- 君が心をくれたからの結末はハッピーエンド？
- 君が心をくれたからの結末はバッドエンド？
- 逢原雨と朝野太陽には幸せになってほしい
- 君が心をくれたからの結末予想考察を知りたい
こちらの記事は、このような方に対して書いています。
筆者も、君が心をくれたからの結末が気になって仕方ありません。逢原雨と朝野太陽には、幸せになってほしいと思っています。
そのような訳で、こちらの記事では、君が心をくれたからの結末を予想考察します。
- 筆者が望んでいる君が心をくれたからの結末はハッピーエンド
- 君が心をくれたから予想できる結末4つ
- 君が心をくれたから最終回に奇跡が起こる可能性
こちらの記事によって、君が心をくれたからを楽しんでいただければ幸いです。
なお、こちらの記事の内容を引用や参考資料として紹介される場合、必ず筆者に連絡の上、筆者の著作物であることを必ず明示して下さい。
万一、筆者に無断で記事の内容を紹介した場合、法的手段を執らせていただきます。
- 筆者が望んでいる君が心をくれたからの結末はハッピーエンド
- 君が心をくれたからの予想できる結末7つ
- 君が心をくれたから最終回に奇跡が起こる可能性
- 君が心をくれたから結末予想考察まとめ
- 君が心をくれたからの関連記事
筆者が望んでいる君が心をくれたからの結末はハッピーエンド
本ブログの筆者が望んでいる「君が心をくれたから」の結末は「ハッピーエンド」です。
そのハッピーエンドとは、五感を取り戻した逢原雨と朝野太陽が幸せになること。
二人の可哀想な様子を見ていたら、これ以外の結末を考えたくありません。
これは筆者の願望です。しかし第1話から第4話にある伏線により、起こりうる結末なのです。
そして、最終回に「ある出来事」によって、本当の奇跡が起きると予想しています。
伏線より考えられる君が心をくれたからの最終回、そして結末は次の通りです。
逢原雨が五感を失った後、朝野太陽は花火を完成させる。
その年の大晦日、朝野太陽は逢原雨の車椅子を押し、花火の見える場所に来ていた。
朝野太陽は、現地に到着したことを妹の朝野春陽に連絡する。
「おにい、着いたって」
娘の春陽に返事をした朝野陽平は、花火の打ち上げ作業を再開する。
やがて太陽の花火が打ち上がる。夜空に花が咲き、それはマーガレットのようにも見える。
「雨、約束を守ったよ。君が心をくれたから花火を作ることができたよ」
逢原雨に届くはずもないのに、大声で叫ぶ朝野太陽。
一方、逢原雨の体内は花火の「ドン」という振動を受けていた。
その振動によって、逢原雨は朝野太陽の言葉を思い出す。
「雨ちゃんと逸れたら、爆竹鳴らすね」
ずっと続く体内に響き渡る振動によって、今度は朝野太陽と交わした約束が思い浮かぶ。
「10年後の約束？」
「うん。10年後の大晦日、一緒に花火見に行こうよ。俺の作った花火、見せたいんだ」
それをきっかけに、失いかけていた朝野太陽との思い出が堰を切ってあふれ出す。
突然、聴覚を取り戻す逢原雨。花火の音の大きさに驚き、逢原雨は耳を塞ぐ。
そして恐る恐る顔を上げると、逢原雨の目前には数多の花火が咲いていた。
逢原雨の目から涙がこぼれる。
逢原雨の異変に気づいた朝野太陽が、彼女を気遣う。
すると逢原雨の口が開き――――
「太陽君」
そう言うと逢原雨は手を伸ばし、朝野太陽の顔に触れる。彼女の手は、朝野太陽の肌の温もりを感じていた。
久しぶりに見る朝野太陽は目を丸くしている。
嬉しさのあまり太陽に抱きつく逢原雨。朝野太陽の髪や服から懐かしい火薬の匂いがする。
「太陽君」
逢原雨に起こった奇跡に、いつまでも喜ぶ二人。
離れた場所で、その様子を案内人の二人は見ていた。
「でも、どうして雨ちゃんの五感は戻ったんですか？ 日下さん、何かしたんですか？」
