- 小山(森本慎太郎)の事件が気になる
- 小山(森本慎太郎)事件を考察したい
- 連続見立て▢人を考察したい
- 良いこと悪いことの犯人を当てたい
- 良いこと悪いことの犯人を考察したい
- 良いこと悪いことを楽しみたい
こちらの記事は、このような方に対して書いています。
本ブログの筆者も、「良いこと悪いこと」を視聴しています。
ドラマ「良いこと悪いこと」は、同級生の不審〇で始まるノンストップミステリー。
ところで第3話で描かれた小山(森本慎太郎さん)と高木の友情の物語は、胸が熱くなると共に素敵なものでしたね。
そして、第1話と第2話より連続見立て▢人の犯人の正体に気付かれていた方にとって、第3話の小山▢害未遂事件は衝撃的かつ不可解なものだったのではないでしょうか?
かく言う本ブログの筆者も、その1人です。
たぶんドラマ「良いこと悪いこと」で起きている事件の中では、情報の少ないペンケース隠蔽の次に難しい事件ではないでしょうか(これは第3話時点での話です)?
そのような訳で、こちらの記事ではドラマ「良いこと悪いこと」の小山(森本慎太郎さん)事件の考察(※ネタバレ注意)を紹介します。
- 小山(森本慎太郎)の事件のおさらい
- 小山(森本慎太郎)の▢害理由
- 小山(森本慎太郎)の▢害未遂の時刻
- 小山(森本慎太郎)の▢害方法
- 小山(森本慎太郎)の▢害場所
- 小山(森本慎太郎)の所在を知る方法
- 小山(森本慎太郎)の夢を知る人物
- 小山(森本慎太郎)の事件の犯人像
- 小山(森本慎太郎)の自作自演説
ネタバレになるおそれがあるため、こちらの記事はドラマ「良いこと悪いこと」第3話の視聴後にご覧下さい。
余談ですが、こちらの記事で紹介している内容は本ブログの筆者の妄想ではありません。こちらの記事で紹介している内容は、劇中で語られた事実を基に考察を積み重ねたものです。
そして、こちらの記事はAIに作らせたものではありません。すべて本ブログの筆者が執筆したものです。
余談ですが、下記のリンク先「良いこと悪いこと犯人は誰なのか予想考察【ネタバレ注意】」ではドラマ「良いこと悪いこと」で起きた1つ1つの事件に焦点を当てて、連続見立て▢人の犯人に迫っています。
詳しく知りたい方は、下記のリンク先「良いこと悪いこと犯人は誰なのか予想考察【ネタバレ注意】」をご覧下さい。
――という訳で、こちらの記事によってドラマ「良いこと悪いこと」を楽しんでいただければ幸いです。
なお動画やブログで、本記事の内容を引用や参考資料として紹介される場合、必ず筆者に連絡の上、筆者の著作物であることを必ず明示して下さい。
万一、筆者に無断で記事の内容を紹介した場合、法的手段を執らせていただきます。
- 良いこと悪いことの小山(森本慎太郎)事件のおさらい
- 考察1:良いこと悪いことの小山(森本慎太郎)▢害の理由
- 考察2:良いこと悪いことの小山(森本慎太郎)▢害未遂の時刻
- 考察3:良いこと悪いことの小山(森本慎太郎)の▢害方法
- 考察4:良いこと悪いことの小山(森本慎太郎)の▢害場所
- 考察5:良いこと悪いことの小山(森本慎太郎)の所在を知る方法
- 考察6:良いこと悪いことの小山(森本慎太郎)の夢を知る人物
- 考察7:良いこと悪いことの小山(森本慎太郎)事件の犯人像
- まとめ
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良いこと悪いことの小山(森本慎太郎)事件のおさらい
まずは良いこと悪いことの小山(森本慎太郎さん)▢害未遂事件のおさらいから。
下記は、小山▢害未遂事件を大まかにまとめたものです。
▼小山▢害未遂事件の概要
| 項目名 | 内容 |
|---|---|
| 被害者 | 小山隆弘、高木将 |
| ▢害理由 | 怨恨? |
| 犯行日時 | 10月26日18:00(以降だと思われる) |
| ▢害方法 | ガラスを落として▢害しようとした |
| ▢害場所 | 室内(未来文化ホール) |
| 犯人 | 不明 |
| 被害者の夢 | 宇宙飛行士 |
上記が、良いこと悪いことの小山▢害未遂事件を大まかにまとめたものです。
良いこと悪いことの連続見立て▢人を、考察する際にお役立て下さい。
考察1:良いこと悪いことの小山(森本慎太郎)▢害の理由
第1話と第2話より連続見立て▢人の犯人の正体に気付かれていた方にとって、第3話の小山▢害未遂は不可解な点の多い事件だったのではないでしょうか?
