考えられます。
「パラレル夫婦」の犯人のメタ考察
メタ考察により、「パラレル夫婦」事件編の犯人は、服部大洋になります。
その理由は、2つあります。
1つは、三幕構成のウェンデル・ウェルマンの「出会いと挨拶」です。もう1つは、ノックスの十戒です。
これら2つの理由により、「パラレル夫婦」事件の犯人は服部大洋になると言う訳です(もしも外れていたら、ゴメンなさい)。
ところで、それぞれの詳しい考察を知りたい方は、下記のそれぞれの見出しをご覧下さい。
ウェンデル・ウェルマンの「出会いと挨拶」による考察
三幕構成には、ウェンデル・ウェルマンの「出会いと挨拶」というイベントがあります。
「出会いと挨拶」とは、セットアップの段階 (3分から10分)で、主人公が敵対者とプライベートで出会うケースのことです。
そして、プライベート時のなつめ夫婦の出会った人物は、服部大洋以外にいません(丸山耕介は、なつめとしか会っていません)。
ところで、 ウェンデル・ウェルマンの「出会いと挨拶」を必ず守る必要はありません(つまり、敵対者と出会わない場合もあります)。
しかし、本作は「ラブ&ミステリー」を謳っています。
そのため本作の場合、ノックスの十戒を満たす必要があるのです。
なぜならミステリーとして下作になるからです。
ミステリーを名乗るには、ノックスの十戒というルールを遵守しなければなりません。
ノックスの十戒を満たしていない場合、フェアではなくなるため、ミステリーとして認められなくなります。
そのため、ミステリーを謳っている「パラレル夫婦」は、ノックスの十戒を満たす必要があるのです。
そして、その都合により本作はウェンデル・ウェルマンの「出会いと挨拶」も順守しなければならないという訳です。
ノックスの十戒による考察
ノックスの十戒には、「犯人は、物語の当初に登場していなければならない。ただしその心の動きが読者に読みとれている人物であってはならない」というルールがあります。
しかし、ノックスの十戒を厳守する必要はありません。
ただし、「パラレル夫婦」はドラマである以上、脚本のルールを守る必要があります。
なぜならドラマとして下作になるからです。
日本には、脚本作りのルールを無視したドラマが沢山あります(批判になる恐れがあるので、ドラマの例を記述しません。悪しからず)。
しかし、それらの多くは物語上破綻しており、大衆受けしていない印象です。
つまり、面白いと思われるドラマを作る際、脚本作りのルールを守る必要があります。
そのルールの中には、先述のウェンデル・ウェルマンの「出会いと挨拶」も。
何を言いたいのかというと、ウェンデル・マンの「出会いと挨拶」を守ると、必然的にノックスの十戒も守ってしまうのです。
そして、両方のルールを満たしている登場人物は、服部大洋以外にいません(丸山耕介は、なつめとしか会っていません)。
そのため、「パラレル夫婦」事件の犯人は、服部大洋になるという訳です。
もう一度記しておきますが、別にノックスの十戒を厳守する必要はありません。
しかし作品の終わりの方で伏線もなく、ポッと出てきた登場人物が犯人だった場合、多くの方は「なんだ、それ!」と思われるでしょう(場合によっては、炎上するかもしれませんね)?
つまり、そういう事です。
「パラレル夫婦」の犯人の推理
下記を基にして、「パラレル夫婦」事件編の犯人を推理しました。
- 動機がある
- スケジュールを把握していた
- なつめと幹太を監視しやすい
- 待ち伏せする必要がない
- なつめの襲撃者の身長に近い
- アリバイがない
上記を基にして推理したところ、「パラレル夫婦」事件編の犯人は服部大洋になりました。
動機がある
服部大洋には、なつめと幹太を襲う動機があります。
服部大洋の家庭は上手くいっておらず、なつめと幹太の夫婦を羨ましく思っているのではないでしょうか?
また、なつめと幹太のSNSをチェックしていることより、仕事も上手くいっていないと考えられます。
※2025年5月6日追記
第6話で、服部大洋の動機が明かされました。
スケジュールを把握していた
「パラレル夫婦」事件の犯人は、なつめと幹太のSNSアカウント「MEOT」を見ていました。
「MEOT」には、なつめと幹太の仕事に関する投稿がされているため、2人が「いつ、どこで、何のために、何をしている」のか把握しやすかったと考えられます。
そして犯人のいた場所は服部大洋の部屋です。
また、2人の暮らしているマンションの大家である服部大洋であれば、かれらの出勤や帰宅の時間も把握しやすいですよね?
現に第1話で服部大洋は出勤時の2人と廊下で出くわしており、第5話では帰宅した幹太に野菜を届けています。
これらの理由により、「パラレル夫婦」事件の犯人は服部大洋だと考えられるという訳です。
もしも服部大洋でない場合、彼の家族――――妻あるいは息子が犯人だと考えられます。
なつめと幹太を監視しやすい
なつめと幹太を監視しやすい人物は、服部大洋だけです。
なぜなら防犯カメラがあるからです。
なつめと幹太の暮らしているマンションには、いくつも防犯カメラが設置されています。
その映像を確認できる登場人物は、大家の服部大洋だけです。
一応、防犯カメラを使わなくても、なつめと幹太を監視することはできます。しかし、2人の暮らしている近所に引っ越す、あるいは出勤前に2人のマンションに行き、いつ出て来るのか分からない彼らを待ち伏せする必要があります。
考えるまでもなく、大変ですよね?