日下に尋ねる千秋。
「私は何も。奇跡が起きたのでしょう。そもそも奇跡は、常識で考えては起こりえない不思議な出来事。我々の考えが及ぶものではありません」
そう言って日下は微笑んだ。
時は過ぎ、大浦天主堂では結婚式が行われていた。
結婚の誓いをする、逢原雨と朝野太陽。
挙式後、外に出ると参列者が花びらをまいて祝福する。
その中には、最近いい感じの望田司と朝野春陽の姿もあった。
やがて晴れているのに、雨が降り出した。
天泣――――天泣には変な迷信があってさ、晴れた空から雨が降っているとき、赤い傘に入っていた二人は、運命の赤い糸で結ばれるんだって。
「太陽君。あの迷信、嘘じゃなかったね」
隣に立つ朝野太陽を見上げて、逢原雨は微笑んだ。
過去の台詞の引用元：君が心をくれたから 1月8日(月)放送分 第1話 赤い傘と花火の約束｜ドラマ｜見逃し無料配信はTVer！人気の動画見放題
以上が、伏線より考えられる君が心をくれたからの最終回、そして結末です。
逢原雨が五感全てを失うようになると考えました。その方が奇跡が起きた時、より一層のカタルシスがあるからです。
また脚本家の宇山佳祐さんは、きっと雨の五感を全て奪うだろうと思いました。
一応調べてみましたが、五感を失っても体内の内臓には刺激を感じるそうです（間違っていたら申し訳ありません）。
もしも五感を失うと、内臓も振動を感じない場合、視覚または聴覚のいずれかが残ると考えられます。
その場合でも、筆者の予想する君が心をくれたからの最終回と結末は変わりません。
その場合でも花火の音、その美しい様によって約束が思い浮かんだ瞬間、五感を取り戻すという奇跡が起きると考えられるからです。
この出来事は、第1話の「雨ちゃんと逸れたら、爆竹鳴らすね」という爆竹に関する一連の内容より、十分考えられるものです。
そして、これが本当の奇跡だと筆者は考えています。
君が心をくれたからの脚本家の宇山啓佑さんと意見は違うかもしれませんが、奇跡というのは神様から与えられるものではなくて、人が一生懸命に何かをした結果起きるものだと、筆者は考えています。
そのため、登場人物の誰かの犠牲によって起きるのは奇跡でなく、代償行為に似たものだと思いました。つまり、犠牲によって齎されるものは奇跡ではないのです。
また綺麗ごとかもしれませんが、誰かの犠牲によって齎される幸せは、本当の幸せではないと思います。
もちろん、逢原雨と朝野太陽に幸せになってほしいですが、他の登場人物が犠牲になるのは見たくありません。
そのように考えた結果、朝野太陽が「逢原雨に戻ってきてほしい」という気持ち――心――によって、本当の奇跡が起きる方が良いと思い、先述のような最終回（結末）を予想しました。
おそらく筆者の予想は外れ、君が心をくれたからの最終回は違うものになるでしょう。
それでも逢原雨と朝野太陽の幸せを祈っています。
▼2024年3月5日追記
ようやく奇跡について、ある程度考えがまとまりました。
多分、ドラマ「君が心をくれたから」における奇跡とは、「偶然出会った二人が、お互いを思いやり、相手の幸せを願うこと」だと考えられます。
そして、二人が思いやりを与え合ったとき、本当の奇跡が起きるのではないでしょうか？
しかし、この「思いやりを与え合ったとき」というのは、朝野太陽と逢原雨が両想いになることではありません。
逢原雨の五感がすべて失われ、朝野太陽が約束を果たすことです。
これを神様――劇中では「天」と呼ばれていましたね――は見たいと考えられます。
つまり、逢原雨の五感がすべて失われ、朝野太陽が約束を果たすことにより、天は本当の奇跡を「ご褒美」として与えるということです。
そう考えると、第1話における日下の台詞「この奇跡を受け入れるのなら、朝野太陽君を助けましょう」の違和感も解決します。