たぶん連続見立て▢人の犯人の動機については、順当に推理を組み立てられている場合、まったく悩まれていないと思います。
そして小山▢害未遂事件について、連続見立て▢人の犯人による犯行だと考えた場合、犯人の動機を再検証していないはずです。
ところが、その場合▢害方法や▢害場所に関して推理が行き詰ったり、これまでの推理に矛盾が生じたりしませんでしたか?
つまり、この場合犯人の動機――――小山▢害未遂事件の犯人の動機を間違っている可能性が考えられます。
実を言うと本ブログの筆者は、あらかじめ下記のリンク先「良いこと悪いこと犯人は誰なのか予想考察【ネタバレ注意】」で小山▢害未遂事件の犯人像を推理しました。
そのため本ブログの筆者は、小山▢害未遂事件の犯人の動機を最後に推理しています。
その立場からすると、動機よりも殺害方法や殺害場所、犯人像の絞り込みなどを先に行った方が良いとスムーズに推理できると思います。
――――このような経緯と理由により、こちらの節では本ブログの筆者が絞り込んだ犯人像を基に、小山▢害未遂事件の犯人の動機を考察しているのであしからずご了承下さい。
良いこと悪いこと第3話で、犯人が小山(森本慎太郎さん)を▢害しようとした理由はいくつか考えられます。
- ▢害理由1:怨恨
- ▢害理由2:情報の獲得
- ▢害理由3:機会の獲得と損失
- ▢害理由4:事件の必要性
- ▢害理由5:秘密の隠蔽?
上記が、考え得る小山(森本慎太郎さん)の▢害されそうになった理由です。
もしかすると「何を今さら。劇中で、連続見立て▢人の動機は怨恨だって言っていたじゃない」と思われたかもしれません。
しかし、猿橋園子の推理が正しいとはかぎりません。
また、連続見立て▢人ですが被害者は違います。
そのため、事件を1つずつ検証する必要があると考えました。
それに連続見立て▢人を考察するためにも、小山(森本慎太郎さん)▢害しようとした理由を知ることは重要なのです。
▢害理由1:怨恨
小山(森本慎太郎さん)が▢害されそうになった理由は怨恨だと考えられます。
この場合、有力な犯人候補は猿橋園子と彼女の関係者です。
また猿橋園子の推理を信じる場合、ドラマ「良いこと悪いこと」第3話時点では情報不足のため、小山▢害未遂の犯人を特定できません。
余談ですが、現実でも怨恨による▢害事件は多いです。そのため犯人特定が比較的に早く、警察に捕まりやすいという特徴があります。
ドラマ「良いこと悪いこと」であれば、連続見立て▢人の容疑者として真っ先に疑われるのは猿橋園子ですよね?
ところが、第3話時点で猿橋園子よりも6人組を恨んでいそうな登場人物は見当たりません(実を言うと、1人います)。
これが、猿橋園子の推理を鵜吞みにできない理由の1つなのです。
いずれにしても、少なくとも15kgのガラス板を9mから12mの高さから落としているので、小山▢害未遂の犯人には▢意があったのかもしれません。
▢害理由2:情報の獲得
犯人が情報を獲得したため、小山(森本慎太郎さん)は▢害されそうになったと考えられます。
獲得した情報として考えられるものは下記の通りです。
- 本人の外見
- 本人の所在
- みんなの夢
- その他の情報
上記のいずれかの情報を獲得したため、犯人は小山(森本慎太郎さん)を▢害しようとしたと考えられます。
ちなみに獲得した情報に「みんなの夢」を入れているのは、小山(森本慎太郎さん)▢害未遂の犯人とタイムカプセルを掘り起こした犯人が同一人物でない場合を想定しているためです。
話に戻りますが、この場合、犯人の取得した情報によって疑うべき登場人物は変わります。それをまとめたものが下記の一覧です。
▼情報の獲得の場合の犯人(順不同)
| 獲得情報 | 犯人の可能性のある人物 |
|---|---|
| 本人の外見 | すべての登場人物(ネットで調べられるため) |
| 本人の所在 | 猿橋園子、東雲晴香、小山隆弘、五十嵐駿、高木将、小山の会社の社員、レセプションの案内をもらった人物 |
| みんなの夢 | 猿橋園子、小山隆弘、高木将 |
| その他の情報 | ピー(誰が何を知ったのでしょうか?) |
上記のように、犯人の取得した情報によって疑うべき登場人物が変わります。
ところで、小山(森本慎太郎さん)▢害の犯人とタイムカプセルを掘り起こした犯人が同一人物の場合、小山(森本慎太郎さん)▢害の犯人候補者を絞り込むことはできません。
