- 「君が心をくれたから」は面白いの?
- 君が心をくれたから第2話のあらすじは?
- 君が心をくれたから第2話の感想を知りたい?
- 君が心をくれたからを視聴できる動画配信サービスは?
こちらの記事は、このような方に対して書いています。
こちらの記事では、君が心をくれたから第2話のあらすじと感想を紹介しています。
- 君が心をくれたから第2話のあらすじ
- 君が心をくれたから第2話の感想
- 君が心をくれたから第2話の見どころ
- 君が心をくれたから第2話を視聴できる動画配信サービス
こちらの記事によって、君が心をくれたからを楽しんでいただければ幸いです。
- 君が心をくれたから第2話のあらすじ
- 君が心をくれたから第2話の感想
- 君が心をくれたから第2話までの疑問と考察
- 君が心をくれたから第2話の見どころ
- 君が心をくれたから第3話の予想
- 君が心をくれたから第2話を視聴できる動画配信サービス
- まとめ
- 君が心をくれたからの関連記事
君が心をくれたから第2話のあらすじ
君が心をくれたから第2話のあらすじは次の通りです。
逢原雨(永野芽郁)は、かつてただ一人心を通わせた男性・朝野太陽(山田裕貴)と高校時代以来の再会を果たす。しかし、再会を喜んだのも束の間、太陽が事故に遭ってしまう。悲しみに暮れる雨の前に、“あの世からの案内人”を名乗る男・日下(斎藤工)が現れ、“奇跡”を提案する。それは、「雨の五感を差し出す代わりに、太陽の命を助ける」というものだった。そして雨は、太陽のためにその“奇跡”を受け入れた。
最初に奪われる五感は味覚。日下は、雨の味覚はあと14日ほどで失われてしまうと告げ、奇跡のことや案内人のことは口外してはならない、と忠告する。真実を話してもいいのは太陽だけだという。もうひとりの案内人・千秋(松本若菜)は、ひとりで乗り越えられるほど五感を失うことは簡単ではないのだから、正直に話すべきだと雨に助言する。しかし雨は、真実を話せば太陽が自分を責めてしまう、と言って拒否する。
太陽を見舞った雨は、彼の妹・春陽(出口夏希)が差し入れで持ってきたマカロンをもらう。マカロンは、高校時代に太陽がある“お菓子言葉”と共にくれた、想い出の味だった。
雨は、味覚を失う前に好きなものを食べよう、と食べ歩きに出かける。そんな折、週末に「長崎スイーツマルシェ」が開催されることを知る。そのゲストに招かれていたのは、かつて雨に「必要ない」と告げたパティスリー『レーヴ』のパティシエ・田島守(ジャン・裕一)で……。
君が心をくれたから2話のあらすじは、このような内容でした。
君が心をくれたからはファンタジーです。しかし、ファンタジーだと、侮っていると本作の魅力、そしてドラマの「仕掛け」を見逃してしまいます。注意してご視聴ください。
君が心をくれたから第2話の感想
君が心をくれたから第2話の感想は次の通りです。
- すごい演出に鳥肌が立った
- 作り込まれた脚本が恐ろし過ぎた
- しかし、あの台詞は訂正した方がいい
- 「お菓子言葉、懐かしいな」はダブルミーニングか?
- 大和が贈った洋菓子の菓子言葉は?
- 危うく騙されてしまうところだった
君が心をくれたから第2話を見て、このような感想を抱きました。
すごい演出に鳥肌が立った
すごい演出に鳥肌が立ちました。
その「すごい演出」とは、雨が味覚を失ったシーンです。雨が味覚を失った瞬間、画面がブラックアウトします。
このブラックアウトで「味覚を失ったこと」を表現しつつ、キャンベルの原質神話論における「鯨の胎内」も表していたのです。
鯨の胎内とは、主人公が疑似的な死(つまり異世界に旅だったこと)を体験する場面です。
つまり、あのシーンで単に「雨が味覚を失った」ことを現わしているのではなく、「雨が夢(自分らしさ)を失った(疑似的な死を体験した)」ことを「絵」だけで表しているのです。
思い出しただけでも、背中がゾワっとします。
ちなみにドラえもん映画におけるタイムマシンやどこでもドア、もしもボックスなどを使うのも、この鯨の胎内による異世界への旅立ちです。
作り込まれた脚本が恐ろし過ぎた
作り込まれた脚本が恐ろし過ぎました。
恐ろしく作り込まれていると感じた点は次の通りです。
- 主人公の日常が掘り下げられていたこと
- 主人公をめぐる問題が具体的に分かりやすく表現されていたこと
- ファースト・ターニングポイントが滅茶苦茶わかりやすこと
これらのことにより、恐ろしく作り込まれた脚本だと思いました。特にファースト・ターニングポイントは、映画「バック・トウ・ザ・フューチャー」や「ドラえもん映画」のように誰が見ても分かりやすいものでした。
そのために最初に失う感覚が「味覚」だったのかとか、だからマカロンだったのかとか、恐ろしさとともに清々しさもを感じたほどです。
しかし、あの台詞は訂正した方がいい
雪乃が霞美にかける言葉を訂正した方がいいと思いました。
あれだけは、ちょっと頂けません。あの台詞を心を患っている人にかけると、プレッシャーを与え追い込んでしまうと思うのです(自分も治したいと頑張っている最中なので)。
多分、あの場面では「いつか雨に会えるといいね」くらいで良かったのではないかと。
霞美に対して少し配慮に欠ける台詞なので、もう少し優しいフワッとした台詞にした方が良いと思いました。
「お菓子言葉、懐かしいな」はダブルミーニングか?
