- グレイトギフトの犯人は誰?
- グレイトギフトの犯人を知りたい
- グレイトギフトを楽しみたい
こちらの記事は、このような方に対して書いています。
筆者も、グレイトギフトの犯人が気になりました。
そのような訳で、こちらの記事ではグレイトギフトの犯人を考察します(万が一当たっていたとしても、本記事を見た脚本家の方が内容を変更する恐れがあるので、意味はないんですけどね)。
- グレイトギフトの真真犯人は〇〇〇〇と考察
- グレイトギフトの犯人考察のための事実整理
- グレイトギフトの真犯人の犯行動機の考察
こちらの記事での考察は、第1話と第2話で知り得た情報、物語作りのルールを用いたもので、妄想考察ではありません。
そのため、こちらの記事は最終回のネタバレになる恐れがあるので、最終回を新鮮な気持ちで視聴したい方は、そっとブラウザバックして下さい。
こちらの記事によって、グレイトギフトを楽しんでいただければ幸いです。
なお、こちらの記事の内容を引用や参考資料として紹介される場合、必ず筆者に連絡の上、筆者の著作物であることを必ず明示して下さい。
万一、筆者に無断で記事の内容を紹介した場合、法的手段を執らせていただきます。
- グレイトギフトの真犯人は〇〇〇〇と考察
- グレイトギフトの犯人考察のための事実整理
- グレイトギフトの真犯人の犯行動機の考察
- グレイトギフトの真犯人の正体を真面目に推理
- 藤巻達臣(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
- 久留米穂希(グレイトギフトの真犯人の可能性22%)
- 奈良茉莉(グレイトギフトの真犯人の可能性78%)
- 伊集院薫(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
- 白鳥稔(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
- 郡司博光(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
- 奥野信二(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
- 本坊巧(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
- 鶴下綾香(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
- 藤巻麻帆(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
- 藤巻あかり(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
- 安曇杏梨(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
- 立花佑真(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
- 神林育人(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
- 神林琴葉(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
- 月足修平(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
- 愛宕(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
- 関根美登里(グレイトギフトの真犯人の可能性10%)
- グレイトギフトの真犯人の正体を考察
- グレイトギフトの考察のポイント
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グレイトギフトの真犯人は〇〇〇〇と考察
グレイトギフトの真犯人は奈良茉莉です。
- 真犯人の考察材料1:消去法
- 真犯人の考察材料2:登場人物の役割
- 真犯人の考察材料3:登場人物の苗字
- 真犯人の考察材料3:物語作りのルール
このような理由により、奈良茉莉がグレイトギフトの真犯人と考えました。
真犯人の考察材料1:消去法
まず真犯人の考察するにあたって、消去法を使いました。
消去法により、犯人から除外した登場人物は次の通りです。
- 伊集院薫
- 藤巻麻帆
- 藤巻あかり
- 神林琴葉
- 奥野信二
- 愛宕
これらの登場人物を除外しました。これらの登場人物は、すでに物語から退場している者、知識や技術が不足している者、病により行動が制限されている者です。
真犯人の考察材料2:登場人物の役割
真犯人の考察するにあたって、登場人物の役割について考えました。
登場人物の役割は次の通りです。
▼グレイトギフトの登場人物の役割一覧表
登場人物の名前 | 登場人物の役割 |
---|---|
藤巻達臣 | ニセ主人公、狂言回し(物語の進行役) |
久留米穂希 | バディ(視聴者の代弁者)、本作の本当の主人公 |
奈良茉莉 | スネイクテイル(黒幕) |
伊集院薫 | フールウィズ(引っ掻き回し) |
白鳥稔 | シャドウ(敵対者) |
郡司博光 | 仲間 |
奥野信二 | なし |
本坊巧 | ウエットブランケット(バディの引き立て役) |
鶴下綾香 | 第2話の時点では不明(多分、引っ搔き回し役と思われる) |
藤巻麻帆 | 第2話の時点では不明(ヒロインの可能性も) |
藤巻あかり | なし |
安曇杏梨 | 一応のヒロイン(シェイプシフターの可能性も) |
立花佑真 | 第2話の時点では不明 |
神林育人 | 仲間(久留米穂希にとって。藤巻達臣にとっては敵対者) |
神林琴葉 | なし |
月足修平 | 仲間(久留米穂希にとって。藤巻達臣にとっては敵対者) |
愛宕 | なし |
大泉篤 | 第2話の時点では不明(多分、引っ搔き回し役) |
グレイトギフトの登場人物の役割は、このようになっていると考えられます。
それぞれの登場人物の役割については、下記をご覧ください。なお消去法で除外した登場人物については説明を省略しています。
藤巻達臣
藤巻達臣の登場人物の役割は、狂言回し(物語の進行役)です。
例えばシャーロックホームズのワトソンにあたります。
藤巻達臣は主人公に見えます。しかし彼は、一応のヒロイン「安曇杏梨」――主人公らしく扱うのがヒロインの役割――に、あまり好かれていないようです。
これは、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャックスパロウを思い浮かべていただけると分かりやすいでしょう。