▢害理由3:機会の獲得と損失
犯人が機会を獲得あるいは損失したため、小山(森本慎太郎さん)を▢害しようとしたと考えられます。
ドラマ「良いこと悪いこと」第3話で、下記の登場人物はレセプションを知りました。
▼レセプションを知った人物(順不同)
| 登場人物名 | 内容 |
|---|---|
| 猿橋園子 | レセプションが行われることを知っていたが、宇宙に関するものとは気づいていなかった。 またレセプションには週刊アポロの記者としてではなく、一般客として参加していた。 |
| 高木将 | 発表会があることは小山から聞かされていたが、宇宙に関係あるとは知らなかった。 猿橋の連絡を受けてレセプション会場に向かった。 |
| 小山隆弘 | レセプションの主催者である。 |
| 五十嵐駿 | 小山の会社からレセプションの案内を受けていた。 しかしレセプション会場にいなかった。 |
| 東雲晴香 | 週刊アポロの記者としてレセプションに参加していた。 |
| 小山の会社の社員 | 小山がセプションに参加することを知っていた。 またレセプション会場にいた。 |
上記の登場人物はレセプションを知る、あるいはレセプションに参加する機会――――つまり小山と同じ場所にいられる権利を得ました。
そのため、上記の中にいると思われる犯人は、小山(森本慎太郎さん)を▢害しようとしたと考えられます。
この場合、いつでも小山と接触できる人物である小山本人と彼の会社の社員、高木将、猿橋を「この時点」で除外できます。
またレセプションに参加しなかった五十嵐も、この時点で除外できます。
もしかすると「犯人はレセプションを利用して犯行に及んだじゃないか! だから接触しやすいなんて理由は関係ないんじゃない?」と思われたかもしれませんね。
確かに一理あります。
しかし犯人にとって、レセプションを利用するメリットはあるのでしょうか?
この件についてはニコちゃん▢害事件でも触れましたが、大勢が会する場所で▢人するのは大変なリスクを伴います。
例えば犯行を目撃されるとか、警備員に確保されるとか。
そんな危険を冒してまで、わざわざ大勢のいる所で▢人事件を起こす必要なんてありません。
普通の人であれば誰でも分かることです(普通の人とは貴方のことではありません。小山▢害未遂事件の犯人のことです)。
裏を返せば危険を冒してでも、大勢のいる場所――――今回の場合であればレセプション会場で犯行に及ばざるをえない理由が犯人にあったということになります。
このことより、犯人はレセプションを利用して犯行に及んだのはなく、犯人は小山に会える機会を得たためレセプション会場で犯行に及んだという結論に至る訳です。
しかし、この推理には1つ欠点があります。
それは、小山と知り合いになれば良いということです。
小山と知り合いになれば、次の機会に彼を▢害することは可能になります。
しかし、この場合だと小山や彼の周囲に自分の存在が知られることになり、その結果として自らの犯行が露見する恐れが生じます。
また、経営者である小山と頻繁に会えるとは限りません。
この理由を鑑みた末、犯人は今回の犯行に及んだと考えられます。
要するに、犯人はレセプションを逃すと小山▢害を実行できなくなる――――小山▢害の機会を損失するため囲み取材中にガラスを落としたという訳です(ここまでは、犯人が小山の夢を知らない人物による犯行の場合の説明になります)。
これが、機会の獲得と損失による犯人の動機です(ここからは、犯人が小山の夢を知っている場合の説明になりますが、別に犯人が小山の夢を知らない場合でも当てはまります)。
しかし機会の損失は、これだけではありません。
それはプレゼン中に連続見立て▢人が行われなかったことです。
小山がプレゼンしていたのは、宇宙旅行を疑似体験できるアプリでした。
そしてプロジェクターで映されていたのは宇宙でしたよね? その上会場は、宇宙のように暗い状態でした。
要するに事件の起きたプレスよりも、プレゼンの行われた会場の方が宇宙に近いのです。
しかも明るいエントランスよりも、暗い会場の方が小山を▢害しやすいですよね?
それに会場にいる人たちは、小山に集中しているため犯行に及んでも気づかれにくいというメリットがあります。
不思議に思いませんか? なぜ犯人は薄暗く宇宙に見立てやすいプレゼン中に犯行に及ばなかったのでしょう?