こちらの日下の台詞は明らかにおかしいんですよね（7回目の視聴で気づきました）。
多くの方は、朝野太陽を助けることを奇跡だと考えているはずです。
しかし先述の台詞では、奇跡――五感を失うこと――と朝野太陽を助けることは分けられているのです。
また、第1話で意識を取り戻した朝野太陽に対して、相原雨は「奇跡なんてないよ」と答えていました。
これは「朝野太陽が助かったのは奇跡ではない」と言っているのではないかと。
このように本作における「奇跡」とは、「逢原雨。あなたは五感を失っても朝野太陽を思いやることはできるか？ そして朝野太陽。あなたは自分のために五感を失った逢原雨を思いやることはできるか？」という試練および、これを乗り越えた後に授けられるものだと考えることができます。
君が心をくれたからの予想できる結末7つ
君が心をくれたからの予想できる結末は次の通りです。
- 五感を取り戻した逢原雨は朝野太陽と結婚する
- 五感を失う前に、逢原雨と朝野太陽は結婚する
- 朝野太陽は五感を失った逢原雨の世話をする
- 誰かの犠牲により逢原雨は五感を取り戻す
- 奇跡をなかったことにする
- 新たな命を授かる
- 〇後の世界で結ばれる
君が心をくれたからの結末は、このようになると予想できます。それぞれの詳細は下記をご覧下さい。
結末予想1：五感を取り戻した逢原雨は朝野太陽と結婚する
君が心をくれたからの結末で、五感を取り戻した逢原雨と朝野太陽は結婚すると考えられます。
これは空想考察ではありません。また筆者の願望による産物だけではありません。
実は、れっきとした根拠があります。
それは君が心をくれたから第1話から第4話に散りばめられた伏線です。
君が心をくれたから第1話から第4話の伏線は次の通りです。
- 第1話のオープニングイメージ
- 天泣のくだり
- 雨と太陽の10年後の約束
- 爆竹のくだり
- 第2話のマカロン
- 第3話の絵馬
- 第4話の観覧車
- 第4話のマーガレット
- 逢原雪乃はベール
- 逢原霞美はカスミソウのブーケ
- 母親との暮らしはブーケトス
- その他もろもろ
これらの伏線により、君が心をくれたからの結末では雨と太陽が結婚して幸せになると予想できます（各話を、最低3回ずつ見返すと伏線に気づけるはずです）。
そのため、二人が結婚する結末は筆者の願望だけではありません。
ちなみに何らかの方法により、雨が五感を失う理由――太陽の命を救うため――を知ったとしても、バッドエンドにならないと考えられます。
なぜなら千秋がいるからです。
彼女が太陽の母親であっても、そうでなくても雨の意志を尊重し、彼の不幸を止めると考えられます。千秋という人物は心の熱い人なので、間違いなく雨の意志を尊重するでしょう。
このような理由により、太陽が雨の五感を失う理由を知っても、バッドエンドにならないと考えられます。
そのため、筆者の予想する最終回のエピソードにおける太陽の台詞が「雨ちゃん、約束を守ったよ。君が心をくれたから花火を作ることができたよ」になっているという訳です。
▼2024年3月18日17:00追記
ただし第1話冒頭の大浦天主堂のシーンがバックストーリーの場合、この結末にならないと考えられます。
大浦天主堂のシーンがバックストーリーの場合、結末は生きる希望により笑顔になっている逢原雨が描かれるはずです。
例えばパティシエに戻った雨が笑顔で働いているようなシーンで終わるのではないでしょうか？
パティシエに戻れば、第8話での逢原雨と朝野太陽の会話が、伏線として回収されるので一石二鳥になります。
結末予想2：五感を失う前に逢原雨と朝野太陽は結婚する
君が心をくれたからの結末で、五感を失う前に逢原雨と朝野太陽は結婚すると考えられます。