このことでも、藤巻達臣が主人公ではないと考えられるという訳です。
全然関係ない話ですが、狂言回しの藤巻達臣のモノローグにおける推理のほとんどは間違っているので信用しない方が良いでしょう(しかし、久留米穂希の推理を受けて意見するとき、物語の中盤以降は信用しても大丈夫だと思います)。
久留米穂希
久留米穂希はバディ(視聴者の代弁者)のように見えます。しかし、鋭い洞察力と情報処理能力より、彼女は探偵役だと考えられます。ずばりシャーロックホームズ――本当の主人公――です。
そのため物語のルール上、第1話で久留米穂希と接触した登場人物の中にグレイトギフトの「真犯人」がいると考えられます。
▼ここから少し余談
久留米穂希が藤巻達臣の手伝いをしたり、霊安室の安田の様子を見に行ったりする理由が分からない方がいるようなので、それについて説明します。
久留米穂希は、先述の通り洞察力や情報処理能力の優れた人物です。そのため球菌の画像や藤巻達臣の僅かな変化より、事件に巻き込まれていることを推理しているようです。それは第1話30分の久留米穂希の発言より分かります。
第2話を視聴すると久留米は、毎晩のように安田の食堂に通っており、彼の家族と親しいことも分かります。
つまり久留米穂希は、懇意にしていた安田を〇に追いやった人物を突き止めるため、藤巻達臣に協力することにしたという訳です。
この件についても、第2話11分35秒の久留米穂の台詞より推察できます。
藤巻達臣に対して、好意があるかどうかは、今のところ情報が少ないので分かりません。
ちなみに彼女は藤巻達臣に協力を約束する際も、警察に捕まらないための手段――わざと理由を声に出していました――を講じていました。波留さんのファンの方、久留米穂希に好感を抱いている方はご安心下さい。
▼2024年2月1日追記
久留米穂希は「藤巻達臣が好き」だって言ってましたね。第3話を視聴中、久留米穂希が前の職場で不倫騒動を起こした言われていたので、「まさか」と思ったんですけど。最後の告白は衝撃的でした。
それにしても久留米穂希の魅力大爆発でしたね。
ところで久留米穂希の正体に関する考察を知りたい方は、下記をご覧下さい。
奈良茉莉
奈良茉莉は、グレイトギフトのスネイクテイル(黒幕)です。
物語のルール上、本来の主人公である久留米穂希と第1話で接触していた登場人物の中に黒幕がいます。
その登場人物は奈良茉莉、伊集院薫、本坊巧、鶴下綾香の4人でした(モブは含んでいません)。第2話で伊集院薫は退場したので、残りは奈良と鶴下、本坊の3人。
ただし本坊巧は、藤巻達臣の引き立て役なので除外しました。
そして、後述の「真犯人の考察3:登場人物の苗字」より鶴下綾香を除外でき、残った奈良茉莉が黒幕ということになります。
また第3話では、伊集院薫の机に花を手向けた白鳥稔に対して「すごくあったかい人ですね、白鳥理事長て」と言っていました。
仮に奈良茉莉が久留米穂希パートにおける、久留米穂希のバディやウエットブランケットであれば、このシーンでの台詞は「視聴者の代弁」である必要があります。
つまり「自分で■しておいて花を飾るなんて」のようなものになるはずです。
しかし奈良茉莉が白鳥稔の犯行を知らないため、理にかなっている台詞でもあります。
ところが、奈良茉莉は久留米穂希の引き立て役なので、「すごくあったかい人ですね、白鳥理事長て」と言うのはおかしいのです。
本来であれば、このシーンで奈良茉莉は久留米穂希を引き立てる行為をしなければなりません。
このことでも、奈良茉莉が久留米穂希パートのバディやウエットブランケットでなく、他の役割をもった登場人物だということが分かるという訳です。
メタフィクション的な考察なので、敬愛するシャーロック・ホームズの名言「不可能なことがらを消去していくと、よしんばいかにあり得そうになくても、残ったものこそが真実である」が当てはまるとは言い難いですがね。
余談ですが、本ブログの記事「グレイトギフトの奈良茉莉が号泣した理由【小野花梨の涙に騙されるな】」では奈良茉莉の狡猾さについて考察しています。併せてお読み下さい。
またオクトセブンの考察については、下記のリンク先「グレイトギフトのオクトセブンとは「花」という意味の球菌【ネタバレ考察】」をご覧下さい。
なお、奈良茉莉が真犯人と考えられる詳細については、後述の「真犯人の考察材料3:登場人物の苗字」をご覧ください。
▼2024年2月7日追記
第2話における藤巻達臣のモノローグ――ギフトについての推理――直後、奈良茉莉の優秀さが分かる描写があります。これは奈良茉莉が真犯人だと示唆している伏線だと考えられます。
伊集院薫
伊集院薫は、フールウィズ(引っ掻き回し)です。
彼は「ギフト」の所有者を装い、物語を引っ搔き回しました。つまり我々視聴者を欺き振り回しました。
そのため、伊集院薫はフールウィズ(引っ掻き回し)です。
ただ、藤巻達臣と2人といるときはバディの役割も果たしていました。このことより、グレイトギフトの登場人物は、複数の役割を兼任している可能性もあると考えられます。
白鳥稔
白鳥稔は、シャドウ(敵対者)です。
白鳥は医者でありながら権力を欲しているため、権力に対して無頓着な藤巻達臣と対立関係(真逆の登場人物)にあります。
また白鳥は「ギフト」を悪用しているため、何等かの理由により「ギフト」の悪用を阻止しようとしている久留米穂希――本当の主人公だと思われる――の真逆の登場人物です。
そのため、白鳥稔はシャドウ(敵対者)で黒幕ではありません。
白鳥が真犯人ではない理由については、後述の「真犯人の考察材料3:登場人物の苗字」をご覧ください。
余談ですが、真犯人の犯行動機が筆者の予想通りなら、彼は、途中退場するでしょう。
郡司博光
郡司博光は仲間です。
ドラマの第二幕に突入直後の第3話で、郡司は藤巻達臣と一緒に白鳥の陰謀を阻止しようとします。
そのため、郡司博光は仲間です。
なお、郡司博光が真犯人でない理由については、後述の「真犯人の考察材料3:登場人物の苗字」をご覧ください。
▼2024年2月1日追記
予想していた通り、郡司は仲間でした。少し予想とは違いましたが。
奥野信二
奥野信二には、特に役割はありません。強いて言えば、藤巻達臣の妻の手術に協力するので贈与者です。
本坊巧
本坊巧は、ウエットブランケット(バディの引き立て役)です。ただグレイトギフトでは、藤巻達臣の引き立て役になっています。
なぜなら藤巻達臣は、主人公ではないからです。
少しややこしいのですが、藤巻達臣は狂言回しのため主人公ではありません。そして、第3話以降では探偵役――本当の主人公――の久留米穂希と協力し事件究明にあたります。
つまり藤巻達臣は、探偵役のバディ(相棒。主人公の引き立て役)という訳です。