これについて、下記の3つの理由が考えられます。
- 連続見立て▢人が実行されなかった
- 小山▢害未遂の犯人が彼の夢を知らなかった
- プレゼンの会場で▢害する方法がなかった
上記の理由により、小山▢害未遂の犯人はプレゼン中ではなく囲み取材中に犯行に及んだと考えられます。
つまり、犯人は下記のいずれかの機会損失を被ったという訳です。
1つはプレゼン中に連続見立て▢人を行えないという機会損失。
もう1つはプレゼン中に連続見立て▢人が行われなかったという機会損失。
上記のいずれかの機会損失を被った犯人は、囲み取材中に犯行に及ばさるを得なかったのです。
これが、もう1つの機会の損失による犯人の動機です。
▢害理由4:事件の必要性
先述の「▢害理由3:機会の獲得と損失」と内容が少し被りますが、犯人にとってレセプションの最中――囲み取材を含む――に事件を起こす必要があったと考えられます。
なぜなら自分が疑われる理由がないからです。
先に結論を述べると、小山▢害未遂の犯人は「連続見立て▢人」を利用し、自分に容疑がかからなくしようとしたのです。
仮に小山の件が▢害未遂事件になったとしましょう。
捜査を始めれば、自ずと武田らの事件や卒業アルバムの件――――つまり6人組が恨まれていたことが明らかになります。
そうなると、真っ先に疑われるのは猿橋園子ですよね?
しかも猿橋は連続見立て▢人について調べており、被害者全員に会いに行っています。
万が一、猿橋の容疑が晴れそうになっても、小山▢害未遂の証拠をでっち上げれば問題ありません。
それに囲み取材中、猿橋は高木の後ろに立っていました。また一般客や記者は小山の方を見ているため、猿橋を確認できません。
つまり猿橋の囲み取材中のアリバイはないのです(これは偶然の産物だと思われますが)。
また武田ら3件に関して、小山▢害未遂の犯人にはアリバイがありますし、それらの事件の捜査から小山▢害未遂の犯人に繋がる証拠は出ることは全くありません。
万が一証拠が出てきても、疑われるのは連続見立て▢人の犯人です。
このようにレセプション会場で事件を起こせば、万が一事件になったとしても一連の見立て▢人だと警察に思わせられます。
そのため小山▢害未遂の犯人は、レセプション会場で事件を起こす必要があったと考えられるという訳です。
※2025年11月4日追記
連続見立て▢人の模倣犯の目的は、事件を大ごとにすることによって、事故として処理された武田の転落〇や桜井の店の火災、中島の交通事故を警察に事件と認識させ捜査をさせるためです。
▢害理由5:秘密の隠蔽?
こちらの節の本ブログの筆者の考察は、もしかするとドラマ「良いこと悪いこと」の背景に迫る内容かもしれません。
そのため、こちらの節をご覧になるとドラマ「良いこと悪いこと」の楽しみが損なわれる恐れがあります。
今後もドラマ「良いこと悪いこと」を楽しく視聴したい方、ドラマを観て驚きたい方は、こちらの節をご覧にならないで下さい。
秘密――――小山▢害未遂の動機を隠すために、小山▢害未遂の犯人は事件を起こしたと考えられます。
そう考えると、小山▢害未遂の犯人にとって、レセプション会場で事件を起こすことは「うってつけ」の場所だったのかもしれません。
おそらくドラマ「良いこと悪いこと」の視聴者の99%以上の方は、第3話の事件を「小山▢害未遂」だと思われていると思います。
それでは、なぜ犯人は高木の肩にガラス片を落とし、わざわざ「ガラス板が落ちる」ことを教えたのでしょうか?
一見すると、犯人は高木に小山を助けるように仕向けたと思えます。
かく言う本ブログの筆者も、そのように思った1人です。
しかし、それなら「なぜ犯人はガラス板を落とした」のでしょう?
ガラス板の大きさは定かではありませんが、小さめのドア用のものでも重さは約15kgくらいあります。
そんなガラス板を、犯人は4階(12m)から落としました。
劇中では高木も小山も軽傷で済みましたが、15kgのガラス板が直撃していれば〇に至ります。
要するに犯人が小山を助けるつもりなら、もっと軽いものを落とすはずなのです。
もしかすると「いやいや、砕け散ったガラス片を星に見立てたかったんだろう?」と思われるかもしれません。
確かに一理あります。
しかしプレスの床に敷かれていたのは、宇宙柄の絨毯です。
つまり砕け散ったガラス片がなくても、宇宙の見立ては完了していた――――つまり砕け散ったガラス片を星に見立てる必要はなかったのです。
それなのに犯人は、直撃すれば〇に至るような重いガラス板を落としました。
つまり犯人は、明らかに小山を▢害するつもりで、ガラス板を落としたと考えられるのです。
その一方で、ガラス片によってガラス板が落ちることを高木に教えたというのは完全に矛盾していると思いませんか?
