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朝ドラ「虎に翼」第3話のあらすじとネタバレなし感想考察【ふたつの運命の出会いが素晴らしい】

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  • 朝ドラ「虎に翼」は面白いの?
  • 朝ドラ「虎に翼」第3話のあらすじは?
  • 朝ドラ「虎に翼」第3話の感想を共有したい
  • 朝ドラ「虎に翼」第3話の考察を読みたい

こちらの記事は、このような方に対して書いています。

2024年4月1日より、NHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」が始まりましたね。

本日、筆者も朝ドラ「虎に翼」第3話を視聴しました。

先日の第1話では、第1週「女賢しくて牛売り損なう?」の第一幕が描かれました。そして火曜日から木曜日まで第二幕が描かれるはずです。

そうであれば週の真ん中である水曜日は、第1週「女賢しくて牛売り損なう?」のミッドポイント!

ミッドポイントでは、主人公の主張や目的が打ち砕かれる重要なイベントです。果たして寅子に何が起きたのでしょうか?

そのような訳で、こちらの記事では、朝ドラ「虎に翼」第3話のあらすじとネタバレなし感想を紹介します。

記事の内容
  • 朝ドラ「虎に翼」第3話のあらすじ
  • 朝ドラ「虎に翼」第3話のネタバレなし感想
  • 朝ドラ「虎に翼」第3話の考察

こちらの記事によって、朝ドラ「虎に翼」を楽しんでいただければ幸いです。

目次

朝ドラ「虎に翼」第1週のあらすじ

朝ドラ「虎に翼」第1週のあらすじは、次の通りです。

昭和6年。女学校に通う猪爪寅子(伊藤沙莉)は、父・直言(岡部たかし)と母・はる(石田ゆり子)に次々とお見合いをさせられる。女学校を出たら結婚し、子を産み、家庭を守るべし。そんな考えに納得できない寅子は、猪爪家の下宿人・優三(仲野太賀)が通う大学で、法律に出会う。明律大学女子部法科。教授・穂高(小林薫)の言葉から、女性が法律を学ぶ場所があると知った寅子は、母の反対をよそに、弁護士への道を歩み始める。女性初の弁護士、のちに裁判官となった女性とその仲間たちの物語がいよいよ始まります!

引用元:あらすじ 第1週「女賢しくて牛売り損なう?」 - 虎に翼 - NHK

朝ドラ「虎に翼」第1週のあらすじは、このような内容です。

朝ドラ「虎に翼」第3話のあらすじ

朝ドラ「虎に翼」第3話のあらすじは、次の通りです。

猪爪家には、書生の佐田優三が下宿しています。

早くに両親を亡くした優三は、父の遺志を継いで弁護士を目指し法律を学んでいました。

しかし、高等試験司法科(現在の司法試験)に落ち、昼は寅子の父・直言の勤める銀行で働きながら、明律大の夜間部に通う浪人生活を続けていました。

そんなある日のことです。寅子は、そんな優三に弁当を届けに行きます。

大学に着き、優三のいる教室を見つけた寅子は、入り口のガラス窓から中の様子をのぞき込みました。

そして「婚姻状態にある女性は無能力者」という言葉を聞き、驚いた寅子は思わず「は?」と大声をあげてしまいます。

教室中の学生に注目される寅子。寅子は講師の桂場等一郎に問い詰められます。

慌てた様子の優三によって、寅子は帰らされそうになりますが、そこに現れた穂高重親に「ある提案」をされました。

そのおかげで、希望を見出した寅子は――

朝ドラ「虎に翼」第3話のあらすじは、このような内容です。

この後、本ブログの筆者が、思わず苦笑いしてしまう意外な出来事がおこります。

果たして、朝ドラ「虎に翼」第3話の結末で、寅子に何が起こるのでしょうか? ぜひドラマ本編をご覧になって、ご自身の目と耳でご確認下さい。

朝ドラ「虎に翼」第3話のネタバレなし感想

朝ドラ「虎に翼」第3話の感想は、次の通りです。

  • 感想1:やはり脚本が秀逸
  • 感想2:ふたつの運命の出会いが凄い
  • 感想3:無能力者に込められた皮肉にニッコリ
  • 感想4:やはり米谷花江は面白い

朝ドラ「虎に翼」第3話を視聴し、このような感想を抱きました。

第3話の脚本も秀逸でした。それについては後述の考察をご覧下さい。

それにしても、今回は皮肉たっぷりで白かったですね。

第2話の終盤に登場し、第3話のキーワードになっている「無能力者」に思いっきり皮肉が込められていました。

法律では、婚姻している女性は無能力者――戦前、様々な行為を制限されていました――として扱われている一方、実際に猪爪家で権力を握っているのは、寅子の母・はるという形で。

それを寅子の父・直言が妻を恐れ、娘に不審がられる様子を描くことによって、より一層滑稽さが増しています。

「男性なんて外では威張っているけど、家の中ではこの程度」と言わんばかり。

きっと視聴者の大半を占めている女性は、第3話を見て共感されていたでしょうね。

そして、やはり米田花江は面白いですよね。彼女の台詞には今回も笑わされました。

「違う、何かをする時は、したたかにしたほうが良いって事」

確か、このような台詞だったはずです。これを聞いた時、思わず笑ってしまいました。

花江は最終回まで、レギュラーとして登場してほしいです。お願いします。

朝ドラ「虎に翼」第3話の考察【ふたつの運命の出会いの仕掛けが素晴らしい】

今回は、第3話で描かれた「ふたつの運命の出会い」の仕掛けについて考察――というより素晴らしさについて紹介します。

まず結論を。

第3話の素晴らしい点は、共通の出来事によって、主人公「寅子」とシャドウ「花江」の価値観の違いが明らかになることです。

第3話では、ふたつの運命の出会いについて語られます。1つ目は寅子と法律家への道。そして2つ目は米田花江と寅子の兄。

これらの運命の出会いは、忘れ物(両方とも、お弁当)という共通の出来事によってもたらされます。

ところが、これまで同じ道を歩んでいた寅子と花江――2人の女性の運命は別々になるのです。

どうやら名前や外見等より、花江は寅子のシャドウのようです。シャドウとは登場人物の役割の1つで、主人公の影として描かれます。分かりやすく説明すると、主人公と正反対の価値観を持っている登場人物が、シャドウです。

このように第3話で、主人公とシャドウは共通の出来事を通して、価値観の違いにより正反対の道を歩む様が描かれています。

この対比をほぼ説明台詞を使わず、描かれている点が第3話の素晴らしい点です。

この辺の話は、登場人物の役割を知っていると、映像作品や小説などに対する理解は深まりますし、より一層楽しめるようになります。

それにしても寅子と花江の会話シーンは、めちゃくちゃ面白いですよね。

花江:「この事から、何か分かる?」

寅子:「花江ちゃんが、えげつない女だって事?」

花江:「違う、何かをする時は、したたかにしたほうが良いって事」

もう、漫才じゃないですか。

まとめ

こちらの記事では、朝ドラ「虎に翼」第3話のあらすじとネタバレなし感想考察【ふたつの運命の出会いが素晴らしい】を紹介しました。

記事の要約
  • 朝ドラ「虎に翼」第3話のあらすじ
  • 朝ドラ「虎に翼」第3話のネタバレなし感想
  • 朝ドラ「虎に翼」第3話の考察

こちらの記事が、朝ドラ「虎に翼」を楽しむきっかけになれば幸いです。

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