そのため、本坊巧は藤巻達臣の引き立て役であるウエットブランケットなのです。
余談ですが、グレイトギフトの主演が反町隆史さんなのも、藤巻達臣が久留米穂希の相棒だからです。制作記者会見でも反町隆史さんは、「相棒から来た反町です」と挨拶されていましたし。多分、そういうことでしょう。
鶴下綾香
鶴下綾香の役割は、第2話の時点では不明です。多分、フールウィズとしてドラマを引っ搔き回すと考えられます。
そうでなければ、単に容疑者を増やすために作られた登場人物でしょう。
なお、鶴下綾香が真犯人でない理由については、後述の「真犯人の考察材料3:登場人物の苗字」をご覧ください。
藤巻麻帆
第2話の時点では不明です。強いて言えば、藤巻達臣の家庭内におけるウエットブランケット――藤巻あかりの引き立て役――です。
登場人物の役割とは関係ありませんが、心臓疾患なのでギフトを使われる恐れがあります。
彼女がギフトを使われる場合、犯人は鶴下綾香の可能性が高くなります。
なぜなら鶴下綾香が藤巻麻帆に嫉妬する可能性が高いからです。
藤巻麻帆は郡司博光の元カノで、現在も仲良くしているような描写があります。そのような状況を見た鶴下綾香は、これまでの突発性心不全と藤巻達臣の行動、郡司博光の出世などより、ギフトの存在を突き止める可能性は少なくありません。
もしも三度ギフトを奪われるようなことがあれば、藤巻麻帆が狙われる可能性もあるでしょう。
なお、藤巻麻帆が真犯人でない理由については、後述の「真犯人の考察材料3:登場人物の苗字」をご覧ください。
藤巻あかり
藤巻あかりには役割はありません。強いて言えば、藤巻達臣の家庭内におけるバディ――視聴者の代弁者――です。
なお、藤巻あかりが真犯人でない理由については、後述の「真犯人の考察材料3:登場人物の苗字」をご覧ください。
安曇杏梨
安曇杏梨は、一応のヒロイン(シェイプシフターの可能性も)です。
なお、安曇杏梨が真犯人でない理由については、後述の「真犯人の考察材料3:登場人物の苗字」をご覧ください。
立花佑真
立花佑真の役割は、第2話の時点では不明です。多分、役割はないと思います。
なお、立花佑真が真犯人でない理由については、後述の「真犯人の考察材料3:登場人物の苗字」をご覧ください。
神林育人
神林育人の役割は、久留米穂にとっては仲間です。
ただし、藤巻達臣にとっては敵対者になります。それは両者が父親であること、家族が心臓疾患であることより明らかです。
ただし後述の苗字のルールにより、役割が逆転する恐れがあります。
そう考えるのは、神林琴葉を人質にとられる可能性があるからです。娘を人質にとられた場合、白鳥稔たちの陰謀を黙認するかもしれません。
神林琴葉
神林琴葉には役割はありません。強いて言えば、本作のもう一人の探偵役である神林育人の引き立て役でしょう。神林育人は、琴葉の看病ために異動願いを出しています。それだけでも、神林育人が良い人物だということが分かります。
ところで、登場人物の役割とは関係ありませんが、心臓疾患なのでギフトを使われる恐れがあります。
つまり、神林琴葉の命が白鳥稔に握られているため、神林育人は捜査をできないということです。
月足修平
月足修平は、仲間(久留米穂希にとって。藤巻達臣にとっては敵対者)です。
月足修平が真犯人ではない理由については、後述の「真犯人の考察材料3:登場人物の苗字」をご覧ください。
愛宕
愛宕には役割はありません。
大泉篤
大泉篤の役割は、第2話の時点では不明です。
多分、引っ搔き回し役だと思われます。言わば恋愛ものにおける「第三の男」です。
いかにも黒幕ぽい西岡徳馬さんを起用し、視聴者を攪乱しようとしているのでしょう。
そのため、第3話で大泉篤は〇なないと予想しています。その代わりに郡司博光が〇ぬのではないかと。
真犯人の考察材料3:登場人物の苗字
真犯人の考察するにあたって、グレイトギフトの登場人物の苗字に着目しました。
すると地名が関わっていることが分かったのです。
そして苗字には、いくつかのルールがあることが分かりました。
そのルールとは次の通りです。
- 自治体名が苗字になっている
- 基本的に町名が苗字になっている
- 地区名が苗字になっている
- 大字が苗字になっている
- 改変された大字が苗字になっている
- 市名が苗字になっている者がいる
- 市名と町が苗字になっている者がいる
- 県名が苗字になっている者がいる
- 市と統合されて自治体がなくなっている
- 自治体がなくなったものは、善悪が逆転するかもしれない
- 自治体の大きさは登場人物の地位と比例関係にある
- 同じ名前の自治体が多いほど何らかの力を有する
グレイトギフトの登場人物の苗字には、このようなルールがあります。
登場人物の苗字と自治体については下記をご覧ください。
▼グレイトギフトの登場人物名と自治体名一覧表
登場人物の名前 | 自治体名 |
---|---|
藤巻達臣 | 愛知県名古屋市名東区藤巻町 |
久留米穂希 | 福岡県久留米市、東京都北多摩郡久留米町 |
奈良茉莉 | 奈良県奈良市奈良町 |
伊集院薫 | 鹿児島県日置市伊集院町 |
白鳥稔 | 現在の香川県東かがわ市(香川県大川郡白鳥町) |
郡司博光 | 宮崎県宮崎市大字郡司分 |
奥野信二 | 千葉県市原市奥野 |
本坊巧 | 香川県坂出市府中本坊 |
鶴下綾香 | 熊本県矢代氏東陽町鶴下(つるしも) |
藤巻麻帆 | 愛知県名古屋市名東区藤巻町 |
藤巻あかり | 愛知県名古屋市名東区藤巻町 |
安曇杏梨 | 長野県松本市安曇地区 |
立花佑真 | 東京都墨田区立花、兵庫県桑名市立花、現在の福岡県八女市(福岡県八女郡立花町)ほか |
神林育人 | 岩手県宮古市神林、長野県松本市神林、現在の新潟県村上市の一部(神林村) |
神林琴葉 | 岩手県宮古市神林、長野県松本市神林、現在の新潟県村上市の一部(神林村) |
月足修平 | 福岡県八乙女市黒木町大淵月足 |
愛宕 | 日本各地に愛宕という地名あり |
大泉篤 | 東京都練馬区大泉町 |
そして、このルールに基づいて登場人物の設定がされているようです。
例えば白鳥稔。彼の苗字は、旧香川県大川郡白鳥町が使われています。この白鳥町は、2003年の新設合併によって東かがわ市になりました。その際、白鳥町は廃止されています。
この白鳥町の歴史が設定に反映されている――町が市になる――ため、白鳥稔は教授から理事長になるのです。
このようにグレイトギフトの登場人物は、先述のルールに基づいて設定されています。
そのルールより導き出される、グレイトギフトの真犯人は「奈良茉莉」です。
藤巻達臣
愛知県名古屋市名東区藤巻町が、藤巻達臣の苗字になっています。
そのため、藤巻達臣は助教授から教授に引き立てられるという訳です。
久留米穂希