ところが、犯人は小山を助けるためにガラス片を落としたのではなかったと考えると、この矛盾は一気に解決します。
要するに、小山▢害未遂の犯人は「高木を▢害したかった」のです。
だから小山▢害未遂の犯人は、わざわざ高木の肩にガラス片を落としたという訳です。
つまり小山▢害未遂の犯人の動機は、高木▢害の動機と自分の犯行であることを隠すために小山を狙ったという結論に至ります。
そして、このように考えると小山▢害未遂の犯人が、▢害方法にガラス板を落とすことを選んだ理由も説明がつきます。
どうやら犯人は、ガラスの落下を「あること」に見立てているようです(こちらの記事を何度も読んで第1話、第2話を視聴すると答えは分かるはずです)。
※2025年11月4日追記
そろそろ答えを記載しても良いかと思いました。
たぶん連続見立て▢人の模倣犯は、ガラスの落下を武田の転落〇に見立てていると思います。
考察2:良いこと悪いことの小山(森本慎太郎)▢害未遂の時刻
小山(森本慎太郎さん)▢害時刻は、10月26日18時以降だと考えられます。
ところで、小山▢害時刻を話題にしているのかと言うと犯人を特定しやすくするためです(それから他の方が取り上げていませんので)。
話に戻りますが、この時間に怪しまれることなく未来文化ホール内で行動できる人物が小山▢害の犯人だと考えられます。
この条件に該当する人物は、下記の通りです。
▼未来文化ホールで行動しやすい登場人物(順不同)
| 登場人物名 | 内容 |
|---|---|
| 猿橋園子 | 職業が記者。囲み取材中、プレス周辺にいた |
| 高木将 | 職業が自営業。囲み取材中、プレス周辺にいた |
| 小山隆弘 | 職業が自営業。囲み取材を受けていた |
| 東雲晴香 | 職業が記者。囲み取材中に彼女の姿はなかった |
上記が、小山(森本慎太郎さん)▢害事件時に行動しやすいと考えられる人物です。
他の登場人物は、未来文化ホールにいたという描写がなかったので除外しました。
また一般客や記者、小山の会社の社員については、脚本家の方を信用して除外しています(一般客や記者、小山の会社の社員を使えば、何でもありになり最早ミステリーではないため)。
ところで上記の表より、未来文化ホール内にいた登場人物の中で、アリバイのないのは東雲晴香しかいません。
もちろん、猿橋や高木、小山に共犯者がいる場合、そしてトリックを使用している場合、彼らも犯人候補になります。
考察3:良いこと悪いことの小山(森本慎太郎)の▢害方法
この節では、小山の▢害方法に関する下記について紹介します。
- ▢害方法の考察1:疑問
- ▢害方法の考察2:トリック
- ▢害方法の考察3:ガラス板
上記が、こちらの節で紹介している小山の▢害方法に関する考察です。
上記について詳しく知りたい方は、下記の該当する各小見出しをご覧下さい。
▢害方法の考察1:疑問
小山(森本慎太郎)の▢害方法は、ガラスの転落事故に見せかけたものでした。
一応、ガラス片と絨毯の柄によって、小山の夢をなぞらえた▢害方法になっています。
それにしても、先述「小山▢害の動機」で指摘したように、犯人はプレゼン中ではなく囲み取材中に小山を襲ったのでしょうか?
これが、小山▢害未遂事件の数ある疑問の1つでもあります。
この件に関して考えられる可能性は2つです。
1つはプレゼン中の場合事故に見せかけられないことで、もう1つは連続見立て▢人が行われなかったことです。
これらいずれかの可能性、あるいは両方の可能性により、小山▢害未遂の犯人はプレゼン中ではなく囲み取材中に小山を襲ったと考えられます。
▢害方法の考察2:トリック
続いて単独犯におけるガラスを落とすトリックを検証してみましょう。
この件について考察する理由は、猿橋や高木、小山の3名を疑う必要があるからです。
彼らに共犯者いれば、囲み取材の現場にいても、階上からガラスを落とすことは簡単です。
しかし、そうでなくて単独犯の場合、階下にいながら階上から2つのガラスを落とすトリックが必要になります。
また囲み取材の会場にいなかった東雲にしても同じです。
東雲の場合、ガラス片を高木の肩に落とした後に、離れた場所にあるテンパードガラスを落とさなくてはなりません。
つまり東雲を除いた3名の場合、ガラスを落とすトリックがなければ共犯者がいる可能性のみになります。
一方の東雲の場合、2つのガラスを短時間で落とせる方法がなければ、彼女を犯人候補から外せます。
このように単独犯によるガラスを落とすトリックを検証すれば、犯人候補者や犯行方法を減らせるのです。
