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隻眼の残像がひどいと言われている理由

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  • 隻眼の残像はひどいの?
  • 隻眼の残像がひどいて本当?
  • なぜ隻眼の残像はひどいと言われているの?

こちらの記事は、このような方に対して書いています。

本ブログの筆者は映画好きで、4歳から映画を見ています。もはや何作見たのか分かりません。

そんな筆者も、「名探偵コナン隻眼の残像」を見ています。

ところで、「名探偵コナン隻眼の残像」ですが、ネットでは「隻眼の残像はひどい」と言われているようです(なぜ⁉)。

そのような訳で、こちらの記事では映画.comフィルマークスなどをもとに、「名探偵コナン隻眼の残像」のひどいと言われている理由を紹介します。

記事の内容
  • 隻眼の残像がひどいと言われる理由
  • 隻眼の残像の見どころ
  • 本ブログの隻眼の残像の評価

「名探偵コナン隻眼の残像」視聴し、酷いと思われている方がいらっしゃるようです。しかし、ネットの評判に惑わされず、ご自身の感想を大事にして下さい。

こちらの記事によって、映画「名探偵コナン隻眼の残像」を楽しんでいただければ幸いです。

目次

隻眼の残像が酷いと言われる理由

映画「名探偵コナン隻眼の残像」が、ひどいと言われている理由は次の通りです。

ところで見た目の都合により、「ひどいと言われている理由」を「ひどい理由」に変更しています。しかし、この変更に他意はありませんので悪しからず。

  • ひどい理由1:小五郎が活躍しない
  • ひどい理由2:犯人の動機がひどい
  • ひどい理由3:消去法で犯人が分かる
  • ひどい理由4:矛盾が多い
  • ひどい理由5:編集が下手である
  • ひどい理由6:アクションがひどい
  • ひどい理由7:ハラハラしない

このような理由により、映画「名探偵コナン隻眼の残像」はひどいと言われているようです。ちなみに言いがかりみたいな酷いものは紹介していませんので悪しからず(とは言え、上記の7つも酷い言いがかりなのですが)。

これらは、映画.comフィルマークスなどの口コミを基にまとめました。それぞれの詳細は下記、または各サイトをご覧下さい。

eiga.com

filmarks.com

ひどい理由1:小五郎が活躍しない

小五郎が活躍しないため、映画「名探偵コナン隻眼の残像」はひどいと言われています。

前作「名探偵コナン100万ドルの五稜星」の本編終了後、毛利小五郎が「隻眼の残像」のキーパーソンだと示唆されました。そのため、毛利小五郎の活躍を期待される方は多かったようです。

ところが、そんな期待をよそに毛利小五郎は「隻眼の残像」で目立った活躍しませんでした(実を言うと、毛利小五郎は本編中ずっと活躍しています)。

このことより、映画「名探偵コナン隻眼の残像」はひどいと言われています。

もしかすると、本作の小五郎を「カンペを読んで拳銃を撃っただけのおっさん」だと思われている方は多いかもしれませんね。

しかし、これは大きな間違い。

その証拠に「名探偵コナン隻眼の残像」開始10分16秒から107分04秒まで、ずっと毛利小五郎は活躍しています。下記をご覧下さい。

上記は、映画「名探偵コナン隻眼の残像」における小五郎の活躍シーンの一部です。上記のように隻眼の残像の小五郎は活躍しています。

その上、毛利小五郎は「隻眼の残像」の犯人を出し抜きました。

実を言うと、映画「名探偵コナン隻眼の残像」の犯人は、黒の組織を除けば「劇場版29作」の中で最強です。頭脳では、コナン君や長野県警組を上回り、戦闘では毛利蘭の猛攻を凌ぎました。

しかし、そんな犯人の正体を小五郎は誰よりも早く見抜き、クライマックスでは犯人の行く手を阻んでいます。

――という訳で、「隻眼の残像」の毛利小五郎はメチャクチャ活躍しています。

余談ですが、本作では手の汚し方によって犯人との対立関係を描きつつ、小五郎の格好良さを際立たせているようです。

ひどい理由2:犯人の動機がひどい

犯人の動機がひどいため、映画「名探偵コナン隻眼の残像」はひどいと言われています。

映画「名探偵コナン隻眼の残像」における犯行動機は、「刑事訴訟法改正案」を成立させないことです。

このように本作の犯行動機は壮大なのですが、一部の方は犯行動機を「自▢した恋人の復讐」だと誤解されているようなのです(恋人の〇は、行動を起こしたタイミングであって犯行の目的――動機ではありません)。