これは空想考察ではありません。また筆者の願望による産物だけではありません。
実は、れっきとした根拠があります。
それは君が心をくれたから第1話から第4話に散りばめられた伏線です。
君が心をくれたから第1話から第4話の伏線は次の通りです。
- 第1話のオープニングイメージ
- 天泣のくだり
- 雨と太陽の10年後の約束
- 爆竹のくだり
- 第2話のマカロン
- 第3話の絵馬
- 第4話の観覧車
- 第4話のマーガレット
- 逢原雪乃はベール
- 逢原霞美はカスミソウのブーケ
- 母親との暮らしはブーケトス
- その他もろもろ
これらの伏線により、君が心をくれたからの結末では雨と太陽が結婚すると予想できます（各話を、最低3回ずつ見返すと伏線に気づけるはずです）。
そのため、二人が結婚する結末は筆者の願望だけではありません。
▼2024年2月27日追記
形だけでしたが、こちらの筆者の考察は当たりました。ありがとうございます。
結末予想3：朝野太陽は五感を失った逢原雨の世話をする
君が心をくれたからの結末で、朝野太陽は五感を失った逢原雨の世話をすると考えられます。
一応この場合でも、雨の意志は尊重されています。また、雨の世話をすることにより、太陽も報われるはずです（そう断言できる方は人ではないと思います）。
このように雨と太陽の意志が尊重されるという形で、君が心をくれたからの結末にすると考えられます。
結末予想4：誰かの犠牲により逢原雨は五感を取り戻す
君が心をくれたからの最終回で、誰かの犠牲により逢原雨は五感を取り戻すと考えられます。
その場合、犠牲を払う登場人物は次の通りです。
- 朝野太陽
- 千秋
- 日下
彼らのうち誰かが犠牲を払い、逢原雨の五感を取り戻すと考えられます。
ただ朝野太陽が犠牲を払う場合、逢原雨の第1話から最終話まで辛い思いや行動が全て無駄になってしまいます。
果たして我々視聴者は、どのような悲劇を見せられるのでしょうか？
映画くらい作り込まれているドラマなので、たとえバッドエンドだったとしても、傑作だと思える最終回を期待しています。
結末予想5：奇跡をなかったことにする（2024年2月10日）
君が心をくれたからの最終回で、奇跡をなかったことにする可能性があると考えられます。
これは、第1話で奇跡に関する説明で示唆されいていました。
「断れば〇ぬ」という部分です。
このことより、君が心をくれたからの最終回で、奇跡をなかったことにする可能性があると考えられます。
この場合、先述の「誰かの犠牲により逢原雨は五感を取り戻す」に該当し、朝野太陽が〇を選択することによって起きる出来事です。
映画「君と100回目の恋」や映画「いま、会いにゆきます」、そしてドラマ「妻、小学生になる」と同じ結末です。
しかし、これらの作品とは違い、ドラマ「君がくれたから」における、この結末は大きな穴があり、物語として駄作になるという欠点があります。
それは逢原雨が完全に成長できない可能性です。
逢原雨は、生きることを後ろめたく思っていました。
五感を失えば「〇んだも同然」になるのに、躊躇せず彼女は朝野太陽に五感与えるのは、もちろん朝野太陽が大切な存在というのもあります。
しかし、彼女が生きることを後ろめたく思っているからこそ、できる決断だと言えるのです。
ところが、朝野太陽が「逢原雨に生きていてほしい」という理由で、奇跡をなかったことにした場合、逢原雨は生きることを押し付けられることになります。
また感覚を失う度に逢原雨は大切なこと――おそらく脚本家の方は生きたいという気持ちを描いているつもりだと思われます――を学びます。しかしドラマ「君が心をくれたから」の場合、それは朝野太陽や逢原雪乃が生きていることことが前提になっているものがほとんどです。