結論を述べると、東雲を除いた3名にはガラスを落とすトリックを使えません。
なぜなら小山▢害未遂が事故として処理されたからです。
物的な時限装置を使えば、ほぼ自動的にガラスを落とせるかもしれません。
ところが物的な時限装置を使うと、それが証拠として現場に残ってしまいます。
また、高木が「どこ」に立つのか分かりません。それなのに同じ階にいて高木の肩にガラス片を落とすのは、時限装置を使うとしても不可能です。
ところでドローンを使用することも考えたのですが、第3話には東雲を除いた3名がドローンを操作する描写はありませんでした。
それに犯行に使ったドローンを回収するという新たな問題が浮上しますし、ドローンを回収する描写もありませんでした。
これらのことより、時限装置やドローンなどを使ってガラスを落としていないため、小山▢害未遂は事故として処理されたと考えられます。
一方の東雲の場合、2つのガラスを僅かな時間差で落とすことは可能です。
ガラス板を落とす方法は、いくつか考えられます。
下記は一例です。
- ガラス板を外す
- ガラスを立てかける
- 遠隔でガラスを衝く装置を設置する
- 高木の位置を確認する
- 高木にガラス片を落とす
- ガラス板の近くまで移動する
- リモコンで装置を動かしガラスを衝く
- ガラス板は階下に落ちる
- 装置を回収する
- 何食わぬ顔で1階に戻る
このような感じの方法を使えば、1人で2つのガラスを落とすことは可能です。
子供時代の夢がガラス職人だった東雲なら、ガラスを活かした証拠の残りにくい方法を使うかもしれませんね(知識不足の本ブログの筆者には、思いつきませんでした)。
▢害方法の考察2:ガラス板
ガラス片の形より、落ちてきたガラスはテンパードガラス(強化ガラス)です。
落ちてきたガラスの実際の大きさは分からないので、一番サイズの小さいテンパードガラスの大きさや重さなどを「オーダーガラス板.com」さんの公式サイトで調べました。
▼一番小さいテンパードガラス
| 項目名 | 内容 |
|---|---|
| 縦 | 1987mm |
| 横 | 762mm |
| 厚さ | 4mm |
| 重さ | 15.15kg |
| 値段 | 税込158,730円 |
上記が一番小さいサイズのテンパードガラスの情報です。
女性でも持てそうな重さですよね?
そのうえ今回の場合、ガラスを持ち上げる必要はありません。
そのため、囲み取材中に姿が見えなかった東雲でも犯行に及べそうですね。
ところで、他のサイズについて知りたい方は下記のリンク先「オーダーガラス板.com」でお調べ下さい。
考察4:良いこと悪いことの小山(森本慎太郎)の▢害場所
小山▢害未遂事件の現場は、人の集まっている未来文化ホールでした。
いくら事故に見せかけるとしても、そのような場所で、▢害するのは控えるのではないでしょうか?
それなのに犯人は、あの場所で犯行に及んでいます。
この理由は、先述の「機会の獲得と損失」で説明できそうです。
つまり犯人は犯行に及ぶ機会を得たが、この機会を逃すと犯行に及ぶのが難しくなるため、レセプション会場である未来文化ホールで小山▢害を実行に移したと考えられます。
それでは小山▢害未遂の犯人は、どのような機会を得て、どのような機会を失いそうだったのでしょうか?
もう一度確認を兼ねて検証してみましょう。
▼機会の獲得と損失
| 機会 | 機会の内容 |
|---|---|
| 獲得 | レセプションに参加できる(犯行の機会を得る) 連続見立て▢人が起きなかった 疑われない理由ができた ▢害方法を得た 標的と同じ場所にいる |
| 損失 | 連続見立て▢人が起きてしまう 疑われる恐れが生じる ▢害方法を失う 標的と同じ場所にいられなくなる 犯行の機会を失う |
小山▢害未遂の犯人は、上記のような機会の獲得と損失により、多少のリスクを承知で小山▢害を実行したと考えられます。
つまり小山▢害未遂の犯人は、どうしても未来文化ホールで犯行に及ぶ必要があったという訳です。
ところで、機会の獲得と損失について詳しく知りたい方は、上記の節「考察1:良いこと悪いことの小山(森本慎太郎)▢害の理由」の小見出し「▢害理由2:情報の獲得」をご覧下さい。
――――待てよ? ……そうか! だから「あの時」、「あの人」は「あんなこと」を言ったんだ。
それなら「あの人」の「あの行動」も説明がつく……しかし、その場合「あの人」は一連の事件の真相――――少なくとも「犯人」に気づいているってことになる。いったい、どういうことなんだ?