太陽の「お菓子言葉、懐かしいな」は、「もしかしてダブルミーニング?」と思いました。
永野芽衣さんと言えば、「俺物語!!」の大和。大和と言えば、お菓子作りです。大和は洋菓子を作って、猛男にあげます。
その中にはマカロンもありました。
そのため太陽の「お菓子言葉、懐かしいな」という台詞は、昔に対する懐かしさと「永野芽衣さん(大和)とマカロン」のダブルミーニングなのかと思ったという訳です。
見当外れかもしれませんが、このように考えると、太陽が雨にマカロンをあげるシーンの見方も変わるので、とても面白いですよね(オマージュぽく思えますよね)。
大和が贈った洋菓子の菓子言葉は?
それで気になったので、映画「俺物語!!」の大和が猛男にあげた洋菓子の「お菓子言葉」を調べました(順番は洋菓子をあげた順になっています)。
▼大和が贈った洋菓子の一覧表
菓子名 | 菓子言葉 |
---|---|
チーズケーキ | 安心する存在 |
エクレア(チョコレート) | あなたと同じ気持ち(多分、猛男の『好きだ』という台詞に気づいていたと思われます) |
ザッハトルテ(チョコレート) | あなたと同じ気持ち(多分、猛男が自分の気持ちに気づいていないと思ったため、もう一度送ったと思われます) |
マカロン | 特別な人 |
シュークリーム | シュークリームには意味はありません。しかし当たりの(シュークリームに入っていた)栗を使ったマロングラッセには、永遠の愛という意味があります |
映画「俺物語!!」の大和が猛男にあげた洋菓子の「お菓子言葉」は、このようになっていました。
菓子言葉の意味が分かった上で、改めて映画を観たのですが、大和の気持ちが手に取るように分かり、面白いですね。
君が心をくれたから第2話を視聴したおかげで、大好きな映画「俺物語!!」に関して新しい発見がありました。脚本の宇山さん、ありがとうございます。
君が心をくれたから第2話までの疑問と考察
君が心をくれたから第2話を視聴した時点での疑問は次の通りです。
- なぜ過去と現代は繰り返し語られるのか?
- なぜ案内人は二人もいるのか?
- なぜ母親の写真がないのか?
- なぜ雨と太陽の前に千秋は現れたのか?
君が心をくれたから第2話を視聴した時点で、このような疑問を抱きました。そして「君が心をくれたから」は、視聴者が思っているような「ただの恋愛もの」ではないという結論に至ったのです。
筆者の予想通りならば、本作には「考察要素」のあるドラマになっています。その練習台として、2023年秋ドラマ「ONE DAY 聖夜のから騒ぎ」が放送されたのではないかとまで思っているほどです(多分、これは見当違いも甚だしいと思います)。
そのような訳で筆者が抱いた疑問の詳細については、下記をご覧ください。
なぜ過去と現代は繰り返し語られるのか?
なぜ過去と現代は、繰り返し語られるのか疑問を抱きました。
君が心をくれたからは、ドラマ「ONE DAY 聖夜のから騒ぎ」と同じく、平行型構成になっています。
平行型構成とは、複数のメインストーリーが無関係に進行し、ある時点でからみ合うというもので従来型の構成の一つです。
この平行型構成は、複数のメインストーリーが無関係に進行するという特性により、謎や伏線の多い作品に使われるものなのです。例えば「MCU」なんかは、この典型的な作品群。
つまり、平行型構成を使われている「君が心をくれたから」も、謎や伏線を散りばめるためのギミックになっているのではないでしょうか?
これについては、ある程度の結論が出ているので、近いうちに記事にする予定です。
なぜ案内人は二人もいるのか?
次に、なぜ案内人は二人もいるのか疑問を抱きました。
別に1人で良いと思いません?