その結果、映画「名探偵コナン隻眼の残像」はひどいと言われています。

ひどい理由3:消去法で犯人が分かる

消去法で犯人が分かるため、映画「名探偵コナン隻眼の残像」はひどいと言われているようです(なぜ!?)。

実を言うと、映画「名探偵コナン隻眼の残像」では与えられた情報をもとに、消去法を用いれば犯人を特定できるようになっいています。

そのため、映画「名探偵コナン隻眼の残像」はひどいと言われているようです。

しかしながら、この件――映画「名探偵コナン隻眼の残像」は消去法で犯人を特定できるため酷いということ――を鵜吞みにしないで下さい。

なぜなら消去法は立派な推理方法だからです。

消去法は、かのシャーロック・ホームズも用いている推理方法です。

「全ての不可能を消去して、最後に残ったものが如何に奇妙な事であっても、それが真実となる」

引用元:コナン・ドイル「四つの署名」

つまり消去法によって推理できるということは、その作品――今回の場合「名探偵コナン隻眼の残像」――は高品質のミステリーだと言えるのです。

ひどい理由4:矛盾が多い

矛盾が多いため、映画「名探偵コナン隻眼の残像」はひどいと言われています。

最も例にあげられるのは、映画開始83分19秒から83分31秒までのシーンです。

このシーンで、娘の蘭の意見を受けた小五郎は「そう。だから、お前は鮫谷がワニだと知ってたんだ」と言います。

ところが、フルフェイスのヘルメットをし、現場から遠ざかる犯人に小五郎の声は届きません。

つまり、かのシーンにおける小五郎の発言は矛盾しているという訳です。そのため、映画「名探偵コナン隻眼の残像」はひどいと言われています。

ちなみに、先述のシーンにおける小五郎の台詞に矛盾はありません

直前のシーンで、犯人はコナンの声を聞き逃げています。また、小五郎は叫んでいました。これらのことより、フルフェイス越しで逃げていたとは言え、犯人は小五郎らのやり取りを確認できたという訳です。

そして映画開始83分34秒に犯人は「全て、ただの状況証拠。それで私を――」と言い、間接的に小五郎の推理を認めています。

つまり、先述のシーンにおける小五郎の台詞に矛盾はないという結論に至るのです。

ひどい理由5:編集が下手である

編集が下手だという理由で、映画「名探偵コナン隻眼の残像」はひどいと言われているようです。

映画「名探偵コナン隻眼の残像」では、意図的に暗転を多用しています。ただし、意図については、ネタバレになるため言及できません。悪しからずご了承下さい(ちなみに暗転の意図を理解できると、『隻眼の残像』がアニメ映画の枠に収まらない素晴らしい作品だと分かります)。

ところが、暗転の意図をつかめない一部の方は、映画「名探偵コナン隻眼の残像」の編集を下手だと思われているようです。

しかし、先述の通り映画「名探偵コナン隻眼の残像」の暗転は「ある意図」に基づいて行われています。決して編集が下手なのではありませんし、編集の方が粋がって暗転を多用しているのでもありません。この件について誤解しないで下さい。

ひどい理由6:アクションがひどい

アクションがひどいため、映画「名探偵コナン隻眼の残像」はひどいと言われています。下記をご覧下さい。

  • なぜバイクがボールを弾いたのか分からない
  • 林での銃撃戦における登場人物の位置関係が分からない
  • 雪崩が迫りくるように感じない
  • 高明のピンチのシーンも危機感がない

上記は、アクションをひどいという理由の一部です。上記のような理由により、アクションをひどいと感じた結果、映画「名探偵コナン隻眼の残像」をひどいと言われているようです。

一応、こちらの記事を執筆するにあたって4回から5回程度、映画「名探偵コナン隻眼の残像」を見ました。その立場で言うと、それほどアクションはひどくありません。

先述のバイクのシーンや銃撃戦での位置関係は、きちんと把握できます(初見で理解できるレベルで説明されていました。たぶん、映画『ヴェノム』における煙幕内での戦闘の方が位置関係を理解しにくいと思います)。