もしかすると「アレ」は、そういうことだったのか(金田一少年になったつもりで読んで下さい。ところで本ブログの筆者の推理通りであれば、この部分は事件を解決するヒントになっています。第1話と第2話を再視聴してみて下さい。すると「あの人」の秘密と事件の真相に近づけるはずです)⁈
※2025年11月4日追記
連続見立て▢人の模倣犯の目的は、事件を大ごとにすることによって、事故として処理された武田の転落〇や桜井の店の火災、中島の交通事故を警察に事件と認識させ捜査をさせるためです。
つまり、レセプション会場で小山▢害――高木▢害をするのは打って付けだったのです。
考察5:良いこと悪いことの小山(森本慎太郎)の所在を知る方法
第3話で、小山(森本慎太郎さん)▢害未遂はレセプションの行われた未来文化ホールでした。
つまり、レセプションの行われた10月26日に小山が未来文化ホールにいることを知っていた人物が犯人候補になるという訳です。
この条件に該当する登場人物は、下記の通り。
▼小山の所在を知っていた人物
| 登場人物名 | 知っていた理由 |
|---|---|
| 猿橋園子 | レセプションが行われることを自分で調べており、小山が参加することを知っていた。 |
| 高木将 | 小山が発表会をすることを知っていた。しかし詳しい日時と場所を知らなかった。レセプション直前に猿橋から場所を聞いた。 |
| 小山隆弘 | 小山本人である。 |
| 五十嵐駿 | 小山の会社から案内が来ていたので、小山が参加することを知っていた(猿橋を取材担当にしていないことより分かる)。 |
| 東雲晴香 | 編集長よりレセプションのことを知らされた。そのため小山が参加することを知っていた。 |
上記が、10月26日に小山の所在を確認できた人物です。
そして、上記の条件に「レセプションに参加しても疑われない人物」を加えると下記のようになります。
▼レセプションに参加しても疑われない人物
| 登場人物名 | 結果 |
|---|---|
| 猿橋園子 | 「PRESS」のネームホルダーを首に下げていなかった。このことより一般客として参加していることが分かる。そのため警察が事件として調べた場合、疑われる可能性がある。 |
| 高木将 | 一般客として参加している。そのため警察が事件として調べた場合、疑われる可能性がある。 |
| 小山隆弘 | 小山本人であるため疑われることはない。 |
| 五十嵐駿 | そもそも五十嵐駿はレセプションに参加していない。 |
| 東雲晴香 | 週刊アポロとして記者受付をしている。そのためレセプションに参加しても疑われない。 |
上記よりレセプションに参加しても疑われない人物は、小山と東雲の2人だと分かります。
何を言いたいのかというと、小山と東雲については小山▢害未遂が事件として捜査されても疑われないにくいということです。
そのため、小山と東雲は小山▢害を実行する可能性があるという訳です。
考察6:良いこと悪いことの小山(森本慎太郎)の夢を知る人物
見立て▢人の犯人が、タイムカプセルを掘り起こしている場合、第3話時点では犯人を特定できません。
なぜなら「みんなの夢」を確認した可能性が高いからです。
そのため見立て▢人の犯人が、タイムカプセルを掘り起こしている場合、第3話時点では犯人を特定できません。
しかし、小山(森本慎太郎さん)▢害未遂の犯人がタイムカプセルを掘り起こしていないと仮定した場合、第3話終了時点で犯人――――みんなの夢を知る人物を絞り込むことが可能になります。
そして第3話時点で、標的全員の「みんなの夢」を知る人物は下記の通りです。
- 猿橋園子
- 高木将
- 小山隆弘
上記が、見立て▢人の犯人がタイムカプセルを掘り起こしていないと仮定した場合の第3話終了時点で標的全員の「みんなの夢」を知る人物です。
しかし、小山はタイムカプセル掘りに参加していませんでした。
そのため、武田と桜井の夢を知らなかったので小山を除外します(小山が武田の事件よりも前に帰国していた場合、彼を除外できませんが)。
そうなると、第2話終了時点で標的全員の「みんなの夢」を知る人物は「園子」と「高木」の2人になります。
つまり、園子と高木のいずれかが見立て▢人の犯人になるという訳です。
ただし小山▢害未遂の場合、条件は当てはまりません。
なぜなら夢に見立てる必要がないからです。
小山▢害未遂の現場は、未来文化ホールでした。
そこで行われたのは、小山の会社のレセプションです。
レセプションの内容は、宇宙に関することでした。
そして、プレスの準備――――宇宙柄の絨毯を敷いたのは小山の会社です。
そのような場所で、小山▢害未遂は起きました。
そのため猿橋や高木、小山、我々視聴者は小山▢害未遂を連続見立て▢人だと思いましたよね?
