- 朝ドラ「虎に翼」は面白いの?
- 朝ドラ「虎に翼」第19話のあらすじは?
- 朝ドラ「虎に翼」第19話の感想を共有したい
- 朝ドラ「虎に翼」第19話の考察を読みたい
こちらの記事は、このような方に対して書いています。
本日、筆者も朝ドラ「虎に翼」第19話を視聴しました。
2024年4月22日より、NHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」は、第4週に突入しました。そして、第19話は第4週の第二幕後半です。
そのため第19話で寅子は、どん底に叩き落されます。それは本ブログの筆者の予想を超えるものでした。果たして第19話で寅子は、どのようにして「どん底」に叩き落されたのでしょうか?
そのような訳で、こちらの記事では、朝ドラ「虎に翼」第19話のあらすじとネタバレなし感想を紹介します。
- 朝ドラ「虎に翼」第4週のあらすじ
- 朝ドラ「虎に翼」第19話のあらすじ
- 朝ドラ「虎に翼」第19話のネタバレなし感想
- 朝ドラ「虎に翼」第19話の考察
こちらの記事によって、朝ドラ「虎に翼」を楽しんでいただければ幸いです。
- 朝ドラ「虎に翼」第4週のあらすじ
- 朝ドラ「虎に翼」第19話のあらすじ
- 朝ドラ「虎に翼」第19話のネタバレなし感想
- 朝ドラ「虎に翼」第19話の考察【ハラハラドキドキする展開】
- まとめ
- 朝ドラ「虎に翼」の関連記事
朝ドラ「虎に翼」第4週のあらすじ
朝ドラ「虎に翼」第4週のあらすじは、次の通りです。
本科と呼ばれる法学部に進学した寅子(伊藤沙莉)たち。法改正が行われ、女子も正式に弁護士になるための試験を受けられるようになったことで、気合いが入っていた。本科では花岡悟(岩田剛典)らが待ち受けていたが、意外にも寅子たちに好意的。親睦を深めようと皆でハイキングに行くことになる。梅子(平岩紙)は息子・光三郎(石塚陸翔)を連れてきたが、小橋(名村辰)らが光三郎の前で梅子の夫にめかけがいることを話してしまう。梅子の事情が明らかになる一方、花岡は山道で崖から転落。見舞いに行った寅子は花岡の本当の姿を知る。
朝ドラ「虎に翼」第4週のあらすじは、このような内容です。
朝ドラ「虎に翼」第19話のあらすじ
朝ドラ「虎に翼」第19話のあらすじは、次の通りです。
花岡が負傷して入院することになり、事故の直前に彼と口論していた寅子は責任を感じて見舞いに行くが、花岡とすれ違ってしまう。いっそ寅子を訴えるという花岡を、轟は非難する。
大学に戻った花岡は梅子に謝罪し、父や兄が優秀な弁護士であることへのプレッシャーを告白する。寅子も花岡と本心を語り合い、2人は少し絆を深める。
引用元:朝ドラ「虎に翼」4月25日第19話あらすじ 花岡(岩田剛典)は梅子(平岩紙)に謝罪、寅子(伊藤沙莉)とも本心を語り合い絆を深める(2/2ページ) - イザ!
朝ドラ「虎に翼」第19話のあらすじは、このような内容です。
朝ドラ「虎に翼」第19話のネタバレなし感想
朝ドラ「虎に翼」第19話の感想は、次の通りです。
- 感想1:やはり脚本が秀逸
- 感想2:やっぱり轟は最高!
- 感想3:予想が当たって嬉しい!
- 感想4:謝れる花岡は立派だ
- 感想5:梅子の台詞が心に染みた
- 感想6:構図と演出が最高!
- 感想7:好きやったんかい!
- 感想8:そう来たか!