福岡県久留米市と東京都北多摩郡久留米町が、久留米穂希の苗字になっています。
町名が苗字になっているので、本来は検査技師以上の地位に着ける人物だと考えられます。また市名も苗字になっていることより、本来は地位のある人物なのかもしれません(あるいは久留米という自治体が二つあるので、もう一つの顔があるかもしれません)。
同じ名前の自治体が二つあるので、久留米穂希には洞察力や推理力が与えられたのだと考えられます。
一方、名前に使われている「穂」には「ほうきのような、ほの形をしたもの」という意味があります。
「希」には「糸のごとく人と人を結びつけ、巾(ぬの)を広げるかのごとく、どんどん良い方向に広がる」という意味があります。
これらのことより穂希には、ドラマを良い方向に導く――事件を解決する――という意味が込められているのでしょうか? それに「穂希」と書いて「ほまれ」と読ませて、シャーロック・ホームズを匂わせているあたり、彼女の名付けには力が入っているようです。
奈良茉莉
奈良県奈良市奈良町が、奈良茉莉の苗字になっています。
町名が苗字になっているので、本来は検査技師以上の地位に着ける人物だと考えられます。また県名や市名も苗字になっていることより、本来は地位のある人物なのかもしれません(あるいは奈良という自治体が三つあるので、複数の顔があるかもしれません)。
そして県名と市名、町名が同じということは、奈良茉莉には「同じ名前の自治体が多いほど何らかの力を有する」というルールが当てはまります。
そのため、奈良茉莉は何らかの力を与えられていると考えられます。
▼2024年3月7日追記
そして、彼女の名前に使われている「茉莉」の「茉莉花」はジャスミンの一種です。ジャスミンはギリシャ語で「神様からの贈り物」という意味。
ところで、オクトセブンは「10月7日」に生まれましたが、実を言うとオクトは「8」です。
これはローマ暦に由来するもので、古くは3月が年の始めだったので、オクトは8番目の月という意味でした。
ところが、紀元前153年以降は1月が年の始めとなったため、2ヶ月分ずれてしまったまま、現在に至っています。
閑話休題。
オクトセブンを数字に治すと「87」となり、これを「ハナ」と読み方を変えます。
奈良の名前「茉莉」とハナを1つにすると「茉莉花」となり、神様からの贈り物――グレイトギフト――になるという訳です。
そして、第8話で真犯人がオクトセブンのことを「グレイトギフト」と呼んでいました。
これらのことより、奈良茉莉がグレイトギフトを持ち込んだ真犯人だと考えられるのです。
もしかするとミスリードかもしれません。
しかし、先述の物語のルールを思い出して下さい。
物語のルール上、本来の主人公である久留米穂希と第1話で接触していた登場人物の中に黒幕がいるというものです。
グレイトギフト第1話で、久留米穂希と接触した登場人物は、奈良茉莉、伊集院薫、本坊巧、鶴下綾香の4人でした(モブは含んでいません)。
第2話で伊集院薫は退場したので、残りは奈良と鶴下、本坊の3人。
ただし本坊巧は、藤巻達臣の引き立て役なので除外できます。
そして「真犯人の考察3:登場人物の苗字」より、鶴下綾香を除外でき、残った奈良茉莉が黒幕ということになります。
余談ですが、本ブログの記事「グレイトギフトの奈良茉莉が号泣した理由【小野花梨の涙に騙されるな】」では奈良茉莉の狡猾さについて考察しています。併せてお読み下さい。
またオクトセブンの考察については、下記のリンク先「グレイトギフトのオクトセブンとは「花」という意味の球菌【ネタバレ考察】」をご覧下さい。
伊集院薫
鹿児島県日置市伊集院町が、伊集院薫の苗字になっています。
町名が苗字になっているので、本来は現在以上の地位に着ける人物だったのかもしれませんね。
白鳥稔
香川県大川郡白鳥町(現在の香川県東かがわ市)が、白鳥稔の苗字になっています。しかし、2,003年の新設合併によって白鳥町は廃止され、東かがわ市の一部になりました。
この白鳥町の歴史が設定に反映されている――町が市になる――ため、白鳥稔は教授から理事長になるのです。そして苗字のルール上何の力も有していないと考えられます。
つまり、白鳥稔はギフトを悪用していますが、ギフトを作れないということです。
そのため登場人物の役割においても、白鳥稔は黒幕ではないと考えられます。
余談ですが、真犯人の犯行動機が筆者の予想通りなら、彼は、途中退場するでしょう。
郡司博光
宮崎県宮崎市大字郡司分が、郡司博光の苗字になっています。
郡司分は町名ではなく大字であるため、教授になれないようです。そして、苗字のルール上何の力も有していないと考えられます。
またドラマの第二幕に突入直後の第3話で、郡司は藤巻達臣と一緒に白鳥の陰謀を阻止しようとします。そのため、郡司博光はゲートキーパー(主人公に試練を与える者)です。
ところで郡司は、名前の一部「分」を消されているので、もしかすると途中退場するのかもしれません。
▼2024年2月1日追記
「分」を消されているのは、「身の程知らず」という設定が与えられていることが、第3話を視聴して分かりました。
奥野信二
千葉県市原市奥野が、奥野信二の苗字になっています。
奥野は南総区の大字であるため、理事長という設定が与えられたようです。そして市名ではないため、市名が苗字になっている白鳥稔にとって代わられたのでしょう。
本坊巧
香川県坂出市府中本坊が、本坊巧の苗字になっています。
大字が苗字になっているので、事務長という役職になっているようです。そのため、苗字のルール上何の力も有していないと考えられます。
鶴下綾香
熊本県矢代氏東陽町鶴下(つるしも)が、鶴下綾香の苗字になっています。
鶴下は町名ではなく大字であるため、看護師長以上の地位になれないようです。そして、苗字のルール上何の力も有していないと考えられます。
ところで鶴下は、読み方を変更れているので、もしかすると途中退場するのかもしれません。またはシェイプシフターとして、誰かを裏切ったり立場を変えたりする可能性があります。
藤巻麻帆
愛知県名古屋市名東区藤巻町が、藤巻麻帆の苗字になっています。
なお、藤巻麻帆は心臓疾患なので、先述の「真犯人の考察材料1:消去法」で容疑者から除外しました。
彼女は容疑者というよりも、ギフトを使われる可能性が高い人物の一人と考えた方が良いでしょう。
藤巻あかり
愛知県名古屋市名東区藤巻町が、藤巻あかりの苗字になっています。
なお、藤巻麻帆は知識より、先述の「真犯人の考察材料1:消去法」で容疑者から除外しました。
安曇杏梨
長野県松本市安曇地区が、安曇杏梨の苗字になっています。
地区名が苗字になっているため、苗字のルール上何の力も有していないと考えられます。このことより、安曇杏梨は真犯人の可能性は低いでしょう。
立花佑真