そのため奇跡をなかったことにすると、逢原雨は学びよりも失うものの方が大きいということになります。
そして逢原雨は、生きることを後ろめたく思ったままの状態――いくら朝野太陽が望んだことでも、好きな人間の命を助けられなかったという想いも残る――なのです。
もちろん好きな人間の〇を乗り越えるので、逢原雨は成長したと言えますが、それでも生きることを後ろめたく思っていることを解決したとは言えないでしょう。
先述の同じ結末の作品の場合、このような欠点はありません。
例えば映画「君と100回目の恋」の場合、諦めの悪い主人公は最後に諦めることを知ります。
残りの2作品も同様で、主人公は何かしらの問題を解決しています。
このように同じ結末の作品の場合、ドラマ「君が心にくれたなら」のような欠点はありません。
先述の通り、逢原雨は感覚を失う度に大切なことを学びます。
仮に筆者の主張が「逢原雨は生きていたいという気持ちを学んでいる」とか「1分1秒大事にしないといけない」だったとしても、生きていたいと思わせる人物がいなくなった場合、それでも主人公は生きていたいと思えるでしょうか？
主張を押し通し無理矢理こじつけて、物語を終結させることはできます。
そして、相手を想い悲しい選択をすることによって、視聴者を号泣させることには成功するでしょう。
しかし、これでは主人公が変化したとは言えず、そのため物語としては駄作になるという訳です。
それに奇跡をなかったことにするというのは、映画「STAR WARS スカイウォーカーの夜明け」のパクリになりますし（スカイウォーカーの夜明けでは、主人公レイに命を与えられたベン・ソロ（カイロ・レン）が、〇にかけている彼女を助けるために命を返します）。
ちなみにベン・ソロがレイに命を返すことはライトサイドへの帰還 ――つまり主人公レイの主張に同意する――という重要な意味があります。
ところが奇跡のキャンセルは、第1話から最終回までの逢原雨の主張と努力を否定することになります。
また、奇跡のキャンセルにおいて「朝野太陽の存在を無くせば、逢原雨が救われる」という考え方もありますが、これは映画「スパイダーマン ノーウェイホーム」の完全なパクリです。もはやオマージュというレベルではありません。
自分の好きな作品を詰め込むということが、近年作家の間で流行っているようです。しかし、それは最早オリジナル作品とは言えないでしょう。
このように筆者は、奇跡をなかったことにするという結末に対して、このような危惧を感じていますが、きっと宇山佳祐先生は筆者の想像を遥に超える感動的な結末を用意して下さることでしょう。
その感動的な結末を期待しています。
結末予想6：新たな命を授かる（2024年2月10日）
君が心をくれたからの最終回で、新たな命を授かる可能性があると考えられます。
これに関する伏線はありません。
あるとすれば次の通りです。
- 聖母マリア像（第1話）
- 家族旅行（第6話）
- 母親を許す雨（第6話：いわゆる神格化。本作では母親になれる状態）
- 逢原雪乃の他界（第6話：いわゆる神格化。本作では母親になれる状態）
- 夜のシーン（第7話）
これらが、雨が母親になるという伏線だと考えられます（特に第6話の家族旅行は色々考えられますが、1つは逢原雨の未来の姿を示唆するものではないかと。そのため彼女が母親や祖母になる可能性があるという訳です）。
しかし、これは先述の「奇跡をなかったことにする」の欠点を回避できる結末です。
なぜなら逢原雨の生きる必然性ができるからです。
先述の通り、逢原雨は生きることを後ろめたく思っています。
それなのに奇跡をなかったことにした場合、彼女が抱える問題を解決したことにはなりません。
たとえ脚本家の方が雨の問題は、解消されたと主張されても、それは非常に説得力の欠けるものです。