つまり宇宙に関係のある場所で小山が狙われたため、連続見立て▢人を知っている人物には、目の前で「連続見立て▢人」が起きたように見えたという訳です。
要するに小山▢害未遂の犯人に「小山の夢に見立てる」つもりがなくても、連続見立て▢人を知っている人物は「小山の夢に見立てて」小山を▢害しようとしたように見えたのです。
このように考えると、小山▢害未遂の場合において犯人は小山の夢を知らなくても問題ないという結論に至ります。
そして小山▢害未遂に関して、小山の夢を知る人物が犯人であるという論理を用いてはいけないということになります。
考察7:良いこと悪いことの小山(森本慎太郎)事件の犯人像
小山(森本慎太郎)▢害未遂の犯人像は下記の通りです。
- 園子へのいじめを認識している
- 6人組を知っている
- 現在の高木を特定できる
- 現在の小山を特定できる
- 小山の所在を把握できる
- レセプションが行われていることを知っている
- レセプションの内容を知っている
- レセプションの会場を知っている
- レセプション会場に参加しても疑われない
- プレスの絨毯の柄を知っている
- レセプションのプログラムを把握している
- 小山の夢を知っている
- ガラスを落とす術がある
- 小山が傷ついても構わない
- 高木が傷ついても構わない
上記が、小山(森本慎太郎)▢害未遂の犯人像です。
そして、この犯人像に該当する人物は東雲晴香です。
ところで、除外している犯人像の条件があります。
これらは、小山▢害未遂の実行に関係ないためです(犯人が、これらの条件を知っていたとしても結果はかわりません)。
ただ、連続見立て▢人の犯人と小山▢害未遂の犯人が同一人物でない可能性を示唆するため、上記のような記載にしました。
そのため、横線を引いています。
ただし猿橋や高木、小山に共犯者がいる場合、1階にいる彼らに2つのガラスを落とせるトリックがある場合、または第9話以降の脚本が変更された場合はこの限りではありません。
まとめ
本記事では、ドラマ「良いこと悪いこと」の小山(森本慎太郎)事件の考察(※ネタバレ注意)を紹介しました。
- 小山(森本慎太郎)の事件のおさらい
- 小山(森本慎太郎)の▢害理由
- 小山(森本慎太郎)の▢害時刻
- 小山(森本慎太郎)の▢害方法
- 小山(森本慎太郎)の▢害場所
- 小山(森本慎太郎)の所在を知る方法
- 小山(森本慎太郎)の夢を知る人物
- 小山(森本慎太郎)の事件の犯人像
第3話終了時点までの情報より、小山▢害未遂の犯人を絞り込むことは可能です。
ただし猿橋や高木、小山に共犯者がいる場合、第9話以降の脚本が変更される場合は、この限りではありません。
今回、こちらの記事で紹介した手順で、武田や桜井の事件、そして第4話以降に起きるであろう事件を1つ1つ事実をもとに掘り下げれば、どの登場人物なら犯行が可能なのか分ると思います。
ちなみに小山▢害未遂事件に関する本ブログの筆者の考察結果は下記の通りです。
▼小山▢害未遂事件の考察結果
| 項目名 | 内容 |
|---|---|
| 被害者 | 小山隆弘、高木将 |
| ▢害理由 | 怨恨または復讐(桜井を意識不明の重体にされたためだと思われる) |
| 犯行日時 | 10月26日18:00(以降だと思われる) |
| ▢害方法 | 小山が狙われていると思わせて、高木を▢害しようとした。ガラスを落とすことにより武田の転落〇に見立てていると思われる |
| ▢害場所 | 室内(未来文化ホール) |
| 犯人 | 東雲晴香 |
| 被害者の夢 | 小山:宇宙飛行士、高木:ヒーロー |
上記が、良いこと悪いことの小山▢害未遂事件に関する本ブログの考察(推理)結果です。
余談ですがガラスは武田敏生に、そして「落とす」は転落〇に見立てられていると考えられます。
――――長くなりましたが、最後までお読み下さりありがとうございます。
そして、本ブログと一緒にドラマ「良いこと悪いこと」の連続見立て▢人の犯人や真相を解き明かしましょう!
最後に、こちらの記事が「良いこと悪いこと」を楽しむきっかけになれば幸いです。
※2025年11月4日追記
本ブログの筆者の推理による、小山▢害未遂事件の真相を記載しておきます。
本件は、高木将による連続見立て▢人事件を利用あるいは模倣したものです。
本件の犯人は、東雲晴香。
東雲晴香は桜井幹太の知人です。
これは武田敏生の夢を知っていたこと、桜井幹太の店が火災にあった翌日に目の下にクマを作っていたこと、その際の彼女の台詞より窺い知れます。
東雲晴香は違法薬物事件の取材中に、武田敏生の転落〇の真相に気づいたのでしょう。
そして桜幹太を意識不明の重体にした高木に復讐すること、武田の転落〇や桜井の店の火災、中島の事故が事件であること警察に認識させるために、東雲晴香は連続見立て▢人を利用した小山▢害を計画します。
しかし小山▢害の本当の標的は、彼ではありません。
本当の標的は、高木将です。
これは▢害にガラス板を使用したこと、高木将の肩にガラス片を落としたことより分かります。
ところで東雲晴香が、小山を狙うと見せかけて高木を▢害しようとしたのは、替え歌の順番通りに標的が狙われることを知らなかったためです。
これが、小山▢害未遂事件――高木▢害未遂事件の真相です。
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