東京都墨田区立花が、立花佑真の苗字になっています。町名が苗字になっているため、苗字のルール上、現在以上の地位に着ける人物なのかもしれませんね。
また複数の自治体が苗字になっているため、何らかの力――――を有していると考えられます。
安曇杏梨に代わり、ラウンジのオーナーになる可能性も考えられます。
▼2024年2月22日追記
または年齢的に可能性は低いですが、公安捜査官かもしれません。
神林育人
岩手県宮古市神林、長野県松本市神林、現在の新潟県村上市の一部(神林村)が、神林育人の苗字になっています。
町名が苗字になっているため、苗字のルール上、現在以上の地位に着ける人物ということが窺えます。そして、それはドラマ「グレイトギフト」第2話で明かされていましたね。
また複数の自治体が苗字になっているため、何らかの力――刑事の感や捜査能力、推理力など――を有していると考えられます。この件についても、ドラマ「グレイトギフト」第2話で明かされていました。
ところで、神林村は新潟県村上市の一部になった際になくなっているので、もしかすると神林は白鳥稔の陰謀を黙認するかもしれません。
娘の神林琴葉が人質にとられる可能性があるからです。
▼2024年2月22日追記
第6話において、神林育人は白鳥稔の協力者になったため、筆者の考察は当たっていました。ありがとうございます。
神林琴葉
岩手県宮古市神林、長野県松本市神林、現在の新潟県村上市の一部(神林村)が、神林琴葉の苗字になっています。
町名が苗字になっているため、苗字のルール上、現在以上の地位に着ける人物ということが窺えます。しかし琴葉は心臓疾患と知識不足により、先述の「真犯人の考察材料1:消去法」で容疑者から除外しました。
彼女は容疑者というよりも、ギフトを使われる可能性が高い人物の一人と考えた方が良いでしょう。
月足修平
福岡県八乙女市黒木町大淵月足が、月足修平の苗字になっています。
大字がが苗字になっているため、苗字のルール上、警視庁捜査一課の巡査部長という設定になったと考えられます。また苗字のルール上、何の力も有していないことも分かります。
愛宕克己
日本各地にある愛宕という地名が、愛宕克己の苗字になっています。
苗字のルール上、愛宕という地名が複数あるため、元総理大臣という地位だったという訳です。
▼2024年2月23日追記
奈良茉莉と深い関係がある理由は、奈良県に愛宕山や愛宕神社、そして愛宕祭りがあるからです。
その中でも特に「愛宕祭り」は、奈良茉莉との関係が深いと考えられます。
筆者は、オクトセブンの名前に意味があるなら「花」だと考えています。
愛宕祭りの「祭り」に「花」を合わせると「茉莉花」になり、同じく奈良茉莉の「茉莉」に「花」を合わせると「茉莉花」になるからです。
「茉莉花」は、ペルシャ語で「神様からの贈り物」という意味があります。
このような理由により、愛宕と奈良茉莉は深い関係があるという設定が付け加えられたと考えられます。
大泉篤
東京都練馬区大泉町が、大泉篤の苗字になっています。
町名が苗字になっているため、苗字のルール上、現在の地位は不相応だということが分かります。そのため、白鳥稔に狙われるということでしょうか?
あるいは「区の町は、他の自治体の町よりも地位が高くなる」というルールがあるのかもしれません。
一方、篤には「真面目で行き届いている」や「病気が重い」という意味があります。そのため、大泉篤は好人物かつ病気を患っている登場人物なのかもしれません。
▼2024年2月1日追記
思い病気だという予想は当たっていました。
真犯人の考察材料4:物語作りのルール
真犯人の考察するにあたって、物語作りのルールに着目しました。
物語作りのルールには、主人公が敵対者とプライベートで出会う場合があります。これを「出会いと挨拶」と言います(多くの物語では。学校や職場などの日常で敵対者と遭遇するケースが多いです)。
つまり、本来の主人公である久留米穂希と第1話のプライベートで接触していた登場人物の中に黒幕がいるという訳です。
グレイトギフト第1話で、久留米穂希と接触した登場人物は、奈良茉莉、伊集院薫、本坊巧、鶴下綾香の4人でした(モブは含んでいません)。
しかしプライベートで、久留米穂希と接触した登場人物は、奈良茉莉と伊集院薫だけです。
第2話で伊集院薫は退場したので、残りは奈良茉莉だけになります。
そして先述の「真犯人の考察3:登場人物の苗字」の苗字のルールも当てはまるので、奈良茉莉が黒幕ということになります。
グレイトギフトの犯人考察のための事実整理
グレイトギフトの犯人考察のために事実整理をしました。
なぜなら妄想を避けるためです。
情報発信をする以上、きちんとした資料を用いた上で、創作物の謎や結末を考察した方が良いと筆者は考えています。
そのため、グレイトギフトの犯人考察のために事実整理をしたという訳です。
整理した事実は、次の通りです。
- 発生した事件
- 愛宕と安田の共通点
- グレイトギフトを知っている人物
これらの事実を整理しました。
犯人考察のための事実整理1:発生した事件(2024年2月16日追記)
グレイトギフトの第1話から第5話で、発生した事件は次の通りです。
▼グレイトギフトの事実整理表
犯人 | 場所 | 事実 |
---|---|---|
不明 | 明鏡医科大学付属病院 | 検査入院中の愛宕克己がグレイトギフトによる急性心不全で〇亡する。グレイトギフトを体内に入れた方法は不明である |
不明 | 明鏡医科大学付属病院 | 入院中の安田がグレイトギフトによる急性心不全で〇亡する。グレイトギフトを体内に入れた方法は不明である |
白鳥稔 | 明鏡医科大学付属病院 | 教授会中、奥野信二がグレイトギフトによる急性心不全で〇亡する。水差しにグレイトギフトは混入していた |
伊集院薫 | 明鏡医科大学付属病院 | 藤巻達臣が2度脅迫状を受け取る |
白鳥稔 | 路上 | 伊集院薫がグレイトギフトによる急性心不全で〇亡する。水筒にグレイトギフトが混入していた(第3話で水筒から白鳥稔の諮問が見つかり確定) |
郡司博光 | 大泉篤の別荘 | 大泉篤がグレイトギフトによる急性心不全で〇亡する。ワインにグレイトギフトが混入していた |
本坊巧 | 明鏡医科大学付属病院 | 保温庫のギフトを持ち出し、君島学に販売していた |
君島学 | 明鏡医科大学付属病院外 | 本坊巧よりギフトを購入した君島学が政財界の大物3人を■害していた |
郡司博光 | アルカナム | 君島学と彼の付き人2人がギフトによる急性心不全で〇亡する |
白鳥稔 | 明鏡医科大学付属病院 | 鶴下綾香を注射による投与で■害した |
グレイトギフトの第1話と第5話で、これらの事件が発生しました。
愛宕と安田の共通点
次に愛宕と安田の共通点を整理しました。