また高明のピンチについては、一般的な教養があれば、彼の危機的状況を理解できます(劇中でも、絵で説明されていました)。

そして雪崩については、サスペンスとして成立しており緊張感がないという程でもありません。

ただ強いて言えば、危機回避の回数を3度ではなく1から2度に減らしたり、山と小屋の距離を明確にしていたら、もっと危機感を演出できたと思います(たぶん、現地の方は距離感が分かるので、とてもハラハラドキドキしたと思われます)。

ひどい理由7:ハラハラしない

ハラハラしないため、映画「名探偵コナン隻眼の残像」はひどいと言われています。

最も例にあげられるのは、クライマックスのチェイスシーンです。チェイスシーンについては、「もはやサスペンスになっていない」という辛辣な意見もありました。

確かに「時計じかけの摩天楼」や「11人目のストライカー」などのように、映画「名探偵コナン隻眼の残像」のクライマックスに時限装置はありません。
つまり映画「名探偵コナン隻眼の残像」のクライマックスには、時限装置のように目に見えるものがないためハラハラしないと言われているという訳です。
しかしハラハラしないため、映画「名探偵コナン隻眼の残像」をひどいという意見は多くありません。
たぶん、それは「隻眼の残像」のサスペンスが成功しているためではないでしょうか?
本作のクライマックスでは、上原由衣の危機や「主要な人物たちが一線を越えるか超えないか」によってサスペンスを演出しており、それは成立しているし成功しています(どうやら後者については、プロの方でさえ初見で見抜けないみたいです)。
またサスペンスの演出方法である「カットバック」も「ちゃんと」使われています。そして、何よりも「チェイスシーン」自体が緊張感や緊迫感を生むもの――つまりサスペンスそのものです。要するに、サスペンスの基本中の基本は守られているという訳です。
このように「隻眼の残像」のクライマックスはサスペンスの基本を守っているため、大勢の方をハラハラドキドキさせるのに成功したと考えられます。

隻眼の残像の見どころ

ひどいと言われている映画「名探偵コナン隻眼の残像」ですが、ちゃんと見どころはあります。映画「名探偵コナン隻眼の残像」の見どころは次の通りです。

  • 見どころ1:毛利小五郎の活躍
  • 見どころ2:高品質のミステリー
  • 見どころ3:グランドホテル形式
  • 見どころ4:劇場版最強の犯人
  • 見どころ5:美しい背景

映画「名探偵コナン隻眼の残像」には、これらの見どころがあります。

ところで、各見どころについて詳しく知りたい方は、下記の該当する小見出しをご覧下さい。

見どころ1:毛利小五郎の活躍

毛利小五郎の活躍は、映画「名探偵コナン隻眼の残像」の見どころの1つです。

一部では、「カンペを読んで拳銃を撃っただけのおっさん」だと誤解されている毛利小五郎。しかし先述の通り、「名探偵コナン隻眼の残像」開始10分16秒から107分04秒まで、ずっと毛利小五郎は活躍しています。

特筆すべきは、多くを語らず行動で示す点でしょう(実は拳銃を撃つのも、その一環です)。

このように毛利小五郎の活躍は、映画「名探偵コナン隻眼の残像」の見どころの1つです。

見どころ2:高品質のミステリー

高品質のミステリーは、映画「名探偵コナン隻眼の残像」の見どころの1つです。

先述の通り、本作は与えられた情報をもとに、消去法を用いれば犯人や動機を推理できるようになっています。

また、本作には、ある仕掛けが施されています(ちなみに、ある仕掛けはライフルカバーのことではないので悪しからず)。ただ、その仕掛け自体は多くの作品で使い古されたもので、全然珍しいものではありません。

しかし映画「名探偵コナン隻眼の残像」では「あるモノ」によって、ある仕掛けを施し、本作をサスペンスフルにしています(ネタバレになるため、『ある仕掛け』と『あるモノ』はご自身で見つけて下さい)。

このように高品質のミステリーは、映画「名探偵コナン隻眼の残像」の見どころの1つです。

見どころ3:グランドホテル形式

グランドホテル形式は、映画「名探偵コナン隻眼の残像」の見どころの1つです。

本ブログの筆者の記憶が正しければ、本作はコナン映画初のグランドホテル形式――群像劇です。

そのため各人の人物像は掘り下げられ、彼らの本作に登場する理由も明確になっています。つまり、これまでのコナン映画のように各登場人物が客寄せパンダになっていないのです。この点は、映画作品として評価に値します。

