- 海のはじまりは面白いの?
- 海のはじまり第3話のあらすじは?
- 海のはじまり第3話の感想を知りたい?
- 海のはじまりを視聴できる動画配信サービスは?
こちらの記事は、このような方に対して書いています。
本ブログの筆者も、海のはじまりを毎週欠かさず視聴しています。そして第3話も視聴しました。
ところで第3話より、海のはじまりの第二幕に突入しました。そのため、第3話から月岡夏が南雲海と向き合うにあたって、様々な葛藤や衝突が描かれます。
例えば海ちゃんを引き取ることをに対する津野晴明の反対、南雲朱音と百瀬弥生の対立、上手くいかない海ちゃんとの同居などが描かれるのではないかと。
そんな本ブログの筆者の予想を上回るスピードで、第3話では様々な葛藤と衝突が描かれました。
その中には、とても残酷なものもあり、最後まで目が話せませんでした(最終回には、百瀬弥生が笑顔になっていますように)。
これは第9話まで続き、第9話で月岡夏は窮地に追いやられるはずです。
果たして海のはじまりの第二幕は、どのような展開になるのでしょうか?
そのような訳で、こちらの記事では、ドラマ「海のはじまり」第3話のあらすじと感想を紹介しています。
- 海のはじまり第3話で残酷に描かれた葛藤と衝突
- 海のはじまり第3話のあらすじ
- 海のはじまり第3話の感想
- 海のはじまりを視聴できる動画配信サービス
こちらの記事によって、海のはじまり第1話を楽しんでいただければ幸いです。
ところで、本ブログの記事「海のはじまり最終回の結末とラストシーンの予想考察」では海のはじまりの最終回のラストシーンを予想しています。興味のある方は、下記のリンク先「海のはじまり最終回の結末とラストシーンの予想考察」をご覧下さい。
なお「海のはじまり第3話で残酷に描かれた葛藤と衝突」は、ネタバレになる恐れがあります。そのため、「海のはじまり第3話で残酷に描かれた葛藤と衝突」は、ドラマ視聴後に読まれることをオススメします。
海のはじまり第3話で残酷に描かれた葛藤と衝突
先述の通り、海のはじまり第3話では、様々な葛藤と衝突が描かれました。
その中には残酷なものもあり、とても考えさせられる内容でしたね。本ブログの筆者が残酷だと思った衝突は、次の通りです。
- 残酷な葛藤と衝突1:百瀬弥生に対する南雲朱音の発言
- 残酷な葛藤と衝突2:月岡親子の会話に入れない百瀬弥生
- 残酷な葛藤と衝突3:百瀬弥生に対する津野晴明の発言
- 残酷な葛藤と衝突4:海ちゃんに対する月岡夏の発言
- 残酷な葛藤と衝突5:ハンカチをスルーする海ちゃん
- 残酷な葛藤と衝突6:月岡夏のLINEの内容
これらの葛藤と衝突について、本ブログの筆者は残酷だと思いました。
なぜならそれぞれが相手の事情を知らないからです。
例えば南雲朱音は百瀬弥生の過去を知らず、「子供、産んだことないでしょ?」と言います。これは百瀬弥生の出産経験を確認したくて、南雲朱音が言い放ったものです。
ところが、子供の出産を諦めた百瀬弥生には、違う意味として伝わるようになっています(第3話の脚本のスゴイ点の1つ)。
このように海のはじまり第3話で描かれた葛藤と衝突の中には、本ブログの筆者が残酷だと感じるものが多くありました。
ただ、これは非難しているのではありません。そうではなく残酷なまでに葛藤と衝突が描かれいたため、ドラマを面白く視聴できたという褒め言葉です。
ところで、今後ドラマで描かれる葛藤と衝突を楽しむなら、下記のリンク先「海のはじまり第2話のあらすじと感想【各登場人物は対になる者がいるみたい】」の各登場人物の対になる関係をご覧下さい。
この各登場人物の対になる関係が分かっていると、海のはじまりで描かれる葛藤と衝突を理解しやすくなります。
ぜひ海のはじまりを視聴の際は、本ブログの記事「海のはじまり第2話のあらすじと感想【各登場人物は対になる者がいるみたい】」をご覧下さい。
残酷な葛藤と衝突1:百瀬弥生に対する南雲朱音の発言
これは、先述の「子供、産んだことないでしょ?」という南雲朱音の台詞のことです。
残酷な葛藤と衝突2:月岡親子の会話に入れない百瀬弥生
これは、図書館で月岡夏と南雲海の会話に入れない百瀬弥生のことです(開始23分35秒)。
残酷な葛藤と衝突3:百瀬弥生に対する津野晴明の発言
これは、月岡親子の会話に入れない百瀬弥生に対して、津野晴明が言い放った「疎外感、すごいですよね」と「自分は外野なんだって自覚しますよね」いう台詞のことです(開始23分48秒から23分55秒あたり)。
余談ですが、これらの台詞もスゴイですよね。一見、津野晴明が百瀬弥生に対して言っているように思えます。しかし津野晴明が自分自身に言っている台詞だと深読みできるようになっています。
意識して書いているにしても、無意識で書いているにしても、この台詞を書く生方美久先生はスゴイですよね?