愛宕と安田の共通点は次の通りです。
- 高齢である
- 明鏡医科大学付属入院していた
- 心不全になりやすい年齢である
- 終末期である(2024年3月1日追記)
愛宕と安田には、これらの共通点があります。
グレイトギフトを知っている人物
グレイトギフトの第1話と第2話で、ギフトの存在を知っている人物は次の通りです。
▼ギフトの存在を知っている人物
名前 | 内容 | 現在の状態 |
---|---|---|
犯人 | 愛宕と安田にギフトを使用した | 不明 |
藤巻達臣 | 愛宕と安田からギフトを採取した。その後、安田から採取したギフトを培養した | 生存中 |
久留米穂希 | 藤巻達臣が所有するギフトの成長を早めた | 生存中 |
伊集院薫 | 藤巻達臣よりギフトの存在を知る | 〇亡により退場 |
白鳥稔 | 藤巻達臣よりギフトの存在を知る。藤巻達臣に培養を依頼したギフトを奥野に使用した。また空になった試験管を捨てる | 生存中 |
郡司博光 | 藤巻達臣がギフトの培養をしていることを突き止める。白鳥稔と共謀し、藤巻達臣が培養したギフトを大泉篤に使用した。また第4話にて院外の人間を■害した | 生存中 |
安曇杏梨 | 藤巻達臣が奥野信二にギフトについて報告する場所にいた | 生存中 |
本坊巧 | 藤巻達臣が奥野信二にギフトについて報告する場所にいた | 生存中 |
鶴下綾香 | アザと突発性心不全の関係性より、郡司博光と白鳥稔に球菌をせがむ | 〇亡により退場 |
彼らがグレイトギフトの第1話と第5話で、ギフトを知っている人物です。
ところで、第2話の終わりに白鳥稔が空になった試験管を捨てました。
多分、伊集院薫の■害に使ったと考えられます。しかし第2話終了時点で、白鳥稔が行ったとは断定できません。
そのため、先述の表には記載しませんでした。
グレイトギフトの真犯人の犯行動機の考察
グレイトギフトの真犯人の犯行動機を考察しました。
グレイトギフトの真犯人の犯行動機は、ギフトの実験または楽しみだと考えられます。それぞれの詳細は下記をご覧下さい。
真犯人の犯行動機1:ギフトの人体実験
グレイトギフトの真犯人の犯行動機は、ギフトの人体実験だと考えられます。
その根拠は、先述の「愛宕と安田の共通点」とギフトの特性です。
愛宕と安田の共通点は入院中であり、心不全で亡くなってもおかしくない年齢ということ。そしてギフトを使用された人物は、突発性の心不全になります。
そのため、入院中の心不全で亡くなってもおかしくない年齢の人物に、ギフトを使用しても疑われる可能性が低いのです。
これらのことより、グレイトギフトの真犯人の犯行動機は、遺産相続や怨恨などではなく、ギフトの人体実験をするためだと考えました。
このようにギフトの人体実験だと考えると、安田の病室にカメラ(と思われる器械)が仕掛けられていた理由――実験対象の観察――も説明ができます。
余談ですが真犯人の犯行動機がギフトの人体実験だとすると、心臓疾患の藤巻麻帆と神林琴葉も、その対象になると考えられます。
なぜなら心不全は心臓疾患の一つだからです。
藤巻麻帆と神林琴葉の心臓疾患は、心臓の構造や機能(働き)の異常により生じる病気の総称。
そのため、真犯人の犯行動機がギフトの人体実験だとすると、心臓疾患の藤巻麻帆と神林琴葉も、その対象になると考えられるという訳です。
真犯人の犯行動機2:楽しみ
グレイトギフトの真犯人の犯行動機は、楽しみだと考えられます。
その根拠は、先述の「愛宕と安田の共通点」とギフトの特性です。
愛宕と安田の共通点は入院中であり、心不全で亡くなってもおかしくない年齢ということ。そしてギフトを使用された人物は、突発性の心不全になります。
そのため、入院中の心不全で亡くなってもおかしくない年齢の人物に、ギフトを使用しても疑われる可能性が低いのです。
これらのことより、グレイトギフトの真犯人の犯行動機は、遺産相続や怨恨などではなく、人の生〇を弄び楽しむことだと考えました。
ただ以前よりギフトを所有していた場合と、そうでない場合によって、愛宕克己の〇の犯行動機は変わります。
もしも以前より、真犯人がギフトを所有していた場合、愛宕克己の■害の動機は楽しむことです。
しかし、真犯人がギフトを所有したばかりの場合、愛宕克己の■害の犯行動機は実験――球菌の特性に関して確証を得たいため使用した――だと考えられます。
そして愛宕克己の〇により、彼の周囲が右往左往する様を見た真犯人は「それを楽しい」と感じ、続いて安田勝を■害したという訳です。
つまり自分の欲求を満たすためなら、ギフトを使うのは誰でも良かったということになります。
真犯人の犯行動機3:神様であるという思い込み
グレイトギフトの真犯人の犯行動機は、自らの力を顕示するためだと考えられます。
人の命を左右できる力を持っているため、自分のことを神様のように思っているのかもしれません。
グレイトギフトの真犯人の正体を真面目に推理
グレイトギフトの真犯人の正体を真面目に推理します。
- 藤巻達臣
- 久留米穂希
- 奈良茉莉
- 伊集院薫
- 白鳥稔
- 郡司博光
- 奥野信二
- 本坊巧
- 鶴下綾香
- 藤巻麻帆
- 藤巻あかり
- 安曇杏梨
- 立花佑真
- 神林育人
- 神林琴葉
- 月足修平
- 愛宕
- 関根美登里
これらのグレイトギフトの登場人物より、真犯人の正体を真面目に推理しました。それぞれの詳細は下記をご覧下さい。
藤巻達臣(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
藤巻達臣がグレイトギフトの真犯人の可能性はあります。その理由は次の通りです。
- 球菌に関する知識がある
- 球菌の悪用を止める理由がある
- 藤巻のラボに出入りできる
このような理由により、藤巻達臣がグレイトギフトの真犯人である可能性はあると考えられます。
しかし藤巻には、久留米穂希との会話を盗聴する必要はありません。
盗聴器と真犯人の電話が、藤巻による自作自演の可能性も考えました。なぜなら脚本家の方が「ミステリーのルール違反」をしたからです。
グレイトギフトは、公式サイトに記載されている通り「サバイバル医療ミステリー」です。そのため、ヴァン・ダインの二十則やノックスの法則を守る必要があります。
ところが、第5話において郡司博光と安曇杏梨に嘘をつかせました(第6話で彼らが噓をついたことが分かりました)。
これはヴァン・ダインの二十則「作中の人物が仕掛けるトリック以外に、作者が読者をペテンにかけるような記述をしてはいけない」に違反しています。
ミステリーのルールが守られたドラマでない以上、もはや登場人物の台詞を信用することはできないという訳です。
このような理由により、藤巻達臣を疑いました。