このようにグランドホテル形式は、映画「名探偵コナン隻眼の残像」の見どころの1つです。

見どころ4:劇場版最強の犯人

劇場版最強の犯人は、映画「名探偵コナン隻眼の残像」の見どころの1つと言えます。

実を言うと、黒の組織を除けば本作の犯人はコナン映画最強です。

今回登場した準レギュラー陣は、全て「名探偵コナン」における切れ者ばかり。ところが、そんな彼らを犯人は「たった1人」で翻弄します。戦闘面においても、”怪物”毛利蘭の猛攻を退けました。その様は、まるで映画「アベンジャーズ」シリーズのサノスのようです。

このように劇場版最強の犯人は、映画「名探偵コナン隻眼の残像」の見どころの1つと言えるのです。

見どころ5:美しい背景

美しい背景は、映画「名探偵コナン隻眼の残像」の見どころの1つです。

本ブログの筆者の記憶が正しければ、映画「名探偵コナン緋色の弾丸」以降、背景のクオリティが良くなっています。そして、それは本作で実を結んだという印象を受けました。

このように美しい背景は、映画「名探偵コナン隻眼の残像」の見どころの1つです。

隻眼の残像の評価

映画「名探偵コナン隻眼の残像」を評価するにあたって、ハリウッド映画界で脚本のバイブルにされているバック・トゥ・ザ・フューチャー(星5つ、100点満点)を基準にしています。ミステリーについては、綾辻行人先生の「十角館の殺人」を基準にしました。

▼実写「隻眼の残像」の評価一覧

項目名 評価(☆5つで満点)
脚本 ☆☆☆☆☆
映像 ☆☆☆☆★
音響 ☆☆☆☆☆
配役 ☆☆☆☆☆
革新性 ☆☆☆★★
ミステリー ☆☆☆☆★
合計 26点 / 30点

この6つに分けて映画「名探偵コナン隻眼の残像」を評価したところ、ひどくありませんでした。むしろ娯楽映画として申し分ないクオリティだと思います。

ところで、各評価の詳細については下記をご覧下さい。

脚本:5点

項目名 評価(〇:1点、✕:0点)
内容
構成
整合性
台詞
意外性
合計 5点 / 5点

映画「名探偵コナン隻眼の残像」の脚本は5点です。

一部で不評の本作ですが、まぎれもなくクオリティの高い脚本です。
しかも「隻眼の残像」は、ストーリータイプの1つである「なぜやったのか」を忠実に守っており、お手本と言っても過言ではありません(ストーリータイプとは、ブレイク・スナイダーの提唱する物語の型のことです)。
その証拠に小五郎や安室、そして風見など大勢の登場人物が、事件を解決するために手を汚しています。そして彼らの手を汚した理由によって、本作では犯人との対立関係も描くという形式をとっています。
そのため登場人物によって、今回の出来事に対する関わり方や落とし前のつけ方、見せ場が異なっているのは言うまでもありません。
この点を押さえていれば、物語上において小五郎が拳銃を撃った理由――本作のテーマ――を理解できるはずです。
ところで、「隻眼の残像」おける説明台詞の多さが酷評されているようです。
しかし本ブログの筆者が判定したところ、本作の説明台詞は登場人物と視聴者の情報量を埋める最低限度のもの――つまり、酷評されるほどのものではありませんでした。
また、「本作のテーマを登場人物に喋らせるな」という厳しい意見もあるようです。
この点については小五郎や安室、そして風見らの行動によって説明されており、本作のテーマを登場人物の台詞で説明していませんでした。
このようにあらゆる角度から、映画「名探偵コナン隻眼の残像」の脚本を検証した結果、先述の評価になりました。