残酷な葛藤と衝突4:海ちゃんに対する月岡夏の発言
これは元気なフリをしている海ちゃんに対して、月岡夏が彼女に本音を伝えたシーンです(開始30分28秒から)。
しかし、このシーンでの台詞が、海ちゃんにとって残酷だと言っているのではありません。実を言うと、このシーンでの月岡夏の台詞は、百瀬弥生にとって残酷なものなのです。
例えば月岡夏は「水季の代わりは、いないだろうし」と言います。それに食い気味で百瀬弥生は「大丈夫だよ。みんな、ママの代わりに海ちゃんを助けてくれるから」と言うのです。
こんな感じで、このシーンでの会話は全て、海ちゃんを通して月岡夏と百瀬弥生の会話(対立関係)になっています(これも、第3話の脚本のスゴイところです)。
そして、この衝突は百瀬弥生の勝利で終わったかのように見せかけて――
残酷な葛藤と衝突5:ハンカチをスルーする海ちゃん
これは、百瀬弥生が差し出したハンカチをスルーして、月岡夏に抱き着いて泣きじゃくるシーンのことです。
先述の月岡夏と百瀬弥生の衝突について、海ちゃんがジャッジするようになっています(多分、これは血のつながった親を選ぶことを表していると考えられます)。
このシーンは、海ちゃんが月岡夏に抱き着いて泣きじゃくる感動的なシーンになっています。しかし、百瀬弥生にとっては非常に残酷なシーンになっているのです。
ただ南雲朱音がお迎えに来た際、家族とは決して血のつながりだけではないという月岡夏の台詞によって、百瀬弥生は一応救われるようになっています(百瀬弥生ファンの方は安心して下さい)。
残酷な葛藤と衝突6:月岡夏のLINEの内容
これは、月岡夏の「今日は1人で行ってくるね」というLINEの内容のことです(開始38分19秒)。
このLINEの内容には他意はありません。もちろん月岡夏に悪意もありません。むしろ自分の都合に毎回突き合わせるのは気の毒だという、彼なりの百瀬弥生に対する配慮は感じられます。
ただ第3話で描かれた出来事を通して、百瀬弥生は何か――例えば母親になる難しさのようなものを感じたと考えられます。
そんな折、月岡夏のLINEによって、図書館で感じた疎外感を感じた、あるいは自分の過去と覚悟を彼に打ち明ける決断をしたのではないかと。
これは本ブログの筆者の考えですが、親になる(あるいは親としての自覚が生まれる)には時間が必要だと思います(あくまでも個人の考えで、本ブログの筆者の考えが正しいとは言っていません)。
そのため百瀬弥生には焦らず、月岡夏と同じスピードで進んでほしいと思いました。
海のはじまり第3話のあらすじ
海のはじまり第3話のあらすじは次の通りです。
月岡夏(目黒蓮)は恋人の百瀬弥生(有村架純)に、自分に娘がいたことを話した。そして、南雲水季(古川琴音)と別れた時のこと、彼女が海(泉谷星奈)を産み育てていたことは知らなかったが、妊娠したことは知っており、堕ろしたと思っていたことも正直に伝えた。夏の話を聞いた弥生は、自分の過去に思いを馳せる。夏に言えずにいる自分の過去。その記憶を胸に秘めたまま、弥生は、夏が父親になるのであれば自分が母親になることも選択肢に入れて欲しいと夏に告げるのだった。
南雲家に行った夏は、そこで海と再会する。夏が会いに来てくれたことが嬉しい海は、大喜びして、はしゃぎすぎて疲れ果て眠ってしまう。朱音(大竹しのぶ)は、海が起きたときにいてくれたら喜ぶからと言って、夏に夕食を食べていくよう促す。準備を手伝う夏に、水季に対する思いを語る朱音。
夏から電話を受けた母・ゆき子(西田尚美)は、和哉(林泰文)と大和(木戸大聖)に夏から家族全員に話があると言われたことを告げる。弥生との結婚報告ではないかと盛り上がる月岡家。
一方、休日を海と一緒に過ごすことになった夏は、弥生を連れて南雲家を訪れる。一緒に来た弥生を見て、複雑な思いを抱く朱音。海の希望で水季が働いていた図書館に行くことになった三人は、そこで津野(池松壮亮)と会い…。
引用元:海のはじまり - フジテレビ
海のはじまり第3話のあらすじは、このような内容でした。
海のはじまり第3話の感想
海のはじまり第3話の感想は、次の通りです。
- 第3話の感想1:家族になってほしい
- 第3話の感想2:百瀬弥生と南雲朱音の初対決は迫力あった
- 第3話の感想3:南雲朱音は悔しいんだろうな
- 第3話の感想4:月岡夏は良い人だ
- 第3話の感想5:百瀬弥生がかわいそうだった
- 第3話の感想6:月岡夏について行く海ちゃんが可愛い
- 第3話の感想7:メチャクチャ面白かった
海のはじまり第3話を視聴し、このような感想を抱きました。それぞれの詳細は下記をご覧下さい。
第3話の感想1:家族になってほしい
海のはじまり第3話を視聴し、月岡夏と海ちゃん、そして百瀬弥生の3人に家族になってほしいと思いました。
3人が手をつないで歩くシーンは、もう家族にしか見えませんでした。そして、とても幸せそうに見えたのです。
あの場所に本ブログの筆者がいたら、絶対写真と動画を撮ってあげるのに!