ただ第7話の予告を読んだ限りでは、藤巻達臣がグレイトギフトの真犯人である可能性は低いと考えて良さそうです。
久留米穂希(グレイトギフトの真犯人の可能性22%)
久留米穂希グレイトギフトの真犯人の可能性はあります。その理由は次の通りです。
- 球菌に関する知識がある
- 球菌の悪用を止める理由がある
- 藤巻のラボに出入りできる
- 第3話においてタイミングよく藤巻を助けた
- 第3話において球菌を作ったことについては否定していない
- 盗聴器を設置する理由がある(自分がいない時の藤巻の言動の把握)
- 2個ある盗聴器について合理的な判断を下せなかった
このような理由により、久留米穂希がグレイトギフトの真犯人である可能性はあると考えられます。
ただし、この推理が当てはまるのは、ドラマ内における久留米穂希の台詞が全て嘘だった――脚本家の方が久留米穂希に嘘をつかせていた――場合に限ります。
そうでなくて、久留米穂希がオクトセブンの創造者の場合、彼女の犯行は第6話の板橋芳子■害だけで、第1話の愛宕克己と安田勝は別人によるものになります。
つまり真犯人は別にいるという訳です。
また久留米穂希の台詞が全て真実で、オクトセブンの創造者でない場合、彼女は完全な白になります。
▼2024年3月1日追記
第7話で、久留米穂希が旧型オクトセブンの創造者だということが分かりました。
ただし藤巻達臣に電話をしたのは真犯人で、久留米穂希ではありませんでした。
また最終回のあらすじによると、第6話の板橋芳子■害も真犯人が行ったようです。
奈良茉莉(グレイトギフトの真犯人の可能性78%)
奈良茉莉がグレイトギフトの真犯人の可能性はあります。その理由は次の通りです。
- 球菌に関する知識がある
- 藤巻のラボに出入りできる
- 盗聴器を仕掛ける理由がある(ラボ内での藤巻と久留米の言動を把握できない)
- 盗聴器の電波が届く範囲に住まいがある
- 藤巻と久留米の恋愛について詳しい
- 茉莉という名前とオクトセブンはどちらも完璧でない
このような理由により、奈良茉莉がグレイトギフトの真犯人である可能性はあると考えられます。
伊集院薫(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
第2話終盤で退場している伊集院薫が、グレイトギフトの真犯人ではないでしょう。
白鳥稔(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
白鳥稔は、グレイトギフトの真犯人ではないでしょう。その理由は次の通りです。
- 球菌を作ることができない
- 球菌の悪用を止める理由がない
- 藤巻と一緒に電話を受けた
このような理由により、白鳥稔が真犯人である可能性は低いと考えられます。
郡司博光(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
郡司博光は、グレイトギフトの真犯人ではないでしょう。なぜなら球菌の悪用を止める理由がないからです。
白鳥稔の成功は、郡司博光の成功を意味します。そのため、白鳥稔の悪事を止める理由がありません。
このような理由により、郡司博光がグレイトギフトの真犯人である可能性は低いと考えられます。
奥野信二(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
奥野信二は、グレイトギフトの真犯人ではないでしょう。
なぜなら藤巻に電話できないからです。奥野信二は第1話で退場しました。
そのため、グレイトギフトの真犯人ではないと考えられます。
本坊巧(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
本坊巧は真犯人ではありません。その理由は次の通りです。
- 球菌を作ることができない
- 杜撰である
- 感情的である
- 短絡的である
このような理由により、本坊巧は真犯人ではないと考えられるという訳です。
一応、藤巻のラボに出入りできますが、本坊巧には球菌を作ることができません。
球菌を作ることができる協力者がいるなら話は別です。しかし、そのような人物がいるなら藤巻達臣を利用する必要がありません。
鶴下綾香(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
鶴下綾香は真犯人ではありません。その理由は次の通りです。
- 球菌を作ることができない
- 第6話の終盤において藤巻達臣に連絡できない
- 感情的である
- 短絡的である
このような理由により、鶴下綾香は真犯人ではないと考えられるという訳です。
藤巻麻帆(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
藤巻麻帆は真犯人ではありません。その理由は次の通りです。
- 球菌を作ることができない
- 重病で動くこともままならなかった
- 計画性がない
- 理性がない
- 幼稚である
- 杜撰である
- 感情的である
- 短絡的である
このような理由により、藤巻麻帆は真犯人ではないと考えられるという訳です。
特に郡司博光との不倫を自ら告白していることより、かなり杜撰で計画性ないことが分かります。
狡猾で用意周到なグレイトギフトの真犯人像と乖離しているので、藤巻麻帆ではないでしょう。
藤巻あかり(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
藤巻あかりは真犯人ではありません。その理由は次の通りです。
- 藤巻のラボに入れない
- 幼稚である
- 杜撰である
- 感情的である
- 短絡的である
このような理由により、藤巻あかりは真犯人ではないと考えられるという訳です。
一応、藤巻あかりは球菌を取り扱える知識を有していますが、父親のラボに出入りし△聴器を設置することはできません。
病院内に協力者がいるなら話は別です。しかし病院の職員が、リスクを冒してまで藤巻あかりに手を貸すメリットはありません。
安曇杏梨(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
安曇杏梨は、グレイトギフトの真犯人ではないでしょう。なぜなら藤巻のラボに出入りできないからです。
病院関係者でない安曇杏梨が、院内でウロウロしていると目立ちます。
またグレイトギフト第6話によると、真犯人は球菌の悪用をしないよう藤巻に伝えています。ところが安曇杏梨は、自ら進んで白鳥稔に協力しています。
もしも安曇杏梨が真犯人であれば、白鳥稔に協力しなければ良いだけの話です。
そのため、安曇杏梨がグレイトギフトの真犯人ではないと考えた方が良いでしょう。