映像:4点

項目名 評価(〇:1点、✕:0点)
色彩
カメラワーク
構図
作画
心地よさ
合計 4点 / 5点

映画「名探偵コナン隻眼の残像」の映像は4点です。

コナンをはじめ大勢の横顔が「犬」みたいです。また顎がとがり過ぎています。そのため、コナンら子供が可愛らしく見えません(年齢よりも大人に見えます)。
しかも輪郭線がわざとらしく、絵として見苦しく感じました。
これらの点が、減点の理由です。
ところで、ネット上には本作の暗転の量に関する苦言――しかも編集者を馬鹿にしている――があるようです。
しかし、「名探偵コナン隻眼の残像」の暗転は、「ある意図」によって効果的に使用されており、決して編集の方が下手なのではありません。
これは、映画開始44分17秒まで、ほぼ暗転を使用していないことより明白です(先述の場面以降、暗転が少しずつ増えています。ぜひご自身で確かめて下さい)。

音響:5点

項目名 評価(〇:1点、✕:0点)
音量
音色
パワー
リアリティ
心地よさ
合計 5点 / 5点

映画「名探偵コナン隻眼の残像」の音響は5点です。申し分ないクオリティでした。

特筆すべきは、リアリティでしょう。雪を踏む音やゴミ箱の倒れる音など、本作では忠実に再現されています。

しかも、それらを音量によって効果的に表現されているのに驚きました。例えば鮫谷狙撃事件の場合、しばらく無音にすることによって発砲音を目立たせています。

上記以外にも様々な工夫や努力が見られ、「隻眼の残像」の音響は素晴らしいと思いました。

配役:5点

項目名 評価(〇:1点、✕:0点)
体格
雰囲気
演技力
話題性
心地よさ
合計 5点 / 5点

映画「名探偵コナン隻眼の残像」の配役は5点です。

驚くべきことですが、声優ではない方を起用しているのにも関わらず、まったく気にならないクオリティでした。下手な声優よりもむしろ良いくらいです。

声優経験のある山田孝之さんはともかくとして、山下美月さんの技術の高さに目を見張りました。もしかすると、これまでの舞台経験が活かされているのかもしれませんね。

革新性:3点

項目名 評価(〇:1点、✕:0点)
独自性
有用性
具現化
普及
成果
合計 3点 / 5点

映画「名探偵コナン隻眼の残像」の革新性は3点です。

本ブログの筆者の記憶が正しければ、本作はコナン映画で初めてグランドホテル形式――群像劇――を用いています。

その結果、これまでのように人気キャラクターが客寄せパンダになっておらず、「隻眼の残像」に登場する理由が明確です(まあ、群像劇以外の手段はあり得ないのですが、これまでのコナン映画は『なぜか』群像劇を用いていませんでした)。

これは「世紀末の魔術師」以来のことではないでしょうか?

この点は評価に値します。

ミステリー:4点

項目名 評価(〇:1点、✕:0点)
独創性
公正さ
真相の納得度
謎の魅力
衝撃性
合計 4点 / 5点

映画「名探偵コナン隻眼の残像」のミステリーは4点です。

本作には、ある仕掛けが施されています(ちなみに、ある仕掛けはライフルカバーのことではありません)。ただ、その仕掛け自体は多くの作品で使い古されたもので、全然珍しいものではありません。
しかし、映画「名探偵コナン隻眼の残像」では「あるモノ」によって、ある仕掛けを施しています。この点は、本ブログの筆者の知る限りでは初めての試みです。
しかも、第一幕中に「ある仕掛け」に関する伏線も張られており、後出しじゃんけんになっていません。
そのため「ある仕掛け」について、たいへん素晴らしいと思いました。
また先述の通り、映画「名探偵コナン隻眼の残像」は「消去法」によって推理できるように作られており、ミステリーに拘っていることも窺えます(消去法は、シャーロック・ホームズも認めている立派な推理方法です)。
これらの点は評価に値します。

まとめ

こちらの記事では、映画「名探偵コナン隻眼の残像」がひどいと言われている理由を紹介しました。

記事の要約
  • 隻眼の残像がひどいと言われる理由
  • 隻眼の残像の見どころ
  • 本ブログの隻眼の残像の評価

映画「名探偵コナン隻眼の残像」は、ひどいと言われています。しかし本ブログの筆者の調べによると、それらのほとんどは個人の感想に留まるもので、確かな基準による判定ではありませんでした。

そのため、ネットの評判に惑わされず、ご自身の感想を大事にして下さい。

こちらの記事が、映画「名探偵コナン隻眼の残像」を楽しむきっかけになれば幸いです。

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