まあ刑事のように、二人一組で活動するという設定があるなら、話は別ですが。しかし、これもその後の千秋の単独行動により、案内人は決して二人一組で行動しないということが分かっています。
物語の創作上、二人の案内人はヒロイン「雨の葛藤」や「雨と太陽の対立関係」を目で見えるように用意されたものだと思います。そして「狂言回し」として機能させているのだと理解しています。
ただ、それだけではない――――妙な違和感を二人の案内人には感じるのです。
その違和感(あるいは根拠)が、日下が千秋に教えていることです。
例えば「これから太陽に起こる出来事」や「どの人間も何もしない」ことなど。そのため、二人の案内人には上下関係とまではいかなくても、案内人の先輩後輩の関係にあると推測できるのです。
そして、筆者の目には「日下が千秋を案内している」ようにも見えています。
なぜ母親の写真がないのか?
なぜ太陽の母親の写真がないのか疑問を抱きました。
太陽の父親が、母親の写真を全て焼却したと劇中で語られています。写真を焼却した理由も、一応納得できるものでした。
しかし、筆者には意図的に太陽の母親の顔を「視聴者に隠している」ようにしか思えないのです。
なぜなら日下が千秋を紹介するとき、千秋が自ら「千秋です」と名乗るからです。一応「千秋」という苗字はありますが、千秋は女性の名前にも使われています。
果たしてミスリードなのか、それとも――――
なぜ雨と太陽の前に千秋は現れたのか?
なぜ雨と太陽の前に千秋は現れたのか疑問を抱きました。
雨と太陽が会っている現場に、千秋は現れます。その後、雨に咎められて「太陽に興味があった」と千秋は答えていました。
つまり、千秋の単独行動は「千秋の個人的な理由によるもの」で、案内人としての業務ではないのです。
この千秋の行動も、千秋が太陽の母親だと思わせるためのものなのでしょうか? それとも単に太陽にも案内人が見えていることを証明するためのシーンだったのでしょうか?
いずれにしても、なぜ雨と太陽の前に千秋は現れたのか疑問を抱きました。
君が心をくれたから第2話の見どころ
君が心をくれたから第2話の見どころは次の通りです。
- マカロンのシーン
- 松本若菜さんのシーン
- 山田祐樹さんが謝るシーン
- 味覚を失うシーン
君が心をくれたから第2話には、このような見どころがあります。ぜひ貴方自身の目でご確認ください。
マカロンのシーン
見どころは、マカロンのシーンです。
マカロンのシーンの度に、映画「俺物語!!」を彷彿させられます。
また本作と「俺物語!!」に永野芽衣さんは出演されており、菓子作りをするシーンがあるので、どうしても両者を比べてしまうという体験をさせられてしまいます。
面白い体験になるので、ぜひマカロンのシーンをお見逃しなく。
松本若菜さんのシーン
第2話の見どころは、松本若菜さんのシーンです。
本作の第2話では、松本若菜さんの美しさや魅力を他の作品よりも表現されています。また松本若菜さんの色んな表情(演技)も見られるので、見逃し厳禁のシーンです。
山田祐樹さんが謝るシーン
第2話の見どころは、山田祐樹さんが謝るシーンです。
山田祐樹さんの迫真の演技に、心を揺さぶられます(それを引き出す遠藤憲一さんは、やはりスゴイ方ですよね)。
また映画「東京リベンジャーズ」の謝るシーンを訪仏させられるというオマケ付き。
やはり山田祐樹さんが謝るシーンも第2話の見どころです。
味覚を失うシーン
第2話の見どころは、雨が味覚を失うシーンです。
絵、脚本、演出、永野芽衣さんと山田祐樹さんの演技の全てが化学反応を起こしています。日本のドラマどころか映画でも、なかなか見られない素晴らしいシーンです。
第2話の一番の見どころは、雨が味覚を失うシーンで間違いないでしょう。
君が心をくれたから第3話の予想
君が心をくれたから第3話のあらすじ、そして物語が第二幕に突入したことにより、第3話から本格的に雨と太陽のラブストーリーが描かれます。
第2話の終わりで二人がマカロンを食べるのは、お互いが特別な人である(恋愛関係になる)ことを意味しています。そのためのマカロンだったみたいですね。
そして第3話と第4話で雨と太陽は急接近し、第4話の終わりまたは第5話の中盤まで、幸せそうな二人の様子が描かれるはずです。
多分、雨は太陽との恋愛によって、「自分を必要とされる喜び」あるいは「充実感」のようなものを手に入れます。
その一方で、雨は3つの感覚を失っていくという感じでしょうか。
いずれにしても、第3話と第4話では表面的に明るい話になります(しかし、雨が感覚を失うので、本当は不幸に向かっているという仕組みです)。
君が心をくれたから第2話を視聴できる動画配信サービス
君が心をくれたからを視聴できる動画配信サービスは「FOD」と「Tver」の2つです。
まとめ
こちらの記事では、君が心をくれたから第1話のあらすじと感想を紹介しました。
- 君が心をくれたから第2話のあらすじ
- 君が心をくれたから第2話の感想
- 君が心をくれたから第2話を視聴できる動画配信サービス
こちらの記事によって、「君が心をくれたから」を楽しむ手助けになれば幸いです。
君が心をくれたからの関連記事
君が心をくれたからの関連記事は次の通りです。