そのため、「パラレル夫婦」事件の犯人は、服部大洋だと考えられるという訳です。
もしも服部大洋でない場合、彼の家族――――妻あるいは息子が犯人だと考えられます。
待ち伏せする必要がない
なつめ夫婦と同じマンションで暮らしている服部大洋であれば、出勤時の2人を待ち伏せする必要がありません。
また先述の通り、防犯カメラとSNSにより、服部大洋(と思われる人物)は2人の行動を把握しています。
そのため、「パラレル夫婦」事件の犯人は、服部大洋だと考えられるという訳です。
もしも服部大洋でない場合、彼の家族――――妻あるいは息子が犯人だと考えられます。
ちなみに服部大洋であれば、なつめを職場から尾行しなくても彼女を襲撃できます。
なぜなら逆にマンションで待ち伏せすれば良いからです。
第4話で、なつめが襲撃された時、すぐに守谷誠が現れました。
つまり、守谷誠は彼女を尾行――良い意味で――していたと考えられます。そうなのであれば、尾行中に襲撃者の存在に気づくのではないでしょうか?
ところが、なつめが襲撃されるまで、守谷誠は襲撃者に気づきませんでした。
このことより襲撃者は、なつめを職場から尾行していたのではなく、マンションで待ち合わせていたと推測できます。
そして、なつめの同僚には彼女を襲撃できないと判断できます。
なつめの襲撃者の身長に近い
「パラレル夫婦」第4話で、なつめを襲撃した犯人の身長は、彼女と同じくらいでした。
このことより、襲撃者は、服部大洋だと考えられます。
襲撃者を服部大洋だと思った理由は、下記の通りです。
- 理由1:伊原六花さんの身長は160cmである
- 理由2:なつめはヒールを履いていた
- 理由3:ヒールを履いたなつめは平田実と同じくらいの身長である
- 理由4:実役の野添義弘さんの身長は170cmである
- 理由5:ヒールの高さは10から12cmである
- 理由6:なつめと襲撃者の身長差は同じくらいである
- 理由7:平田楓は、なつめの母親である
- 理由8:平田実は、なつめの叔父である
- 理由9:平田実は、幹太の事件を捜査している
上記の理由により、なつめを襲撃した人物を服部大洋だと思いました。
ちなみに下記の表は、襲撃者を絞り込む際に使用したものです。
▼襲撃者の絞り込みに使用した一覧表
名前 | 身長 | 身長比較 | アリバイ | 結果 |
---|---|---|---|---|
今井茂 | 184cm | 高い | 不明 | ✕ |
田村大和 | 163cm | 低い | 不明 | ✕ |
辻莉子 | 151cm | 低い | 不明 | ✕ |
服部大洋 | 174cm | ほぼ同じ | 不明 | 〇 |
平田楓 | 162cm | 低い | 不明 | ✕ |
平田実 | 170cm | 同じ | 不明 | ✕ |
丸山耕介 | 184cm | 高い | 不明 | ✕ |
守谷誠 | 164cm | 低い | あり | ✕ |
表だけだと、平田実も襲撃者と同じくらいの身長になります。
しかし、上記の条件より、彼は「なつめの叔父」です。
また、彼が事件を捜査していることより、彼を襲撃者から除外しました。
そして、なつめの同僚ではなく、マンションで待ち伏せできた丸山耕介も襲撃者から除外できます。
アリバイがない
なつめ襲撃事件の際、被害者である彼女、そして彼女を助けた守谷誠にはアリバイがあります。
つまり、彼ら以外にはアリバイはありません。
しかし守谷誠が尾行する際に不審者を発見できなかったこと、そして彼よりも先にマンションに到着していたことより、なつめの同僚には彼女を襲撃することは不可能だと考えられます。
また、なつめよりも身長のある丸山耕介も除外できます。すると、服部大洋しか残りません。
そのため、「パラレル夫婦」事件の犯人は、服部大洋だと考えられるという訳です。
もしも服部大洋でない場合、彼の家族――――妻あるいは息子が犯人だと考えられます(その場合、何それってなりますけどね)。
「パラレル夫婦」の犯人は服部大洋【結果:当り】
「パラレル夫婦」事件編の犯人は、服部大洋だと考察しました。
その理由は、下記の通りです。
- プライベート時、なつめと幹太が接触したのは服部大洋だけである
- なつめと幹太を襲う動機がある
- 出勤前に、なつめと幹太を見張る負担が少ない
- なつめと幹太の出勤時刻を把握しやすい
- なつめと幹太の帰宅時刻を把握しやすい
- なつめと幹太を職場から尾行する必要はない
- 守谷誠は、なつめが襲撃されるまで不審者に気づかなかった
- ヒールを履いたなつめと同じ身長になるのは、服部大洋である
- なつめを襲撃した際、服部大洋にはアリバイがない
上記の理由により、「パラレル夫婦」事件編の犯人は、服部大洋になります。
もしも服部大洋でない場合、彼の家族――――妻あるいは息子が犯人だと考えられます(その場合、何それってなりますけどね)。
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