月岡夏と海ちゃん、そして百瀬弥生の3人に家族になってほしいですよね?
第3話の感想2:百瀬弥生と南雲朱音の初対決は迫力あった
海のはじまり第3話での百瀬弥生と南雲朱音の初対決は、とても迫力がありましたね。
娘を失って感情がぐちゃぐちゃのままの南雲朱音、海ちゃんの母親になることを願う百瀬弥生の衝突。実はを言うと、このシーンは「子供を失った母親同士の対決」と「水季の代わりになれない女性同士の対決」になっています。
これらを意識すると、このシーンの迫力は更に増しますし、各登場人物の理解も深まり、もっと海のはじまりを楽しむことができるはずです。
第3話の感想3:南雲朱音は悔しいんだろうな
海のはじまり第3話を視聴し、南雲朱音は本当に悔しいんだと思いました。
劇中では、洗濯物を干すシーンと月岡夏たちが帰ってきたシーンで、南雲朱音の気持ちが明かされます。
やっとの思いで授かった子供を自分は失うなったのに、百瀬弥生は何の苦労もせず海ちゃんの母親になろうとしている……大竹しのぶさんの演技力のおかげで、本ブログの筆者にも南雲朱音の抱えている様々な感情を知ることができました。
我々視聴者が思っている以上に、南雲朱音は悔しい想いをしているのだと思います。
第3話の感想4:月岡夏は良い人だ
海のはじまり第3話を視聴し、あらためて「月岡夏は良い人」だと思いました。
ちょっと鈍感なところもありますが、月岡夏は素直で一本すじの通った人ですよね。だからクライマックスシーンは、百瀬弥生を連れて行かず、海ちゃんと2人で会ったんでしょうね。
彼は、本当に良い人です。
第3話の感想5:百瀬弥生がかわいそうだった
海のはじまり第3話を視聴し、百瀬弥生を可哀想に思いました。
第3話では何度も、百瀬弥生は「母親になりたい」という気持ちを挫く出来事が起こります。
贖罪もあるのかもしれませんが、百瀬弥生の気持ちは邪なものではありません。
そのため、百瀬弥生が酷く可哀想に思いました。
ただ百瀬弥生の現在の辛い経験は、なかなか子供を授かれない大変さ、あるいは子供を授かる過程の大変さを表していると思います。
この辛い経験をすることにより、なかなか子供を授かれなかった南雲朱音と同じ体験をするという仕組みです。
そして、母親になる道を象徴している登場人物が月岡ゆき子(または月岡和哉)で、母親になれない道を象徴しているのが津野晴明だと考えられます(間違っていたら、ごめんなさい)。
いずれにしても、母親になるのは大変だと思いますが、もう少し百瀬弥生に優しい脚本になってほしいと思いました。
第3話の感想6:月岡夏について行く海ちゃんが可愛い
海のはじまり第3話を視聴し、月岡夏について行く海ちゃんが可愛いと思いました。
クライマックスの月岡夏が海ちゃんを抱きしめるシーンも良かったのですが、個人的には「ほっこりした」気持ちになれた月岡夏について歩く海ちゃんのシーンが良かったです。あと10回くらい、このシーンを見ると思います。
それくらい月岡夏について行く海ちゃんが可愛いと思いました。
第3話の感想7:メチャクチャ面白かった
海のはじまり第3話を視聴し、メチャクチャ面白いと思いました。
想像以上に葛藤と衝突が残酷に描かれていたからです。
当たり前なのですが、各登場人物は他の登場人物の事情を知りません。
そのため相手を傷つけるつもりで言っていない台詞によって、相手を傷つけるという場面が第3話には何度もありました。
当然ですが、本ブログの筆者の脳裏には「月岡夏と海ちゃんは家族になれるのだろうか?」とか「月岡夏と百瀬弥生は結婚できるの?」などの疑問が生まれました。
この上手くいくのか、それとも上手くいかないか分からないは、まさしくドラマチックだと思います。
海のはじまりを視聴できる動画配信サービス
海のはじまりを視聴できる動画配信サービスは「FOD」と「Tver」の2つです。
まとめ
こちらの記事では、海のはじまり第1話のあらすじとネタバレなし感想【ネタバレなしで作り込まれたドラマの細部を解説】を紹介しました。
- 海のはじまり第3話で残酷に描かれた葛藤と衝突
- 海のはじまり第3話のあらすじ
- 海のはじまり第3話の感想
- 海のはじまり第3話を視聴できる動画配信サービス
こちらの記事によって、海のはじまりを楽しむきっかけになれば幸いです。
海のはじまりの関連記事
海のはじまりの関連記事は次の通りです。