立花佑真(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
立花佑真は、グレイトギフトの真犯人ではないでしょう。なぜなら藤巻のラボに出入りできないからです。
病院関係者でない立花佑真が、院内でウロウロしていると目立ちます。ましてや病院関係者でないと入れないスペースに入るのは困難です。
そのため、立花佑真が、グレイトギフトの真犯人ではないと考えた方が良いでしょう。
神林育人(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
神林育人は、グレイトギフトの真犯人ではないでしょう。なぜなら藤巻のラボに出入りできないからです。
病院関係者でない神林育人が、院内でウロウロしていると目立ちます。
いくら入院患者である神林琴葉の家族であっても、病院関係者でないと入れないスペースに入るのは困難です。
そのため神林育人が、グレイトギフトの真犯人ではないと考えた方が良いでしょう。
神林琴葉(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
神林琴葉は、グレイトギフトの真犯人ではないでしょう。その理由は次の通りです。
- 藤巻のラボに出入りできない
- 藤巻に電話できる状態でない
- 院内を一人で移動できない
- 球菌を作ることができる可能性が低い
このような理由により、神林琴葉が真犯人である可能性は低いと考えられます。
月足修平(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
月足修平は、グレイトギフトの真犯人ではないでしょう。なぜなら藤巻のラボに出入りできないからです。
病院関係者でない月足修平が、院内でウロウロしていると目立ちます。
そのため、月足修平が、グレイトギフトの真犯人ではないと考えた方が良いでしょう。
愛宕(グレイトギフトの真犯人の可能性0%)
第1話冒頭で退場している愛宕が、グレイトギフトの真犯人ではないでしょう。
関根美登里(グレイトギフトの真犯人の可能性10%)
関根美登里がグレイトギフトの真犯人の可能性はあります。なぜなら藤巻のラボに出入りできるからです。
しかし今のところ、関根美登里に球菌を作ることができるという描写はありません。
そのため、関根美登里がグレイトギフトの真犯人の可能性は低いでしょう。
グレイトギフトの真犯人の正体を考察
グレイトギフトの真犯人の正体について考察しました。
これまでの考察より、グレイトギフトの真犯人は奈良茉莉です。
奈良茉莉の犯行動機は、ギフトの人体実験をしデータを取ることだと考えられます。
そのため愛宕と安田のような入院中の心不全で亡くなっても、〇因を疑われない年齢または心臓疾患の人物を、ギフトの実験の対象に選んでいると考えました。
これらのことより、遺産相続や怨恨などが真犯人の犯行動機である可能性は、極めて低いと考えられます。
本題の奈良茉莉の正体ですが、ギフトを作っている団体の職員または本人で、身分を隠して明鏡医科大学付属病院にいると考えられます。
この件は、奈良茉莉の苗字に使われている「奈良」より、そう考えました。奈良時代は、日本の律令政府が唐に使節を派遣していた時代です。
グレイトギフトでは、日本の地名を登場人物の名前にしているくらいです。そのため脚本家の方が、奈良茉莉の苗字と同じ「奈良時代」に行なわれていた遣唐使より着想を得たとしても不思議ではありません。
まあ、根拠にできるような話ではありませんが。
いずれにしても真犯人の奈良茉莉は、身分を隠し明鏡医科大学付属病院で、ギフトの人体実験をしていると考えられます。
▼ここからは余談というか想像の話。
ただ奈良茉莉単独の犯行であれば、ギフトの完成が目的でない可能性があります(ギフトの完成で終わると、ドラマとしては面白くないので)。そのため人体実験を終えた後、本来の目的を実行するのではないでしょうか?
それよりも個人的には、奈良茉莉はギフトを作っている団体のメンバーの方が良いです。その方がスケールの大きい話になりますし、続編を作ることもできます。
例えば最終回の最後のシーンが、真相を確認するために奈良茉莉を訪ねると、すでに彼女はギフトによって〇亡していた――――なんて面白いと思いません?
いずれにしてもサスペンスドラマにありがちな、個人的な事情によるチマチマした話にならないことを祈っています。
そして、久留米穂希が活躍するグレイトギフトのシリーズ化を期待しています。
グレイトギフトの考察のポイント
グレイトギフトの考察のポイントは次の通りです。
▶ハウダニットは気にせず、フーダニットとホワイダニットについて考察する
こちらの考察ポイントに気を付けて、グレイトギフトの考察をすることをおすすめします。
グレイトギフトでは、ハウダニット(どのようにして犯行を成し遂げたか)を気にする必要はありません。
なぜなら劇中内では語られていないからです。
例えば伊集院薫の水筒にギフトが混入していた事実と、水筒から白鳥稔の指紋が発見されます。しかし痕跡の残らないギフトによる犯行なので、どのようにして水筒にギフトを入れたのかは重要視されていません(ギフトの痕跡が残らないため、犯罪を立証できないため、水筒に指紋があっても意味がない)。
このように劇中内では、どのようにして犯行を成し遂げたかについて語られません。
そのため、フーダニット(犯人は誰か)とホワイダニット(なぜ犯行に至ったのか)について考察することをお勧めします。
例えば第4話では、藤巻達臣が培養したギフトが偽物とすり替えられるようです。しかし藤巻達臣たちは警察に連絡できないし、ギフトを保管していた部屋は誰でも出入りできるからです。
この件に関しては、第1話から第3話まで同じことが言えます。
このようにハウダニットについて考える必要はありません。
グレイトギフトの考察まとめ
こちらの記事では、グレイトギフトの真犯人と犯行動機の考察を紹介しました。
- グレイトギフトの真真犯人は〇〇〇〇と考察
- グレイトギフトの犯人考察のための事実整理
- しかし情報不足のため視聴の継続が必要
こちらの記事によって、ドラマ「グレイトギフト」を楽しんでいただければ幸いです。
グレイトギフトを視聴できる動画配信サービス
グレイトギフトを視聴できる動画配信サービスは次の通りです。
- TELASA
- TVer
- U-NEXT
- アベマ
これらの動画配信サービスで、グレイトギフトを見ることができます。
ただし、グレイトギフトの考察をするなら1話から最新話すべてを視聴できる「TELASA」または「U-NEXT」がオススメです!
詳しく知りたい方は、下記のリンク先「TELASA」または「U-NEXT」をご覧下さい。
グレイトギフトの関連記事
グレイトギフトの関連記事は次の通りです。