このような感想を抱きました。それぞれの詳細は下記をご覧下さい。
感想1:やはり脚本が秀逸
第19話の脚本も秀逸でした。
- 理由1:怖ろしいくらいの作り込み
- 理由2:伏線回収が見事
- 理由3:新たな伏線の張り方も最高
- 理由4:面白すぎる内容
- 理由5:対立関係の描き方が最高
- 理由6:回想シーンの入れ方最高
- 理由7:サスペンス感の出し方最高
このような理由により、虎に翼第19話の脚本も秀逸だと思いました。
特にサスペンス感の出し方は、えげつないくらい最高です! 第19話は冒頭から「悪いこと」と「良い事」を繰り返し描かれていました。また、巧妙に張られた伏線や不確実性、視聴者の期待など、サスペンス作りの基本が忠実に守られていました。
そのため、我々視聴者の心は否応なしにグラグラ――これがサスペンス感です。ハラハラドキドキするということ――させられます。
これらの理由により、サスペンス感の出し方は、えげつないくらい最高だと思ったという訳です。
それにしても朝ドラを見て、ハラハラドキドキするなんて思ってもいませんでした。
感想2:やっぱり轟は最高!
第19話を視聴し、轟太一は最高だと思いました。その理由は次の通りです。
- 理由1:花岡の退院を手伝った
- 理由2:女子たちを認めていた
- 理由3:友達想いである
- 理由4:柱に隠れて様子を見守る
- 理由5:くしゃみをして期待を裏切らない
このような理由により、轟太一は最高だと思いました。
感想3:予想が当たって嬉しい!
第19話を視聴し、予想が当たって嬉しいと思いました。
実を言うと、本ブログの記事「朝ドラ『虎に翼』第18話のあらすじとネタバレなし感想考察【徹底的に描かれた対立関係】」で、轟太一は「無意識に女子たちを認めている」という予想をしていたのです。
その予想が、第19話の轟太一の台詞により肯定され、嬉しく思ったという訳です(無意識ではありませんでしたが)。
感想4:謝れる花岡は立派だ
第19話を視聴し、謝れる花岡は立派だと思いました。
第19話で花岡は、自らの過ちを梅子に謝罪します。多分、轟太一に諭されて、花岡は素直になり謝ることにしたと思います。
それでも自らの非を認めて、謝ることができる花岡は立派だと思いました。
感想5:梅子の台詞が心に染みた
第19話を視聴し、梅子の台詞が心に染みました(花岡と梅子のやり取りとも言えるかもしれません)。
花岡「大庭さんの息子さんのようになるつもりだったんです。帝大に入って、東京で経験を積んで、いずれは父の事務所を継いで、故郷の佐賀で立派な弁護士になって、親孝行して。こんな人間になるはずじゃなかったのに。カフェでチヤホヤされたくらいで調子に乗って浮かれたり、仲間に舐められたくなくて、わざと女性をぞんざいに扱ったり。帝大生に引け目を感じたり。皆さんを尊敬しているのに、無駄に格好つけたり、将来の数少ないイスを奪われるようで、妬ましくて、恐ろしく思ってしまったり。どの自分も嫌いで、偽物というか、本当の俺じゃなくて」
梅子「ううん。どれもあなたよ。人は、持っている顔は1つじゃないから。たとえ周りに強いられていても、本心じゃなくて演じているだけでも、全部花岡さんなの」
花岡「そうですよね。この期に及んで自己弁護ばかり」
梅子「そりゃ、自分がかわいいのは当たり前。でも、花岡さんが思う本当の自分があるなら、大切にしてね。そこに近づくよう、頑張ってみなさいよ。歳取ると、本当の自分みたいなの、どんどん忘れちゃうんだからね」
花岡「俺なんかに優しくしなくていいのに」
梅子「そんな言い方しない! ちゃんと謝りに来ているだけで、うちの息子よりずっと立派」 花岡「ありがとうございます」
引用元:虎に翼第19話
梅子の台詞の一つ一つが、母親や年長者としての優しさ……慈愛に満ちていて、とてもドラマに引き込まれました。
多分、この台詞を聞いている花岡は、まるで「彼の母親」に言われている気分だったのではないでしょうか? そう思わされるくらい梅子の台詞は、心に沁みるものでした。
梅子の台詞だけでも第19話は、個人的に神回だと思います。
感想6:構図と演出が最高!