ところが新たな命を授かれば、逢原雨は生きなければならなくなります。
また、彼女は心から生きたいと思うのではないでしょうか？
そして逢原雨と朝野太陽が、奇跡をなかったことにする理由も説得力が増します。
そうすれば二人の奇跡をなかったことにするという選択は、決して悲しいものではなく、新しい命の未来――希望――になります。
これらのことより、君が心をくれたからの最終回で、新たな命を授かる可能性があると考えられます。
結末予想7：〇後の世界で結ばれる（2024年2月20日）
〇後の世界で結ばれるという可能性も考えられます。
これは脚本家の宇山佳祐さんの過去作品「今夜、ロマンス劇場で」の結末と同様です。
このことより、君が心をくれたからの最終回に、〇後の世界で結ばれるという可能性も考えられます。
▼2024年3月18日追記17:30追記
一見ハッピーエンドのように思えますが、この場合バッドエンドです。
あるかないか分からない世界で、二人は「幸せになった」と言われて納得できる人が、どれだけいるでしょうか？
結末予想8：夢を叶え約束を果たしている（2024年3月18日追記）
ドラマ「君が心をくれたから」の結末は、逢原雨と朝野太陽が夢を叶え、約束を果たしていると考えられます。
これは空想考察ではありませんし、筆者の願望による産物だけではありません。
実は、これにも歴とした根拠があります。それは次の通りです。
- 第1話の長崎に戻ってきたばかりの逢原雨
- 第8話のキャンドルのシーン
- 第9話で花火を見ることができなかった逢原雨
これらが根拠であり、結末の伏線になっていると考えられます。
第1話の長崎に戻って来たばかりの逢原雨は、生きることに後ろめたさを抱いていました（つまり生きる希望を無くしていました）。
第8話でのキャンドルのシーンでは、逢原雨と朝野太陽が新たな約束をしました。
また第9話で、朝野太陽は逢原雨に花火を見せられていません。つまり、逢原雨と朝野太陽は未だ約束を果たしていない状態なのです。
これらのことを踏まえた上で、結末を考えると逢原雨と朝野太陽が夢を叶え、約束を果たしていると考えられるという訳です。
君が心をくれたからの脚本が二転三転していることを考えると、このような結末になるはずです。
例えば映画「スパイダーマン ノーウェイホーム」をオマージュし、イートインスペースのあるケーキ店で働く逢原雨、そして彼女の作ったケーキを食べる朝野太陽が描かれるかもしれませんね（脚本家の宇山佳祐さんは、どうやら本作に様々な作品の「良い所」を詰め込んでいるようなので、全くの見当違いな発想ではないと思います）。
君が心をくれたから最終回に奇跡が起こる可能性
君が心をくれたから最終回に、奇跡が起きる可能性はあると考えられます。
ただし希望的観測でしかありません。
なぜなら脚本家の方は悲劇好きみたいだからです。
脚本家の宇山佳祐さんは、いくつか小説を出されています。
筆者は宇山佳祐さんの作品を読んだことがないのですが、噂によると作品は悲劇ばかりらしいです。
それは、それで面白いのですが。
このような理由により、君が心をくれたから最終回に、奇跡が起きる可能性はあると考えられますが、希望的観測でしかありません。
そして奇跡が起きたとしても、悲劇で終わる可能性が高いと考えられます。
君が心をくれたから結末予想考察まとめ
こちらの記事では、君が心をくれたから結末予想考察を紹介しました。
- 筆者が望んでいる君が心をくれたから結末はハッピーエンド
- 君が心をくれたから予想できる結末4つ
- 君が心をくれたから最終回に奇跡が起こる可能性
こちらの記事が、君が心をくれたからを楽しむきっかけになれば幸いです。
君が心をくれたからの関連記事
君が心をくれたからの関連記事は次の通りです。