第19話を視聴し、構図と演出が最高だと思いました(いつも最高なんですが、今回は特に)。
そう思ったのは、教室で寅子と花岡が会話するシーンです。まず二人を背後が映されます(引き気味で状況も分かる)。その後、前から二人を映されました(やや近づき二人の表情がわかる)。
この切り替えによる構図と演出が、最高だと思いました。その理由を、簡単にまとめたものは次の通りです。
- 理由1:舞台説明がされている
- 理由2:背後を映すことにより前のシーンを受けて花岡と寅子が配置されている
- 理由3:背後から前面に切り替えることで上座と下座を反転させている
このような理由により、切り替えによる構図と演出が「最高だ」と思いました。これは、日本の映像作品では、なかなかお目にかかれない代物です。
このシーンから虎に翼の制作陣のこだわり、意気込み、技術の高さなどが窺えますね。
メチャクチャ素晴らしいです。もはや映画レベル――しかも日本の映画を超えた――と言っても過言ではありません。
そして、このような素晴らしい作品を見せて下さり、本当にありがとうございます。
感想7:好きやったんかい!
第19話を視聴し、「花岡、寅子を好きやったんかい!」と思いました。
そりゃあ、イケメンの岩本剛典さんが演じている花岡ですから、ヒロインの相手役にふさわしくて文句はありません。むしろウェルカムです。
感想8:そう来たか!
第19話の最後のシーンを視聴した瞬間、「そう来たか」と思いました。
このような方法によって、寅子を「どん底」に突き落とすとは思ってもいなかったので(きちんと伏線も張られており、本ブログの筆者も直言の様子を予想していたのですが)。
これには、清々しさを感じるくらい驚きました。お見事としか言いようがありません。
朝ドラ「虎に翼」第19話の考察【ハラハラドキドキする展開】
虎に翼第19話では、終始ハラハラドキドキする展開――サスペンス――が描かれていました。
- シーン1:教室での様子(日常)
- シーン2:花岡と轟太一の対立関係(緊張感)
- シーン3:すれ違う寅子と花岡(コメディ)
- シーン4:梅子に謝罪する花岡(緊張感)
- シーン5:梅子の台詞(安堵)
- シーン6:寅子と花岡の会話(緊張感)
- シーン7:浮かれる寅子(コメディ)
- シーン8:明かされた直言の秘密(緊張感)
このように「弛緩」と「緊張」を繰り返すことによって、虎に翼第19話では終始ハラハラドキドキするようになっています。
しかも15分という短い時間で、小刻みに「弛緩」と「緊張」が繰り返されるので、我々視聴者は否応なくハラハラドキドキさせられるという訳です。
このように短時間でハラハラドキドキさせられる映像作品は、なかなかお目にかかれません。少なくとも、2024年4月から始まったドラマでは本作くらいでしょう。
多分、これは「虎に翼」の面白さの1つだと思います。そして、今回も神回だと思いました。
まとめ
こちらの記事では、朝ドラ「虎に翼」第19話のあらすじとネタバレなし感想考察【またもや神回。ハラハラドキドキする展開】を紹介しました。
- 朝ドラ「虎に翼」第19話のあらすじ
- 朝ドラ「虎に翼」第19話のネタバレなし感想
- 朝ドラ「虎に翼」第19話の考察
こちらの記事が、朝ドラ「虎に翼」を楽しむきっかけになれば幸いです。
朝ドラ「虎に翼」の関連記事
朝ドラ「虎に翼」の関連記事は次の通りです。